そして土浦へ 霞ケ浦の旅
みなさん、こんにちは。
いよいよ「疾風の茨城編」に突入した関東ふれあいの道一周です。
前回は「水の恵みと水田地帯のみち」26.5kmのゴール、古渡橋でガリガリ君を食べて休憩したところまででした。
ここです。
「水の恵み」とコース名についているだけあって、行けども行けども水ばかり。
5月にしては暑い日だったこともあって、かなり疲れてしまいました。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
で、次のコースが「水の恵みを知るみち」・・・
(*´Д`) いやもう十分知りましたから!
ということで、再び霞ケ浦沿いに土浦を目指します。
これでもか水の恵み
ガリガリ君とコーラで少し疲れを癒したのち、再び走り始めます。
ちなみに、ぼくの中ではこの二つを同時に飲み食いするのは、かなりのぜいたくを意味します。
ガリガリ君の冷たさと、コーラの爽快感がコラボして、この上ない幸福感・・・
もちろんガリガリ君はソーダ味です。
古渡橋のそばには古渡口バス停があります。
ここを後にすると、再び霞ケ浦沿いに進みますが、ときどき内陸に入ったりします。
一面の原っぱです。
でなければ、こんな感じの水田地帯。
やはり水の恵みたっぷりです。
このへんのふれあいの道の標識は、短いポエムが添えられていて楽しい。
小さな港みたいな場所もあります。
すこし景観に変化が出てきて、元気が戻ってきました。
途中に休憩所がありました。少し休みます。
ここで自転車の女の人と一緒になりました。
彼女は霞ケ浦を一周中とのこと。自転車はやっぱり速い!ちょっとうらやましくなりました。
ここからは再び霞ケ浦沿いの道です。
そして、これでもかと言わんばかりに押し寄せてくる水の恵み。
しかし、ようやく水面の向こうに土浦の町が見えてきました!
キタ━( ´∀`)━!
そうこうするうちに、「水の恵みを知るみち」の撮影ポイントである水原水神宮に到着しました。
ここで15時52分、41.73kmでした。
水の神様に、お参りしておきましょう。
そして夕焼けの土浦へ
水神宮を過ぎると、こんな廃墟風の施設がありました。
なんだろう。
ぼくはこういうロスト・インダストリー風の遺物が好きなので、興味があったのですがよく分かりません。なにかの積み出し施設のようでした。
注意して見ると、湖には小さな輸送船? も行き交っていました。
このあたりまで来ると、はるか向こうに見えていた土浦の街が、かなり近くになってきました。
土浦の街の後ろには、筑波山も見えますね。
そのうちあの山にも登ります。
(* ´ω`) まだまだ遠いなー
いよいよ本日最後の「予科練のみち」に入りました。土浦までは13kmです。
すでに閉館時間となっていました。
またいつか来よう。
さらに進むと、霞ケ浦総合公園に到着しました。
キレイな風車があります。
幸せの鐘も鳴らしてきました。
汗だくでザックを背負ったおっさんには似つかわしくないですが・・・
ここを過ぎると、もう土浦の街はすぐそこです。
夕焼け空の下に、土浦が見えてきました。
田んぼの水面に空が映って、まるで絵のようでした。
土浦の街を東西に流れる桜川の河口に到着しました。
川をさかのぼって、本日のゴールである匂橋を目指します。
川の向こうに、土浦の街が見えます。夕暮れの中に、ともり始めた灯りが輝いていました。
電車の音や、人の声が遠く聞こえてきます。
旅が終わって、帰ってきたのだと実感します。
匂橋に到着しました。
古い造りの、風情のある橋です。
今日の旅はここで終わり。あとはゆっくり歩いて土浦の駅から帰ります。
途中で、2匹の黒猫を見つけました。
それはいかにも抒情的で、夕暮れ時の裏路地にふさわしい光景でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は学研都市から筑波山を旅します。
それでは、また。
(= ´ω`)ノ バイバイ
次回の学研都市へ向かう旅はコチラ⤵
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霞ケ浦湖畔を行く 疾風の茨城編始まる!
みなさん、こんにちは。
ふれあいの道一周の旅も、いつしか神奈川、千葉が終了し、とうとう「疾風の茨城編」へと突入しました!
「驚愕の千葉編」の終わりはコチラ⤵
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さて、全体図を見てみましょう。
うーん。こう見ると、なんだか本当に一周できそうな気がしてきました。
あの長い千葉県を走り切ったことで、一周に現実味が出てきたぞ。
(*´ω`*) うんうん
では、今回の細部ルートです。
今回は、延々と霞ケ浦のほとりを走るルートです。
利根川にかかる水郷大橋からスタートして「水の恵みと水田地帯のみち」26.5km、「水の恵みを知るみち」22km、「予科練のみち」13kmの3コース。約62km。
ゴールは土浦市を流れる桜川の匂橋です。
コース名のとおり、イヤというほど水の恵みを感じることができそう・・・
というわけで、平成28年5月8日に出発しました。
利根川から霞ケ浦へ
アクセスは千葉県側のJR佐原駅です。
朝6時過ぎの電車に乗って、到着したのは9時過ぎでした。
所要3時間、関東ふれあい基準では早いです。(キリッ)
なんだか温泉風のたたずまいです佐原駅。
ここから「水の恵みと水田地帯のみち」のスタート地点である利根川の水郷大橋に向かいます。
水郷大橋は大きな橋です。
橋の真ん中が県境です。いよいよ茨城県に突入!
(^ω^) わくわく
橋を渡り終えたら、しばらく利根川沿いを上流に向かって走りました。
雲ひとつない天気です。5月というのにかなり暑い・・・
1kmほど行くと、利根川から離れ、霞ケ浦のほうへと入っていきます。
一面の田んぼが広がっていました。
なんだか地平線が見えるぐらい開けてます。
やがて水路は川のようになり、その先に霞ケ浦の南端が見えてきます。
霞ケ浦のほとりには、葦の原が一面に広がっていました。
野鳥がたくさん見られるらしいです。野鳥を観察するための施設もあります。
ここを過ぎると、いよいよ本格的に霞ケ浦の岸辺に出ます。
思っていたより広いなあ。
まるで海のよう。
開放感たっぷりで、気持ちも高ぶってきました!
行けども、行けども湖
広々とした霞ケ浦の風景にわくわくしながら、湖畔の道を走ります。
(*´ω`*) 気持ちいい
右手に霞ケ浦を見ながら進みます。
こんな景色です。
広いなあ・・・
さらに走り続けます。
うーん。
だいぶ走った気がするのに、なんだか景色が変わらないぞ・・・
(*´Д`) ?
あれ、さっきも見たなこんな景色
行けども・・・
行けども・・・
同じ景色が見える・・・
(;´∀`) アハハ
目印がないから、どのあたりまで進んだのかもよくわからない。
そうこうするうちに、太陽は真上に登り、すっかり暑くなってきました。
しかも、この道は全く日影がない!
「水の恵みと水田地帯のみち」のゴールとなる古渡橋に着いたのは、予定よりも30分遅い13時ちょうどでした。
橋の向こうにコンビニを見つけたので、ガリガリ君とコーラで休憩です。
ようやく、一つ目のコースが終わったところですが、けっこう疲れてしまいました。
さて、これからどうなることやら。
この続きは次回に。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。
(= ´ ω`)ノ バイバイ
次回の土浦までの旅はコチラ⤵
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今ここにいます(29.5.19~21)
みなさん、こんにちは。
現在リアルで継続中のふれあいの道ですが、今回でとうとう栃木編が終了しました!
(ブログ本編はまだやっと千葉編が終了したところです)
(^ω^) うれしい!
前回は、足利から北に向かい、約45kmにも及ぶ連絡区間の途中で終了していました。
⇩前回の旅はこちら
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前回は、足利から北に向かい、巨石群を経て、約45kmにも及ぶ連絡区間(つまりコースとコースの間)の途中で終了していました。
今回はそこからスタートして、群馬県境へと向かう旅です。
東武佐野線の終点、葛生駅から佐野市の市バス「さーのって号」に乗ってスタート地点に向かいます。
バスを降りると、あとは延々と秋山川沿いのみちを15kmぐらい山越えです。
この日は5月なのに30度越えの暑さ!
2時間半ぐらい登ると、ようやく頂上付近に到着。
ここを下ると、45kmぶりにふれあいの道に復帰します。次のルートは、ここから見える一番高い稜線の方向です。
まだまだ遠い!
一時間ほど山を下ると、道標を見つけました!
(*´ω`*) 会いたかった・・・
ここから井戸湿原、そしてその先の、前日光ハイランドロッジを目指します。
ところどころ木道のある長い登りを進みます。暑さもあって疲れてきました。
井戸湿原には16時過ぎに到着。
湿原をぐるりと一周して、ハイランドロッジへ。
到着したのは17時を過ぎていて、営業は終了していたのですが、生ビールは飲むことができました。さらに、てんぷらの残りをサービスしてくれました!!
(* ´Д`) ありがとうございました!
その後、缶ビールを買って、見晴らしのいい場所で一杯。
皇海山の背後に沈む夕日を見ながら、最高のひと時でした。
翌朝、牧場に沿って伸びる小道を出発します。目指すは銅山で有名な足尾市街です。
緩やかな下り基調の、気持ちのいいトレイルを走りました。
そうこうするうちに、古峰ヶ原(こぶがはら)湿原に到着。
湿原を抜けると渓谷沿いのすばらしい道が続きます。
写真にも音が出ればいいのに。たえず水音を聞きながら下る素敵な道でした。
そしてとうとう足尾の町に到着します。9時前でした。
静かでいい町です。
しかしここで、重大ハプニング発生!
何とスマホ画面が真っ暗になってしまい、写真が取れなくなってしまいました。
Σ(゚Д゚) ええっ!
ということで、ここから先のルートは全く写真がありません。
ここから、足尾銅山の遺構を巡り、一山越えて栃木県最後のコースを進んだのですが、全く写真がない・・・
結局、ゴールの原向駅で電池切れと分かり、充電したので復活しましたが・・・
そんなこんなで、ここから電車に乗って帰りました。
また、この旅の詳細は、ブログ本編で書きますのでお楽しみに。
次からは、いよいよ関東ふれあいの道、最後の大ボス、群馬県に入ります!
ではまた
(= ´ ω `)ノ バイバイ
千葉を踏破! 利根川へ
みなさん、こんにちは。
(=´ω`)ノ
いよいよ「驚愕の千葉編」も、あと4ルート、約44kmを残すばかりとなりました。
前回は、JR成東駅から山武(さんぶ)杉の森を抜け、はにわ博物館で遊んだ後、印旛沼のキャンプ場でバーベキューをしました。
⇩前回の旅はこちら。
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今回は、印旛沼のほとりから利根川に向かって北上し、そこから利根川沿いに千葉県ふれあいの道の終点(起点)となる水郷大橋まで旅します。
ルートの細部です。
1日目ビバークしたキャンプ場からバスと電車を乗り継いで、「水鳥のみち」のスタート地点である甚兵衛渡しへ向かいます。ここから印旛沼沿いに進んでJR下総松崎駅まで。5.8kmの道のりです。
ここから「古墳をたずねるみち」に連結します。房総の村から龍角寺の周辺は一大古墳群が形成されているとのこと。
これは楽しみです。
このルートは利根川のほとりの龍正院で終了。15.2kmです。
龍正院からは「自然と歴史をたどるみち」です。JR下総神崎駅までの11.4kmのルート。
ここから千葉編最後のルートとなる「坂東太郎のみち」です。利根川沿いに11.3km進み、茨城県とつながる水郷大橋がゴールです。
キャンプ場で朝を迎えた平成28年5月15日にスタートしました。
昨日一緒にバーベキューした仲間たちとはここで別れ、今回は一人旅です。
豊かな水のほとりをゆく
今日も良い天気。
初夏のさわやかな空気のなか、Tさんがコーヒーをいれてくれました。
寂しいですが、みんなとはここでお別れ。
「水鳥のみち」のスタート地点となる甚兵衛渡しです。
もちろん今は渡し船はなく、松林の広がる公園となっています。
江戸時代の初め、重い年貢に苦しむ農民たちを救おうと、密かに江戸に直訴に向かった佐倉惣五郎という人のために、渡し守の甚兵衛さんは禁を破って船を出してあげました。
惣五郎を渡し終わった後、甚兵衛さんは囚われの身になるよりはと、雪の降りしきる印旛沼に身を投じたという悲しい伝説が残っていて、そのために甚兵衛渡しというらしいです。
(;_ ・) じんべえ・・・
甚兵衛と惣五郎の物語に思いをはせながら、出発します。9時ちょうどでした。
印旛沼のほとりの、豊かな水をたたえた水路の脇を進みます。
広々とした風景が広がり、開放感たっぷり。
田んぼにも水がたっぷり入っています。
夏にはきっと、緑に波打つ稲で満たされるでしょう。
このコースは短いので、すぐにゴールの下総松崎駅に到着しました。
ちょっと駅の中を覗いてみます。
木造の駅舎が、初夏の風景に似合いますね。
駅で10分ほど休んで、次の「古墳をたずねるみち」に向かいました。
古墳、お寺、古い街道
ここからは印旛沼から離れ、北へ進みます。
しばらく行くと、古墳を発見しました。
けっこう大きな古墳です。
ここから房総のむらに入っていきますが、そのなかには大小さまざまな古墳があります。小さなものは高さ30cmぐらいの大きさでした。
房総のむらから龍角寺までのみちは、奈良時代から使われている古い街道です。
まるで緑のトンネルのようになっているトレイルもありました。
もしかしたら、奈良時代からあまり景色は変わっていないのかもしれませんね。
そう考えると、なんだか胸が熱くなります。
街道の終わりに、龍角寺がありました。
時刻は10時半を過ぎた頃ですが、だいぶ暑くなってきました。
境内の日陰で一休みします。
この後、田んぼが広がる平地を走り抜けると、とうとう目の前に・・・
\( ^o^)/ 利根川!
もう川の向こうは茨城県。
ずいぶん遠くまで来たなぁ・・・
あともう少し。再び元気が湧いてきます。
そこから50分ほど走ると、「古墳をたずねるみち」のゴールとなっている龍正院に到着しました。
暑い平地を走ってきたので、ちょっと疲れました。
ここでもまた、日影に腰を下ろし、靴と靴下を脱いで体を冷やします。
お腹が減ったので、持参したパンを食べ、お昼ご飯にしました。
千葉の旅の終わり
さあ、いよいよ千葉のふれあいの道も残すところ2ルート。
13時05分に龍正院を出発し、まずは「自然と歴史をたどるみち」に入ります。
このルートは、いくつかの神社やお寺を通り過ぎますが、全般的に市街地の舗装道なので、けっこう長く感じました。
中間地点にある楽満寺です。
境内の緑を見るとほっとします。ここには14時に到着。
この後、少し道を間違えてしまいますが、15時過ぎに下総神崎駅に着きました。
ふれあいの道では珍しい立派な駅が、旅の終わりを感じさせます。
ここから2kmほど北に進むと、神崎神社という神社があり、その境内には、国の指定天然記念物となっている大クスがそびえていました。
写真に納まらないほど高い!
この大クスは、黄門さまが「この木は何じゃ?」と尋ねたので、別名「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれているそうです。
まあ、おもわず「なんだこれ?」って言いたくなるのも分かる。そのぐらい立派で、大きな木でした。
この神社のすぐそばに利根川が流れています。
堤防に登ると、川沿いにどこまでも道が続いていました。
古ぼけて、字も読めないぐらいになってしまったふれあいの道の標識が、国道の脇に立っているのは奇妙な光景でした。
この道標は前に紹介しましたね。
⇩その時の記事はこちら
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
ここからゴールの水郷大橋までは、9kmほど延々同じ風景が続きます。
(* ´Д`) うわぁ・・
くじけそうになる気持ちをぐっとこらえて、ゆっくり走りだします。
はるか向こうに見える水郷大橋がちょっとずつ近づいてくるのを励みに、心を無にして走り続けます。
途中、横を走る国道356号線を、暴走族の皆さんが走りすぎていきました。
5~6波ぐらいに分かれ、それぞれ50人ほどいたような見当ですから、総勢200~300人ぐらいでしょうか。
最近あまり見なかったので、ちょっとびっくりしました。
いよいよ、水郷大橋がすぐ近くに迫ってきました。
あと少し!
そしてとうとう・・・
ゴールしました!
水郷大橋です!
思えば、平成27年の8月22日から始まった「驚愕の千葉編」ですが、約9カ月、計6回かかってようやくここまでたどり着きました。
最初は千葉の山の中でフラフラになって終了したことを思い出します。
⇩これです
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そこから約300km。秘境感あふれる山のなかや、荒々しい海に面した断崖、広々とした九十九里浜、内陸部の穏やかな里山など、前回の神奈川にも負けない変化に富んだ風景を走り抜けてここまで来たのだと思うと、ちょっと感無量になりました。
ほんとうに、いいところだったなぁ・・・
やっぱり、自分の足でたどったからこそ、それを実感します。
旅を続けて良かった・・・
ひとしきり、利根川を見ながら感慨にふけると、ゆっくり歩いて駅まで向かいます。
お腹が減ったので、ラーメンとビールで一人慰労会をしました。
これで、ぼくの千葉の旅は、ひとまず終わりました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回からは「疾風の茨城編」が始まります。
楽しみにしていてください!
ではまた。
(= ´ ω`)ノ バイバイ
「疾風の茨城編」のはじまりはコチラ⤵
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印旛沼でバーベキュー
(写真:印旛沼と夕日)
みなさん、こんにちは。
(= ´ ω `)ノ
前回は、雄蛇ヶ池から食虫植物群落をへてJR成東駅まで旅しました。
⇩前回の旅はこちら。
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気付くと、千葉編ももはや残すところ100kmを切ったようです。
ビバークをして土日で計画すれば、一気に千葉を抜けることができるかも。
ということで、今回は迷わずビバークすることに決めました。
全体図ではこんな感じです。
細部のルート(1日目)はこんな感じです。
JR成東駅を出発し、古和本郷のバス停までが「山武杉のみち」、8.6kmです。
見所は、うっそうと茂る山武杉(さんぶすぎ)の森ですね。
古和本郷のバス停からは「埴輪と遊ぶみち」7.9kmに連結します。
ここ芝山町は古墳が多数あり、ハイライトははにわ博物館です。時間があれば、中に入ってみたいなあ。
で、ビバーク地点ですが、なかなかいい場所がない。そんな中で見つけたのが、印旛沼のほとりにあるサンセットヒルズというキャンプ場でした。
「埴輪と遊ぶみち」の次のコースが、芝山町から少し離れた印旛沼のほとりからスタートになっていて、連結区間のちょうど真ん中あたりにキャンプ場があるような感じです。ここはバスで移動してキャンプ場に急ぐことにします。
なかなか良い施設のようです。ホームページを見ると、キャンプ場でバーベキューセットをレンタルできるみたい。
で、友達に声をかけてみると、キャンプ場でバーベキューしようということになり、しかもそのうちのTさんは、ふれあいの道にも付き合ってくれるとのこと。
(^ω^) うれしい!
そんなわけで、今回はにぎやかな旅となりました。
山武杉の森を抜けて
JR成東駅に到着したのは、平成28年の5月14日、8時47分。
初夏のさわやかな朝です。
ここで、今回の旅を同行してくれるTさんと落ち合いました。
駅のコンビニで昼食や水などを買ったのち、9時10分に「山武杉のみち」をスタートします。
成東駅の近くに、おもしろい壁画が描かれている建物を発見。
まるでトリックアートのようです。
盆栽は本物ですが、水をやっている人影と蝶々は立体的に描かれた絵でした。
駅近くの住宅地を抜けて、まずは撮影ポイントの光明寺を探します。
すぐに到着しました。
境内には、「マラソンの碑」と書かれた石碑が建てられていました。見ると、高橋尚子さんがここで合宿したとのこと。
光明寺を後にして、高い生垣が続く迷路のような集落を通ります。
そしていつしか、あたりは山武杉の森に変わっていました。
日差しが入り込む明るい森です。
杉の木の根元に茂るシダが、エキゾチックな雰囲気ですね。
森を抜けると、静かな集落に出ました。
おばあちゃんが、道端に座っています。
なんでも、天気のいい日はここに座って飛行機が通るのを見てると言っていました。
成田空港が近いから、けっこう飛行機が低い高度で往来しているんです。
「今日は、飛行機が来ないんだよねー」
おばあちゃんは人懐っこい笑顔見みせてそう言ってましたが、ほんの数分前に頭の上を通ってましたよ(笑)。
(*´ω`*) ほのぼの
可愛いおばあちゃんでした。
まるで絵に描いたような、日本の原風景。
「きれいだねー」などと会話しながら、のんびり歩いていきます。
今日は二人旅なので、また楽しさもひとしおです。
そう言えば子供のころ、こんな看板を出している店があったなぁ・・・
軒下の電灯も、どこかで見たことがあるような形でした。
そして12時前に「山武杉のみち」の終点となる古和バス停に到着しました。
はにわに興奮!
さて、ここからは「埴輪と遊ぶみち」です。
しばらくは、のどかな里の景色が続きました。
道端に大きな木が二本、その間に小さくてかわいい祠が二つ。
そしてその向こうに広がる初夏の田んぼと里山。
ネギ坊主が広がる高台の畑を過ぎると、また森の中へ入っていきます。
下草とシダが生い茂り、道がすっかり覆い隠されています。
人里から近いのに、こんなに秘境感あるトレイルがあるなんて感激!
このブログのトップ画になっている写真は、この森の中の風景なんですよ。
小さな森でしたが、いつまでも思い出すような印象深い場所でした。
この森を抜けると、はにわ博物館です。
博物館の前に、子供の大きさぐらいあるはにわが並んでいます。
しかし憎めないこの顔、このポーズ。
(= ´ ω ` )ノ
これに似てるかも。
どおりで、憎めないはずだ。
ホントに憎めない。
兵士のくせに、なんだよこの愛されポーズ(笑)
時間もあったので、はにわ博物館に入ってみました。
古代の衣装を着るコーナーもあったりして、なかなか楽しかったです。
旅の終わりはバーベキュー
はにわ博物館から、ゴールの芝山町はすぐそこです。
ここからはバスに乗って印旛沼のキャンプ場に向かいました。ここでGさん、Jさん夫妻と落ち合います。
やがて印旛沼の向こうに大きな夕日が沈んでいきます。
楽しく食べて、飲んで、たき火を囲みました。
滑らかに揺れる炎を見ていると、なぜか心が安らいで、落ち着いた気持ちになります。
一説によると、はるか昔、人間がまだ原始人だった頃、火を囲んで夜の闇を追い払い、皆で語り合った記憶が潜在的に残っていて、そのため人は火を眺めていると安心するらしい。
それはともかく、ぼくのような旅をしていると、一人で過ごす夜の暗さがどれだけ不安を掻き立てるかを実感します。
それだけに、仲間が近くにいてくれて、暖かで明るい炎に守られていることは、心から安心しますね。
楽しい夜でした。
夜も更けました。
みな、それぞれのツェルトに潜り込んで休みます。
おやすみなさい。
さて、次回は印旛沼から利根川に沿って茨城県境までの旅のことを書きますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よろしければ、コメント、読者登録など頂けると励みになります。
では、また。
(=´ω`)ノ バイバイ
次回の「驚愕の千葉編」最後の旅はコチラ⤵
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ふれあいの道の現在地(29.5.3~4)
みなさん、こんにちは。
現在継続中のふれあいの道一周ですが、前回の栃木の旅が2月19日でしたので、はや3カ月近くが経ってしまいました。
前回の旅はこちら⇩
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いよいよ北部の山地地帯へと突入します。
栃木県もあと数回で終了かな。
今回は東武佐野線の田沼駅をスタートして、足利市へ。その後針路を北にとり、織姫神社から行道山をへて名草厳島神社巨石群までの3コース約35kmを第1日目に。
この先は約45kmにわたりコースが設定されておらず(もともとコースはあったが、何らかの理由で廃止されたらしい)、2日目は自らルートを設定して進みます。
なんと、今回は友人のMさんが旅に付き合ってくれました。
これは心強い!
田沼駅を出発直後、道に迷っていると親切なおじさんが道に図を書いて教えてくれました。
(*´ω`*) おじさんありがとう
そんなこんなで、山を越えて足利市に到着。
織姫神社から市街を一望します。正面に見える山並みを越えてここまでやってきました。
ここからまた山へ。
ツツジの花咲く素敵なトレイルが続きます。
さらに山奥へ入っていくと、行道山浄因寺に到着
予定ではさらに進む予定でしたが、夕方近くになってきたので、付近の山中で適地を見つけてビバーク準備に入りました。
(どんだけラーメン好きなのか)
翌朝は5時出発。緑あふれるトレイルを8kmほど走ります。
けっこうアップダウンがありました。
巨石群が見どころの名草厳島神社へ着きました。
この段階で7時すぎ。なかなか順調です。(ここまでは・・・)
この先からは、ふれあいの道のコース設定がされていない区間が約45kmほど続きます。
情報によると、概ね舗装道を使用して次のコースまで行くらしいのですが、ぼくは山を横切って伸びている山道(破線道)で近道をすることにしました。
(*´Д`) 大丈夫か?
最初はよかったのですが、だんだん道がなくなってきました。
目指す稜線には何とか登りつきましたが、やっぱり下る道はない。
しかたがないので、地形を頼りに次の集落まで下ることに。
2時間ほどかかって、ようやく里に下りてくることができました。
予定していたバス停まで行くことは難しくなったので、ここからは安全策を取って、人の通る道を行けるところまで行くことにしました。
トンネルを抜けて二つ目の峠越え。
暑さが厳しくなってきます。Mさんがぶどうをくれました。
(^ω^) おいしい!
さらに3つ目の峠越え。
崖の下に、集落が見えてきました。
今日はあそこでバスに乗って帰ることにします。
到着しました。葛生(くずう)駅です。
いろいろ冒険もありましたが、楽しい旅でした。
栃木の人たちは、みんな親切だったなぁ・・・
この旅は、またいつかブログ本編で詳しく描きますね。
それでは、また。
(=´ω`)ノ バイバイ
※ここで使用している全体図は、環境省ホームページ「NATS自然大好きクラブ」さんに掲載されている地図に手を加えさせていただいています。
横須賀ネイビーバーガー+ふれあいの道
みなさん、こんにちは。
(=´ω`)ノ
今回は、いつも行っている「関東ふれあいの道一周」ではなく、家族で関東ふれあいの道の一部にお出かけした時のことを書きます。
番外編ですね。
横須賀名物のネイビー・バーガーを食べた後、関東ふれあいの道の「荒崎・潮騒のみち」にある岩場で遊びました。
荒崎の岩場は奇岩や洞窟があって、とても楽しいところです。
⇩その時の旅のことはこちら
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でかいですネイビー・バーガー
車で横須賀まで行き、駐車場に停めると向かうはどぶ板通りです。
どぶ板通りは米軍基地の目の前にあり、立ち並ぶ店の雰囲気もアメリカ風。
ここには何件かのネイビー・バーガーの店がありますが、その中でも人気店の一つ、「ツナミ」へ。
ここです。
道を挟んで人が並んでいますが、店内は広いのでわりと回転が速いです。
ハンバーガーだけじゃなく、いろんな料理もあります。カレーもあります。
それにしても一番上のハンバーガーでかすぎ・・・
(^ω^) どうやって食べるの?
ぼくたちは、ロナルド・レーガンバーガーともう1つ(名前忘れた)バーガーを食べることにしました。
3人ですが、奥さんと娘はふたりで1つにしましたよ。
これです。
Σ(゚Д゚) でかっ!
おくさん、かなり引いてます。
その表情には早くも後悔の色が浮かんでいました。
高さのある方がロナルド・レーガンで、ぼくが頼みました。
チーズがたっぷりです。バーガーの足元の汁に見えるのは全てチーズです。
見た目は賛否両論ありそうですが、食べてみるとなかなかうまい!
肉もたっぷり旨みが閉じ込められていて、へたなステーキよりも幸せ感があります。
奥さんの頼んだ、なんちゃらバーガーも目玉焼きと肉がマッチしてリッチな味わいです。ボリュームはありますが、飽きずに食べ切れました。
(*´ω`*) 満足・・・
荒﨑でプチトレッキング
お腹もいっぱいになったので、車で荒崎へ向かいます。
だいたい30分ぐらい。
ふれあいの道一周で通った見覚えのある景色の中を通って、荒崎公園に到着しました。
遊歩道に沿って、海岸へ降りていきます。
つきましたー。
そうそう、この不思議な光景。
ここを旅したのはもう2年も前のことですが、あの時の驚きや感激がよみがえってきます。
写真の中央に木が数本生えた高台がありますが、あれが弁天島です。
前回は写真を撮って通り過ぎただけですが、今日は登ってみることに。
ちょっとした崖を登ると
頂上に到着しました。
いい景色です。
しばらく海を眺めたのち、海岸線を歩いてみることにしました。
ここも通った記憶がよみがえります。
楽しかったなー
奥さんも楽しんでくれました。
関東ふれあいの道が山道ばかりじゃないって知ってもらえたかな。
帰りに空を見上げると、飛行機とトンビが競い合って飛んでいる姿が見えました。
楽しい一日でした。
(*´ω`*) また来よう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた。