二つの峠と巨石群
(写真:「山なみのみち」厳島神社境内の巨石)
みなさん、こんにちは。
(;゚Д゚)ノ
「戦慄の栃木編」、田沼駅から足利市を経て北上する旅の続きです。
前回は、足利の織姫神社から、花の咲くトレイルを通り、浄因寺まで到着。
付近の廃止された林道でビバークをしたところまで書きました。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
ルートの詳細です。
現在地は浄因寺を少し北に行ったところの山中です。
「山なみのみち」は名草の巨石群まで続き、そこからは何と、約45kmにわたり「ふれあいの道」のルート設定がされていません。
いや、正確に言うと、かつてはルートがあったようなのですが、いまは設定がされておらず、いわば空白地帯になっています。
空白地帯はルートがないので、自分でルートを設定していくことにします。
こんな感じです。
2つほど稜線を横断し、堀の内という部落まで行けばバスがあるようです。
今回はここまで行ってみよう。
巨石群から、稜線の向こうの飛駒部落までは、一直線に越えてみよう。
5万分の1の地形図だと、道があるようだし、尾根線を外さず読図すればたぶん大丈夫でしょ。
二つの峠 のぼりくだり
ビバーク地を、朝の5時過ぎに出発。
巨石群までは8kmぐらいです。
今日の旅程は、何といっても巨石群以降がルートが定められていない空白地帯ということに加え、帰りのバスの時間や利用できるバス停も限られています。
なので、できるだけ時間に余裕をもって進みたいところ。
最初、急な登りが続きましたが、それを越えると緩やかな尾根に変わりました。
走れるところは、どんどん走ります。
どんどん走って、20分少々で馬打峠に到着。
いいペースです。
馬打峠でほんの少し舗装道に。
次の藤坂峠へ向かう登山道への入り口は再び急な登りになっていました。
ここからは次第に山深くなっていきます。
尾根も徐々に痩せてきて、岩が多くなってきます。
人が入らない山で感じる独特の静けさがありました。
登り下りの多いトレイルを一時間ほど走ると、再び舗装道が見えてきました。
藤坂峠です。
開通記念碑がありました。
ここから巨石群までは、あと一登り。
頑張っていきましょう。
見えるのは、山また山。
遠く山なみが伸びています。
今日の行程は長いぞ!
(*´Д`) ハァハァ
巨石の神秘
ようやく下りが続くようになり、登山道の終わりが近づいてきました。
名草の巨石群はもうすぐそこです。
さらに下るとトレイルは終わり、灯篭が並ぶ舗装道に出ました。
どうやら、巨石群は厳島(いつくしま)神社という神社の中にあるようです。
すると、この道は神社へと続く参道なのかな。
標識に従って参道を登っていくと、巨岩に囲まれた神社がありました。
ここも昨日の浄因寺と同じく、全く人の気配がありません。
社務所らしき建物も静まり返っていて、誰もいない。
巨岩が並ぶ異様な光景と相まって、なんだか神秘的な雰囲気に包まれています。
目の前の巨大な岩の前に「胎内くぐり」という案内板が立っていました。
この岩の下をくぐることができるようです。
たしかに、 腰を屈めてようやく入り込めそうな隙間があります。
入ってみよう。
何トンもあるような巨石が微妙なバランスで支え合っています。
何かの拍子で崩れてくるかも。
そう思うと無意識のうちに足音を忍ばせてしまいます。
岩を見上げると、赤い橋が架けられています。
登ってみると、
岩の頂上はご神体になっていました。
橋を渡る前に、本殿の脇で水を補給していきましょう。
冷たくておいしい水でしたよ。
(*´Д`) ウマー
橋を渡り、神社の裏の森に入ると、名草の巨石群です。
石碑には「天然記念物 名草村ノ巨石群」って彫ってある。
巨石がごろごろ転がっていて、その隙間から木が伸びていました。
どうも写真では、うまく伝わらないなあ。
写真がうまくなりたいな。
もののけの森のようで、ここも神秘的な空間でした。
なんだか、大きな石には不思議な雰囲気があります。
気が遠くなるぐらいの時間が巨石には凝縮されていて、ぼくたちとは全然違う時間軸に存在している。
まるで形を得た永遠のよう。
と、しばし巨石群に見とれていました。
さて、次回は巨石群を後にして、いよいよ45kmにもわたるコース無設定の空白地帯へ入ります。
次回の旅はコチラ⤵
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた。
(^ω^)ノ バイバイ
花咲く春のトレイル
(写真:「歴史のまちを望むみち」足利市街の展望)
みなさん、こんにちは。
(^ω^)ノ
前回は、栃木県の田沼駅(東武佐野線)から、塩の井戸を経て足利市の織姫神社までの旅を書きました。
前回の旅はコチラ⤵
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ルートの詳細はコチラ⤵
織姫神社からは「歴史のまちを望むみち」に入ります。
このルートは浄因寺がゴールになっていて、織姫神社からは約7kmの道のりです。
浄因寺からは、さらに山の中に入って、馬打・藤坂の二つの峠を経て名草の巨石群まで伸びる「山なみのみち」へと続きます。
花咲く春のトレイル
織姫神社をさらに登っていくと、織姫公園という公園に出ます。
公園の道路を跨ぐ橋が架かっていて、ここを越えると山に入っていきます。
街の近くだし、それほどのトレイルではないだろうと思っていたら、意外に岩が多く、登りごたえのある急な道でした。
40分ほど登って、両崖山に到着。
だんだんと市街地が遠くなっていく。
ここからは下り基調のトレイルに変わります。
これが、両脇にツツジの花が咲き誇っていて、ほんとに気持ちの良い道でした!
ヽ(^o^)丿 気持ちいい!
道幅も広いし、日差しもあるし、ウキウキするような山道です
木々の緑と、ツツジのピンクが見事に調和しますね。
道標の後ろにも、満開のツツジ。
どんどん気分が高揚していきます。
まだまだ続く、色鮮やかなトレイル。
かと思うと、険しい岩の向こうに高速道路が見えたりもします。
約3kmほど、こんな感じの道が続きました。
途中、こんなにかわいい花も咲いていましたよ。
花の名前がわかれば、もっと楽しみも増えるのになぁ。
山中の隠れ寺 浄因寺
花の咲く明るいトレイルをどんどん下っていくと、ひっそりとした谷に出ました。
どうやら「歴史のまちを望むみち」の終点、浄因寺に到着したようです。
案内板によると、浄因寺は713年に行基により開山されたそうです。
確かに古刹の雰囲気がありました。
境内には誰もいません。
お寺の人がいる気配もしません。
奇岩に囲まれて、空気が変わったような静けさでした。
ただ、ネコだけが一匹、寺務所の前で横になっています。
面倒臭いのか、ぼく達が近づいても動こうとしませんでした。
ネコの風格ですね。
旅ネコの記事はコチラ⤵
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そしてビバーク
浄因寺を出たときは、まだ明るかったのですが、17時を過ぎています。
そろそろ、ビバークの準備をしなければ。
ここからは、名草の巨石群に続く「山なみのみち」に入ります。
その名の通り、山の中に入っていきます。
森の中に入ると、既に使われなくなった林道があったので、そこでビバークをすることにしました。
今日の晩ごはんです。
マルタイの棒ラーメンは、かさばらないし、旨くて安い!
ビニール袋に入っているのは「カップヌードルごはん」です。
電子レンジで調理するのが基本らしいですが、お湯をかけても食べることができますよ。
しかしよく考えると、ラーメン系ばっかりだな。
どれだけ好きなのか。
ラーメンの記事はコチラ⤵
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Mさんは箸を持ってくるのを忘れてしまったので、木の枝で食べていました。
(^ω^) うまくつかめるようです。
さて、明日は名草の巨石群へ向かいます。
次回の旅はコチラ⤵
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
(=゚ω゚)ノ バイバイ
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足利の織姫神社へ
(写真:「歴史のまちを望むみち」織姫神社の藤棚)
みなさん、こんにちは。
(^ω^)ノ
久しぶりに、「ふれあいの道一周」本編に戻ります。
さて、「戦慄の栃木編」の続きですが、前回は野州大塚駅を出発し、栃木の古い街並みを通り、大平山神社、桜峠、村檜神社をめぐって田沼駅にゴールしました。
前回の旅はコチラ⤵
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ということで、今回は田沼駅を出発し、足利市街まで出た後、北上して山地部へと向かいます。
全体図はこんな感じ。
いよいよ群馬県境が近づいてきました。
ルートの細部はこんな感じです。
駅から少し離れた出流原弁天池が「マンサクの花咲くみち」の起点。
このルートは足利駅が終点ですが、ぼくはそこまで行かずに織姫神社に向かい「歴史のまちを望むみち」に入ります。
織姫神社からは山に入ります。浄因寺から名草の巨石群までは「山なみのみち」という別ルートになっています。
巨石群以降の道はこんな感じ⤵
さて、問題はここから。
栃木ルートは巨石群以降、約45kmほど設定がされておらず、次の「湿原とせせらぎのみち」に入るまでにはいくつものルート外の山を越えていく必要があります。
もちろん一日では行けません。
なので今回は飛駒の集落に抜け、そこから2つの峠を越えて秋山川沿いの堀の内という所でバスに乗って帰ることにします。
今回は、友人でもあり姉貴とも慕うMさんが一緒に来てくれて、平成29年5月4日~5日にかけて旅しました。
田沼駅からいきなり迷う
さて、田沼駅に到着したのは9時でした。
前回の旅で田沼駅に到着した時は2月。
もうあの時の寒々しい面影はありません。
すっかり初夏の気配。
思わず気持ちが高ぶります。
さあ、出発!
気持ちも高らかに田沼駅を出発しました・・・
が・・・
「マンサクの花咲くみち」のスタート地点となる出流原弁天池がどうしても見つかりません。
田沼駅から、2kmほどにあるはずなんですが。
( ´・ω・) ?
ずいぶんと迷ったのち、畑仕事をしているおじさんを見つけたので道を尋ねました。
すると、
なんと、石を使って道に地図を描いてくれました。
(^ω^)
パッと見、適当に見える地図ですが、これが後にかなり正確な図であると判明します。
おじさんありがとう!
おじさんに教えられたとおりに歩いていくと、サボテンに覆われそうな不思議な家を見つけました。
さらに進んでいくと、ありましたよ弁天様。
山の上に建つお堂のジャングルジムのような造りが、どこかで見たことのあるような。
そうでした、千葉の旅で見た笠森観音です。
コチラ⤵
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時間がなくて、 中には入りませんでした。
すでにこの段階で、1時間かかってます。
ようやく、「マンサクの花咲くみち」のスタート地点となる弁天池に到着
5月の緑が澄んだ水に映えて、きれいでした。
塩の井戸をこえて足利へ
北関東自動車道の脇から山道に入っていきます。
明るい森の中を緩やかに登っていくと、塩の井戸に到着。
案内板によると、ここで弘法大師が水を飲んだところ、塩辛かったので「塩の井戸」と名付けられたそう。
ちなみに、ここの地名も「塩坂峠」です。
2月から3月にかけて、マンサクの花が一面に咲くそうです。
ここですこし一休み。
Mさんが、ぶどうを分けてくれました。
皮ごと食べられるやつ。
ほんのり冷たさが残っていて、おいしかった!
(*´ω`*) ウマー
山では、みずみずしい果物が食べたくなるのですが、この皮ごと食べられるぶどうだと、かさばらないし、ゴミも出ないので最高!
次回からは、ぼくも持っていくことにしよう。
これはお勧めです!
ここからは緩やかに足利のほうへと下っていきます。
道幅も広く、いいハイキングコース。
30分ほど下ると、もう足利です。
だんだんと、街の中に入っていきます。
街の中心部には、古い建物がさりげなく残っています。
こういった、堀の残る建物にそって歩いていくと、織姫神社に到着しました。
名前のかわいらしさから、こじんまりとした神社を予想していたのですが、結構人出も多く、大きな神社のようです。
石段を登って、境内へ。
本殿も立派でした。
織姫神社の高台からは、足利の街が一望できます。
足利の街と、その向こうに広がる栃木の平地部。
ここからは、一路北へ進み、山の中を通って日光方向へ向かい、そして群馬県境を目指します。
いよいよ、この平地部ともお別れ。
名残惜しいですが、旅を続けましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は織姫神社を後にして、名草の巨石群、そして45kmに及ぶルート外の山道に入ります。
次回の旅はコチラ⤵
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それでは、また。
(*´з`)ノ
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山の匂いがする「黒部の山賊」
みなさん、こんにちは。
(*´Д`)ノ
今回は山にまつわる本の紹介です。
「黒部の山賊」
山が好きな人はもちろん、そうでない人にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
とにかく、面白いし、興味深い話が満載!
この本は、戦後、北アルプス三俣小屋の主人となった伊藤正一さんの回想録です。
「アルプスの怪」と副題がついているのですが、怪談話ばかりではありません。
北アルプスの地誌・伝説や、今では失われてしまった山の風俗。
熊狩りに岩魚釣り、山小屋での暮らしなどなど。
特におすすめなのは、
三俣小屋で山賊たちと一夜を過ごした話
単発銃を連射する漁師の早業の話
キティ台風が直撃した黒部渓谷から生還した話
薬師岳での不思議な遭難の話
山で「オーイ」と呼ばれたら答えてはいけない話
黒部のカッパ、タヌキの怪異談
そしてなかでも一番好きだったのは、伊藤さんの愛犬「ジャム」にまつわる話です。
ジャムがカメラを向けるとポーズを取るようになった話(写真が載ってますが、本当にカッコよくポーズを取ってる!)や、ジャムが槍ヶ岳から三俣蓮華までを1時間(人間なら8時間!)で走った話は、短いですが魅力あるエピソードです。
大げさな修飾のない、淡々とした文章なのですが、それがかえって生き生きと情景を再現させてくれて、何度読んでも飽きません。
読んでいると、山の匂いがしてくるようです。
あと、この本の魅力として忘れてはならないのが、伊藤さんの撮った写真です。
昭和22年当時の三俣小屋が、あまりに粗末な小屋なので、びっくりします。
山賊と呼ばれた山の仲間たちのクセのある表情や、当時の黒部の風景なども、往時の様子が伝わってくるいい写真です。
荷運びをするボッカの写真がありますが、その荷物の大きさにビックリ。
幅5mぐらいある木材を背負っている姿は、どうやって山道を登ってきたのか不思議になります。
あと、遭難者の遺体を山上で荼毘に付す写真も衝撃的でした。
こうやって、「黒部の山賊」の面白さを話し出すときりがないのでこのくらいにしますが、とにかく、魅力にあふれた本です。
ぜひ、機会があれば一度手に取ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コチラの本もどうぞ⤵
ではまた。
(^ω^)ノ
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榛名を越えて ふれあいの道の現在地(30.1.6~7)
(地図はNATS自然大好きクラブさんのHPのものを加工しています)
みなさん、明けましておめでとうございます。
(^ω^)
今年も旅の記録など綴っていきますので、どうぞよろしくお願いします!
さて、まだまだ続いています関東ふれあいの道一周。
ことしでもう4年目。
なんとか今年中には一周したい!
ということで、今年最初の旅は1月6日から7日にかけて行ってきました。
前回は赤城山を下りJR敷島駅で温泉に入って終了しましたので、今回はそこからスタートです。
前回の旅はコチラ⤵
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敷島駅を出発して伊香保~榛名外輪山をめぐり、妙義山のふもとの松井田駅がゴール。
二日で約70~80kmぐらい。
これでどうやら群馬編も2/3ぐらい進んだようです。
前回はこの駅の近くの温泉でビールを飲んで終了でした。
これから向かう榛名山系がきれいに見えています。
一日目の目的地の伊香保は、山の中腹あたりに見えている町かな。
ところどころ雪の残る林道を登っていきます。
振り返ると赤城の山々が。
前回はあそこでキャンプしたんだなあ。
ずいぶん歩いたなあ。
伊香保温泉に到着したのは16時半ごろでした。
伊香保神社でお参りをして
露天風呂に入りました。
ここは公衆浴場なので、誰でも入れます。
身体が冷え切っていたので、天国のようなお湯加減でした。
(* ´ Д`) ハァ・・・
みなさんも伊香保に行かれたら、ぜひどうぞ。
18時を過ぎると、伊香保名物の石段街も、すっかり静かになっていました。
前回、「ツェルトのよろこび」という記事を書いた直後で言いにくいのですが、今回はビバークではなく、ここに泊まることにしました。
日帰り温泉ですが、24時間営業している日もあり、今日は朝まで使用できました。
2500円弱で、一晩じゅう風呂に入ったり、リラックスすることができます。
温泉から上がり、大広間で休憩します。
この後、人が増えてきたので、シアタールームに移動しました。
おやすみなさい。
(*´ω`)
翌朝、6時50分に伊香保を出発して榛名に向かいます。
寝坊したので、すでに計画から1時間ぐらい遅れ・・・
しばらくは道路沿いに登っていきます。
やがて榛名山の神域に。
痩せた尾根の先に、これから進む榛名の外輪山が連なっている。
正面の一番高いのが天目山、そこから右に氷室山、その後ろの榛名神社へ向かいます。
榛名富士と榛名湖がきれいです。
榛名神社に到着したのは昼過ぎでした。
榛名神社には奇岩がたくさんあって、見飽きません。
お腹が減ったので、榛名名物「焼きまんじゅう」を食べました。
まんじゅうといいつつも、中にあんこは入っておらず、皮だけを焼いた感じです。
タレが香ばしくておいしい!
榛名神社で少し時間を使いすぎてしまいました。
先を急ぎます。
里に下りてきました。またもう一つ山を越えなければいけません。
途中、面白い道祖神を見つけました。
大抵、男女が並んで立っている像が彫られているのですが、この道祖神はずいぶん仲がよろしいようで・・・
(*´ω`*) ウェヘヘ・・・
こんなふうに寄り道していると、どんどん時間が過ぎていきます。
急がなくては、と思った矢先に急な階段・・・
長い階段は苦手です。
日が傾き始めました。
なんとか明るいうちに下山しましたが、ここから駅まで10km以上あります。
道路だから大丈夫だろうと甘く見ていましたが、真っ暗な中、3つも山越え風の道を通ることになるとは思っていませんでした。
さすがに寒かった!
次はいよいよ妙義山へ、ここを越えれば、埼玉県は目と鼻の先です!
今回の旅は、後日、本編で詳細を書きますね。
良ければまた読んでください。
現在の本編はコチラ⤵
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは。
(= ´ω`)ノ
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ツェルトのよろこび
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みなさん、こんにちは。
(* ´ Д`)ノ
今回は、ツェルトについてお話します。
ぼくはいつも、ツェルトで野営しています。
ツェルトというのは、緊急時などに使用するシェルターのことで、一般的には三角屋根のテントのような形をしています。
(上の写真で一番手前のオレンジ色のもの)
あくまで緊急避難用なので、単なる一枚布です。
ポールが入ったテントのように、ドーム型に自立しません。
トレッキングポールと張り綱で立てる必要がありますので、設営には少し慣れが必要です。
それに、ダブルウォールテント(テント本体の上にフライシートを被せて二重構造になっているテント)とは違い一枚布なので、冬季などは寒さがじかに伝わってきます。
あと、内部の結露もあります。
寒い時は結露が凍って、キラキラと輝いてきれいです。
寒い時のツェルトの中です。
実物はライトの光を受けて、もっと輝いているのですが、写真ではうまく伝わらなくて残念です。
右側の白い球は、結露が成長して氷になっていますね。
(; ´ Д`) まぁ、寒いです・・・
あと、ツェルトは狭いです。
二人用のツェルトもありますが、テントのように高さがないので、圧倒的に狭いです。
内部はこんな感じ。
ギリギリ座れるぐらい。
仰向きに寝転がると、天井がすぐ鼻先に来る感じです。
雨の夜なんかは、濡れて重くなったツェルトの側面が下がってきて、まるでワカメに包まれるような感じになったりします。
生地が薄いので、夜はセクシーな状態になったりする。
(* ノ ωノ) いやーん
ちなみに雨の日は、前室がないので不便です。
さらに潜り込むような形で出入りするので、濡れます。
なので、傘で前室を作ったりします。
どうです、これで快適でしょ。
(中の荷崩れは気にしない)
(= ´ω `)ノ OK!
テントのように骨格のポールがないので、立て方が悪いと倒れたりします。朝起きると、こんな感じになってる人もいます。
ちなみにこれは、ぼくじゃありませんので。
(一応、自身の名誉のために)
しかし、この状態でよく眠れるなぁ・・・
(^ω^) 窒息するよ!
まあ、こんな感じなので、あまり使っている人はいませんね。
山に行くと、ツェルトは大抵ぼく一人です。
物珍しいのか、よく声をかけられます。
「よくこんなところで寝れますねー」
みたいな感じで、微妙な褒められ方です。
でも、ツェルトもいいところがあるんですよ。
まず、小さくて、軽い!
山に行く時のザックの中身ですが、青い円で囲んでいるのがツェルトです。
張り綱もこの中に入っています。
で、重さは300gほど。
大きさは350mmの缶ビールほどです。
(* ´ ω`*) これはイイ!
あと、ツェルトは安いです。
テントはだいたい数万円しますが、ツェルトなら一万円前後で買えます。
ぼくのツェルトは一万円しませんでした。
場所を取らないので、狭い所でも張れる!
こんな、階段みたいなところでも大丈夫。
ピーク時のキャンプ場は、遅く着くとテントを張る場所がなくなることもありますが、ツェルトなら大丈夫。
こんな隙間みたいな場所でも張れる!
(^ω^) 勝ち組w
あと、あと良いところは・・・
うーん・・・
仲間が見つけやすい。
(だいたい変な人が多いです)
まあ、いいところ半分、悪いところ半分、ぐらい? かな。
それでも、ツェルトで夜を過ごすと、テントよりも自然との一体感を感じられる気がしますよ。
これが結構、楽しかったりします。
ということで、これからもツェルトで旅をしようと思います。
とはいっても、温泉で泊まった日もあるよ⤵
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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雪の赤城山 ふれあいの道の現在地(29.12.23‐24)
(地図は「NATS自然大好きクラブ」さんのHPのものを加工しています)
みなさん、こんにちは。
(= ´ ω `)ノ
ふれあいの道1周を開始したのが、26年12月25日だったので、丸3年目の現在地です。
一番初めの旅はコチラ⤵
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今年1年で見れば、1月28日に茂木を出発し「戦慄の栃木編」がスタートしましたので、栃木を横断して群馬まで旅したことになります。
今年最初の旅はコチラ⤵
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前回の「現在地」はコチラ⤵
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で、29年最後のふれあいの道は、赤城山から西に下り、利根川上流の渋川まで。
今回は、友人のOさんが付き合ってくれて、とても楽しい旅になりました。
電車で前橋駅まで行き、そこからバスで赤城ビジターセンターまで。
7時前に家を出て、12時前に到着。
(*´Д`) 遠いなぁ・・・
まずは赤城山の火口湖のひとつ、大沼のほとりにある覚満淵を通り、地蔵岳へ。
すっかり凍り付いた淵の上に、ウサギの足跡。
地蔵岳山頂のお地蔵様は、なぜかすべて首が取れていました。
((((;゚Д゚)))) うわー
山頂からは、大沼をはさんで前回登った黒檜山(くろびやま)が見えます。
今夜ビバークするキャンプ場は、ちょうど大沼の一番奥のあたりです。
では、下山してキャンプ場に向かいましょう。
大沼もガチガチに凍っています。
夜は寒そうだ・・・
Oさんが焚き火台を持ってきてくれたので、キャンプ場に着くと、さっそく火を起こしました。
ここは赤城公園キャンプ場といって、無料で誰でも使用できますよ。
白菜と豚肉で鍋を作り、ホットウイスキーで暖を取ります。
Oさんは鶏肉としめじのクリーム料理を作ってくれました。
もちろんモチも焼きました。
翌朝は7時に出発し、赤城山を西に下ります。
クマの足跡? らしきものもいくつか発見。
まだ新しい感じだったけど、冬眠してないのかな。
通る人も少ないようで、道も判然としない箇所があります。
3時間ほど歩くと、里に出ました。
ここから次のルートに入ります。
遠くに凸凹とした形の妙義山が見えてきました。
国の指定天然記念物にもなっている「キンメイチク」。
金色の節が交互に現れる不思議な竹です。
Σ( ゚Д゚)?
そして昼過ぎに赤城神社に到着しました。
お百度石というのがありました。
そろばんの玉みたいな石は、動くようになっています。
これで数を間違えないようにするんですね。
今回はこのルートを終えてゴール。
近くの温泉に入り、ビールを飲んで帰りました。
一緒に行ってくれたOさんありがとう!
おかげで楽しい旅になりました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この旅の詳細は、また改めて本編で書きますね。
では、また。
(*´ω`*)ノ バイバイ
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