ふらふらで終了 秘境です千葉の山②
(「モミ・ツガのみち」金山ダムの吊り橋)
こんにちは、りゅうぞうです。
さて、豊英湖近くのキャンプ場でビバークし、2日目の朝です。
⇩今回のルートと1日目のてんまつ
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
今日もいい天気になりそうです。
というか、かなり暑くなりそう!
キャンプ場を朝の5時半に出発しましたが、早くも猛暑の予感です。
今日は、清住山を越えて太平洋岸まで出る、約40kmを行く予定ですが、1日目に暑さにやられた身としては、ちょっと不安・・・
暑いです、滝のあるみち
キャンプ場を出発したのち、早くもルートを間違えてしまい、昨日の山から下ってきた道のほうに行ってしまいます。
このせいで、計画では10分ほどで到着する予定だった大滝まで、1時間もかかってしまいました。
(; ・`д・´) 早くもピンチの予感
大滝はここを下るみたいですが、やめときます。
大滝を過ぎると、舗装林道からトレイルに入っていきます。
いきなり急です。
この岩を削った階段が、昨日に引き続き秘境ゾーンのはじまりを物語っています。
で、その通りになりました。
何度も言うようですが、標高は全然ないんですよね。
せいぜい300mぐらい。
でも、岩場あり、細尾根あり。そして、延々と続くアップダウン。
ここから「滝のあるみち」ゴールの香木原バス停までは5kmぐらいしかないんですが、いくら進んでも着かない!
何度も木陰を見つけては、ザックを下ろし、Tシャツを脱いで体温を下げないと苦しい。
やっぱり、昨日の疲労が抜けていないみたいです。
(´Д`) アカン・・・
何とかバス停まで行けば、自動販売機があるはず!
「そしたら、冷たいコーラを一気に・・・」またもや妄想が頭の中をぐるぐるします。
しかしもう、いつものパターンなので、だいたい予想できますよね。
そうです、バス停には何もありませんでした・・・
あなどれません、関東ふれあいの道。
すると、ゴルフ場の看板を見つけました。すこし道から離れますが、ゴルフ場のクラブハウスなら、自販機があるはず!
ということで、15分ほど歩いて立派なクラブハウスに突入。
汗まみれでザックを背負っているぼくは、ハイソ(死語)なゴルフ場には全く場違いでしたが、受付のお姉さんは、咎めることもなく笑ってぼくを見送ってくれました。
(*´ω`*) ありがとうお姉さん
コーラ2本を一気に飲んですこし生き返ったので、再び旅を続けます。
有料道路なので、高速道路みたいに入ることができないのかと心配してましたが、料金所があるほかは普通の道路でした。
料金所のおじさんに挨拶して通ります。
金山ダムから清澄寺へ、そして力尽きる・・・
2kmほど鴨川有料道路を南へ走ると、「モミ・ツガのみち」のスタート地点となる金山ダムバス停に到着します。
ここから、このルートのゴールとなる清澄寺までは13.5km。再び山越えです。
バス停から山のほうへ向かって進んでいくと、すぐに金山ダムです。
吊り橋がかかっていて、その先には深い緑に覆われた山が。
この橋を渡って、しばらくダム湖沿いに走り、そして再び山の中に入っていきます。
昨日と同じく、急なアップダウンの連続です。
とにかく、これが地味にこたえます。
苦労して登ったと思ったら、また下り。貯金を一瞬で失うこの無力感・・・
また登り、また下り、そしてまた登り。
せっかく登ったのに、またもや下り・・・
最初のうちは、下りだけでも走ってたんですが、10回ぐらいアップダウンを繰り返すと、もうその気力すらなくなりましたよ、ハイ。
ちょっと広くなってるところで、倒れるように休憩。
靴と靴下を脱いで、Tシャツも脱ぐ。
なんだか、軽い熱中症みたいな感じになってきた。
そしてまた、登った苦労を全て帳消しにする急な下り。
もうやめて・・・
しかし、ものごとには、いつか終わりが来るもので、とうとう元清住山に到着しました。
もう何時だったか覚えていません。
ここから「モミ・ツガのみち」のゴールとなる清澄寺までは、トレイルで約8km。
本当は、清澄寺からさらに20kmぐらい走って海まで出るつもりでしたが、もうその気力は残っていませんでした。
((;´Д`) グスン
なんとか、清澄寺まで向かうことにします。
途中、キノコが輪になって会議をしておりました。
悲しい気持ちが少し癒されました。
そしてなんとか、ゴール地点のバス停まで到着。
もう、ふらふら。
ということで、次回は、こんな山奥から再開しなくてはならなくなりました。
しかし、ちょっと、千葉の山を甘く見ていました。あなどれない秘境です。
果たして、また戻ってこれるのか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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ではでは。
(= ´ω`)ノ
次回の旅はコチラ⤵
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