千葉の真ん中でふれあいを叫ぶ
(写真「森と森をつなぐみち」笠森寺)
みなさん、こんにちわ。
平成27年の12月に始まった「驚愕の千葉編」ですが、時は無常に流れ、今回の旅はすでに一年以上たった平成28年2月6日のことです。
ホントに進まないなー
全体像はこんな感じです。
進んでいるようにも見えるし、全然進んでいないようにも見える。
今回のコースから、一路北上して茨城との県境を目指すのですが、ちょうど千葉の真ん中あたりですね。
しかし、なにげに千葉県は広いな・・・
前回は大東崎灯台から九十九里浜へ出て、夜の山を走って笠森寺まで行きました。
帰りのバスがなくてエライ目にあった旅でした。
⇩ エライ目にあった旅はこちら
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
今回はどうなるんでしょう。
細部ルートはこちらです。
前回、真っ暗な中たどり着いた笠森バス停がスタート地点です。
ここから坂東31番霊場笠森寺を経て、六地蔵バス停までが 「森と森をつなぐみち」です。約13km。
六地蔵バス停からは「山里のみち」です。長柄ふるさと村を通り、新治(にいはる)小学校の角を曲がって次の「昭和の森をたずねるみち」に入ります。
この間は11kmぐらい。
新治小学校からの「昭和の森をたずねるみち」は小中池公園を通過してJR土気(とけ)駅までの10kmです。
今回はあわせて約34kmぐらい。日帰りです。
ということで、平成28年2月6日に出発しました。
清水寺もビックリ 笠森寺
スタート地点の笠森バス停です。
7時前に家を出て、到着したのが10時40分。
いや、前回はスタート地点まで4時間かかりましたからね、今回は早い!
(´ω`メ) 全然平気だよ!
電車の中で本読んでます。薄い本なら1冊読めるようになりましたハハハ・・・
笠森寺への道は、苔むした切り通しを登っていきます。
前回は真っ暗だったから、こんな道になっているとは全く分かりませんでした。
これはなかなかワクワク感のある道ですよ。
笠森寺の山門に到着しました。
「別格総本山」って書いてある。これはすごい寺に違いない!
否が応でも期待が高まります。
とにかく、前回はこのあたりは鼻をつままれても分からない闇の中でしたので、何も見ていないんです。
門をくぐると、ドーンと笠森寺が!
なんですかこの構造! まるで清水の舞台みたいになってる!
いや、実は京都の清水寺よりスゴイんです。
と言うのは、清水寺は舞台の方向だけがこのような格子型に柱と梁を組み合わせた造り(懸造(かけづくり)というらしい)になっているのですが、ここ笠森寺はなんと四周すべてが懸造になっているのです。
なんと、この四方懸造というのは笠森寺が日本唯一なんですよ!
(;゚Д゚) うわーすごい!
確かに、横から見ても懸造です。
これは昔からすごい建築だったらしく、浮世絵にもバッチリ描かれています。
これです。
ちょっと、高くしすぎだろオイ・・・
(*´Д`) オーバーだな浮世絵
しかし、なかなかにすごいお寺です。このまま通り過ぎるのはもったいないので、上に登ることにしました。
急な階段を上って本堂へ。
精巧に組まれた柱と梁です。
これは大変だっただろうなー
本堂に巡らされた回廊からの景色です。
結構高いですよ。いい眺めでした。
ぜひ皆さんも一度訪れてみてください。すばらしいお寺でした。
山道を下り里へ向かう
いつまで見ても見飽きない笠森寺でしたが、先がまだまだあるので20分ほど滞在して出発することにしました。
寺の境内を抜けると、気持ちのいいトレイルが続いています。
前回、ここはバス停への降り口が分からなくて、間違えて走った道でした。
その時は暗くて不気味なトレイルでしたが、明るいと全く印象が違いますね。
トレイルは徐々に下り始めます。
この官能的なカーブが何とも言えません!
気持ちよく走って下ります。
そして山を下りきると、里に出ました。
どことなく、春を待つ風情です。田畑もそろそろ田起こしの季節です。
とある民家の庭に、手作りのバスケット・ゴールが作られていました。
作ったのはお父さんでしょうか、おじいさんでしょうか。
そして再び、小さな森の中に入っていきます。
すごい階段もありますよ。武峯神社へと続く階段です。
幸いぼくは下りでしたが。
ここを過ぎると、「森と森をつなぐみち」のゴール六地蔵バス停はすぐそこです。
次の「山里のみち」に入り1時間ほど走ると「長柄ふるさと村」に到着しました。
ここです。
村、とは言うものの、立派なリゾート施設でした。
おかげで飲み物の補給ができましたよ。
2月の寒い時期でしたが、結構人がいましたね。
このアクティビティは面白そうだった!
谷を越えて、向こうの森までロープが続いていて、みんな「キャー」と言いながら滑ってました。
(∩´∀`)∩ やりたかった
さらに1時間ほど走り、次の「昭和の森をたずねるみち」に入ります。
このあたりは平地なんですが、油断しているとまた現れました。
トンネルです。
短いトンネルでしたが、手掘り感はかなりのものでした。
壁のでこぼこ感がたまらないですね。
このトンネルを抜けると、春が待っていました。
菜の花です。
そして、17時過ぎに、ゴールの土気駅に到着しました。
今回は、特にハプニングもなく、無事終了です。
おなか減りました。ちょっとラーメンでも食べて帰ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
(*´ω`*)ノ バイバイ
次回の旅はコチラ⤵
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