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ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

千葉を踏破! 利根川へ

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みなさん、こんにちは。

(=´ω`)ノ

いよいよ「驚愕の千葉編」も、あと4ルート、約44kmを残すばかりとなりました。

前回は、JR成東駅から山武(さんぶ)杉の森を抜け、はにわ博物館で遊んだ後、印旛沼のキャンプ場でバーベキューをしました。

⇩前回の旅はこちら。

trailtravel8hureai.hatenablog.jp

 今回は、印旛沼のほとりから利根川に向かって北上し、そこから利根川沿いに千葉県ふれあいの道の終点(起点)となる水郷大橋まで旅します。

ルートの細部です。

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1日目ビバークしたキャンプ場からバスと電車を乗り継いで、「水鳥のみち」のスタート地点である甚兵衛渡しへ向かいます。ここから印旛沼沿いに進んでJR下総松崎駅まで。5.8kmの道のりです。

ここから「古墳をたずねるみち」に連結します。房総の村から龍角寺の周辺は一大古墳群が形成されているとのこと。

これは楽しみです。

このルートは利根川のほとりの龍正院で終了。15.2kmです。

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龍正院からは「自然と歴史をたどるみち」です。JR下総神崎駅までの11.4kmのルート。

ここから千葉編最後のルートとなる「坂東太郎のみち」です。利根川沿いに11.3km進み、茨城県とつながる水郷大橋がゴールです。

キャンプ場で朝を迎えた平成28年5月15日にスタートしました。

昨日一緒にバーベキューした仲間たちとはここで別れ、今回は一人旅です。

豊かな水のほとりをゆく

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今日も良い天気。

初夏のさわやかな空気のなか、Tさんがコーヒーをいれてくれました。

寂しいですが、みんなとはここでお別れ。

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「水鳥のみち」のスタート地点となる甚兵衛渡しです。

もちろん今は渡し船はなく、松林の広がる公園となっています。

江戸時代の初め、重い年貢に苦しむ農民たちを救おうと、密かに江戸に直訴に向かった佐倉惣五郎という人のために、渡し守の甚兵衛さんは禁を破って船を出してあげました。

惣五郎を渡し終わった後、甚兵衛さんは囚われの身になるよりはと、雪の降りしきる印旛沼に身を投じたという悲しい伝説が残っていて、そのために甚兵衛渡しというらしいです。

(;_ ・) じんべえ・・・

甚兵衛と惣五郎の物語に思いをはせながら、出発します。9時ちょうどでした。

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印旛沼のほとりの、豊かな水をたたえた水路の脇を進みます。

広々とした風景が広がり、開放感たっぷり。

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田んぼにも水がたっぷり入っています。

夏にはきっと、緑に波打つ稲で満たされるでしょう。

このコースは短いので、すぐにゴールの下総松崎駅に到着しました。

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ちょっと駅の中を覗いてみます。

木造の駅舎が、初夏の風景に似合いますね。

駅で10分ほど休んで、次の「古墳をたずねるみち」に向かいました。

古墳、お寺、古い街道

ここからは印旛沼から離れ、北へ進みます。

しばらく行くと、古墳を発見しました。

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けっこう大きな古墳です。

ここから房総のむらに入っていきますが、そのなかには大小さまざまな古墳があります。小さなものは高さ30cmぐらいの大きさでした。

房総のむらから龍角寺までのみちは、奈良時代から使われている古い街道です。

まるで緑のトンネルのようになっているトレイルもありました。

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もしかしたら、奈良時代からあまり景色は変わっていないのかもしれませんね。

そう考えると、なんだか胸が熱くなります。

街道の終わりに、龍角寺がありました。

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時刻は10時半を過ぎた頃ですが、だいぶ暑くなってきました。

境内の日陰で一休みします。

この後、田んぼが広がる平地を走り抜けると、とうとう目の前に・・・

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\( ^o^)/ 利根川!

もう川の向こうは茨城県

ずいぶん遠くまで来たなぁ・・・

あともう少し。再び元気が湧いてきます。

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そこから50分ほど走ると、「古墳をたずねるみち」のゴールとなっている龍正院に到着しました。

暑い平地を走ってきたので、ちょっと疲れました。

ここでもまた、日影に腰を下ろし、靴と靴下を脱いで体を冷やします。

お腹が減ったので、持参したパンを食べ、お昼ご飯にしました。

千葉の旅の終わり

さあ、いよいよ千葉のふれあいの道も残すところ2ルート。

13時05分に龍正院を出発し、まずは「自然と歴史をたどるみち」に入ります。

このルートは、いくつかの神社やお寺を通り過ぎますが、全般的に市街地の舗装道なので、けっこう長く感じました。

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中間地点にある楽満寺です。

境内の緑を見るとほっとします。ここには14時に到着。

この後、少し道を間違えてしまいますが、15時過ぎに下総神崎駅に着きました。

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ふれあいの道では珍しい立派な駅が、旅の終わりを感じさせます。

ここから2kmほど北に進むと、神崎神社という神社があり、その境内には、国の指定天然記念物となっている大クスがそびえていました。

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写真に納まらないほど高い!

この大クスは、黄門さまが「この木は何じゃ?」と尋ねたので、別名「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれているそうです。

まあ、おもわず「なんだこれ?」って言いたくなるのも分かる。そのぐらい立派で、大きな木でした。

この神社のすぐそばに利根川が流れています。

堤防に登ると、川沿いにどこまでも道が続いていました。

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古ぼけて、字も読めないぐらいになってしまったふれあいの道の標識が、国道の脇に立っているのは奇妙な光景でした。

この道標は前に紹介しましたね。

⇩その時の記事はこちら

trailtravel8hureai.hatenablog.jp

 ここからゴールの水郷大橋までは、9kmほど延々同じ風景が続きます。

(* ´Д`) うわぁ・・

くじけそうになる気持ちをぐっとこらえて、ゆっくり走りだします。

はるか向こうに見える水郷大橋がちょっとずつ近づいてくるのを励みに、心を無にして走り続けます。

途中、横を走る国道356号線を、暴走族の皆さんが走りすぎていきました。

5~6波ぐらいに分かれ、それぞれ50人ほどいたような見当ですから、総勢200~300人ぐらいでしょうか。

最近あまり見なかったので、ちょっとびっくりしました。

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いよいよ、水郷大橋がすぐ近くに迫ってきました。

あと少し!

そしてとうとう・・・

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ゴールしました!

水郷大橋です!

 

思えば、平成27年の8月22日から始まった「驚愕の千葉編」ですが、約9カ月、計6回かかってようやくここまでたどり着きました。

最初は千葉の山の中でフラフラになって終了したことを思い出します。

⇩これです

trailtravel8hureai.hatenablog.jp

 そこから約300km。秘境感あふれる山のなかや、荒々しい海に面した断崖、広々とした九十九里浜、内陸部の穏やかな里山など、前回の神奈川にも負けない変化に富んだ風景を走り抜けてここまで来たのだと思うと、ちょっと感無量になりました。

ほんとうに、いいところだったなぁ・・・

やっぱり、自分の足でたどったからこそ、それを実感します。

旅を続けて良かった・・・

 

ひとしきり、利根川を見ながら感慨にふけると、ゆっくり歩いて駅まで向かいます。

お腹が減ったので、ラーメンとビールで一人慰労会をしました。

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これで、ぼくの千葉の旅は、ひとまず終わりました。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

次回からは「疾風の茨城編」が始まります。

楽しみにしていてください!

 

ではまた。

(= ´ ω`)ノ バイバイ