未来の街と歴史の山 ①
(写真:「学園都市のみち」つくばエキスポセンター)
みなさん、こんにちは。
「疾風の茨城編」の第2回目は、土浦からつくば学園都市を通って筑波山までの旅です。
前回は、千葉県境の利根川水郷大橋から、えんえんと水の恵みを感じながら霞ケ浦沿いに土浦まで進んだところでした。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
さて、全体図を見てみましょう。
(環境省HP「NATS自然大好きクラブ」の地図を加工しています)
なんとなく、茨城県は進みが早いような気がしますね。
そして、もしかすると「すでに半周ぐらい進んだかも?」という気がしてきました。
(^ω^) あと半分?
それでは、今回のルートの細部です。
ルートの線はかなり適当ですが、イメージ図として見てください。
学園都市から一路東に進み、筑波山系の南端まで至る「寺社めぐりと田園風景のみち」18km。
山すそを北へ進みながら権現山までゆく「果樹の里のみち」7.3km。
筑波山系を東から西に不動峠を越えて平沢官衙遺跡までの「果樹園のみち」8.8km。
平沢官衙遺跡から筑波山頂まで登る「筑波山頂めぐりから旧参道へのみち」10km。
筑波山頂から西側へ下山する「筑波山頂めぐりのみち」8.8km。
これらを連結する道を含めると約75km、6コースです。
まだ梅雨が来る前の、平成28年6月4日~5日の2日に渡って旅しました。
未来の街つくば
前回終了した、土浦の匂橋(においばし)からスタートです。
自宅から2時間少々かけて土浦に到着。
千葉編の時は、だいたい移動に3時間かかっていたことを思えば、あっという間の速さです。
匂橋までは、土浦の風俗街を抜けて行かなければなりません。
ザックを背負った短パン姿の自分が、この街にとてつもなく不似合いです。
朝なので人気のないのが幸いでした。
しかし、この「素股信用金娘」って看板・・・
(*´ω`*) 店名秀逸すぎ
ここを抜けると、すぐに匂橋です。
川のほとりにきれいな花が咲いていました。
今日もいい天気です。
桜川にはボートが走っています。
川沿いに進むと、やがて学園大橋という大きな橋に出ました。
この橋を渡り、畑と住宅が混在するエリアを走ります。
レンコン畑の向こうに、筑波山が見えます。
まだまだ遠いなあ。
少し交通量の多い道路を通り、12時過ぎにつくばエキスポセンターに到着しました。
ロケットがかっこいいです。
つくば万博は1985年の開催ですが、当時すごく行きたかった記憶があります。
(結局行けなかったけど)
とにかく、未来の憧れを掻き立てる万博でした。
なにせ、子供雑誌に載っていた未来のイラスト(ビルの谷間を透明なチューブが走っているような絵)で育った世代ですからね。憧れもひとしおでした。
街並みもきれいに整備されているし、緑も多くてすてきな街です。
まだまだ古さを感じさせない街並みは、ぼくにとってはやっぱり未来都市です。
田園地帯がつづく
筑波大学の横を延々と走り、やがて東に曲がると、いつしか風景は未来都市から田園に変わっていました。
ここからは「寺社めぐりと田園風景のみち」に入ります。
田んぼの中をまっすぐなサイクリングロードが通っています。
地名を見ると「旧田土部駅」とあります。
それで分かりました。
この道は、かつて鉄道が走っていた跡だったのです。
ところどころ、駅のホームが残っていました。
このような、まっすぐで走りやすい道だったので、1kmほどコースを行き過ぎてしまいましたよ。
この道を北に曲がると、水田と果樹園の田舎風景が続きます。
山ろくに水田が広がります。
サギの群れが、田んぼに飛び交っています。
そして果樹園。
のどかな風景が続きます。
こんな感じで第一日目は過ぎていきました。
さて、次回はいよいよ筑波山です。
次回の旅はコチラ⤵
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
(=´ω`)ノ バイバイ