栃木100km行①(富士とSL編)
(写真:「名刹と旧跡を訪ねるみち」で見つけた巨大なオブジェ)
みなさん、こんにちは。
(= ´ω`)ノ
最近、登山縦走の記事が続きましたが、今回は再び、関東ふれあいの道に戻ります。
ちなみに、縦走記事はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jptrailtravel8hureai.hatenablog.jp
さて、ふれあいの道の前回記事は、とうとう茨城県を抜け栃木県に突入したところまででした。
前回記事はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
栃木県のふれあいの道は、総距離393km、全部で32コースが設定されていますが、このうち1-23番のコースが茨城県から群馬県に至る関東一周ルートに該当します。
(その他のコースは福島県の白河にむけて北上するルートです)
しかしながら、1-23番のルートのうち、約90kmほどは栃木の平地部で、宅地や田畑を進みます。
そのような地域なので、途中ビバークできるようなキャンプ場もありません。
このため、この区間はできれば一気に通過したいところでした。
ということで、今回は途中でツェルトを張って眠ることなく、通しで100km走をやってみようと思います。
いつもの全体図です。
やはり、栃木県に入ると、ふれあいの道一周も半分以上来たんじゃないかって気がしますね。
今回、一気に100km走ることができれば、さらに進捗が加速しますね。
(*´ω`*) ワクワク
次に細部ルートです。
今回は長いですよ。
まずは真岡電鉄茂木駅を出発し、芳賀富士(はがふじ)を経て七井駅までの「風薫る山里のみち」14.3km
次に七井駅から益子の森、西明寺を通り益子駅までの「焼き物としいの木のみち」11.8km
益子駅からは根本山自然観察センターを抜け平地部に出ます。真岡駅までの14.2kmの「雲流れる桜花のみち」
このあたりから夜になると思われます。
この先は、延々と平地を通り、田畑の中を通過するルートが続きます。
真岡駅からは「名刹と旧跡を訪ねるみち」の16.2km。二宮金次郎ゆかりの二宮神社を経て、久下田駅へ向かいます。
次は「アシそよぐ水辺のみち」です。これは久下田駅から鬼怒川沿いを北上し、砂ヶ原橋を渡って、さらに田川沿いに進み、JR自治医大駅までの21.0km。
もうずーっと平地です。
地図を見る限り、ほとんど田んぼを進んでいる感じ。
さらにさらに、自治医大から箕輪城址を経て姿川沿いに南下する「ゆうがおのみち」
このルートはJR小金井駅(もちろん東京の小金井駅とは別)まであるのですが、途中で次の「風土記のみち」につながるので、ぼくはコチラに進みます。これで約7km
そしていよいよ、今回の最後のルート「風土記のみち」は姿川沿いにさらに進み摩利支天塚古墳、琵琶塚古墳、紫式部の墓をたどり大神(おおみわ)神社から東武鉄道野州大塚駅までの約13.5kmです。
( ;´Д`) 長い!
ルートを書くだけで疲れました。
今回は計8ルート、約100kmを一晩で走りますよ。
(GPSによれば、走った結果は101kmでした)
ということで、平成29年の走り初めとなる1月28日~29日にかけて旅しました。
栃木にも富士山があるよ
1月ですが、暖かく晴れたいい天気です。
再び茂木駅にやってきました。
前回はあまり良く見ていなかったのですが、駅前には立派なふれあいの道の案内板があります。
きれいな木板を使い、鮮やかに地図が彫ってあります。
雨よけの屋根までついてる。
これはすごい。
9時10分に茂木駅を出発しました。
なんと、出発直後に、道を間違えて全く逆のほうに進んでしまいます。
前回もそうでしたが、どうも茂木の街は迷いやすい(気がする)・・・
駅前の通りを過ぎると川があったので、それに沿って進みます。
すぐに道の駅もてぎに到着です。
まるで公園のような道の駅だ。
ここでおにぎりを3つ買い、2個は朝ごはんに食べ、1個はいつかお腹が減った時に食べることにしてザックにしまいました。
おにぎりを食べながら、しばらく一般道を進みます。
ホントに暖かな日です。
川面が陽に照らされて、キラキラと光っていました。
やがて、安楽寺というお寺に出ました。ここはこのコースの撮影ポイントになっています。
お寺の前には、これまた立派な案内板が立っていました。
茂木駅もそうだったけど、栃木県はふれあいの道の整備に力を入れているのかも?
お寺からさらに4kmほど行くと、突然、舗装道から外れます。
なんだか誰かの裏山に入っていくみたいな感じ。
入ってみると、意外にしっかりしたトレイルです。
道の先に、ふれあいの道の標識が立っているのが見えますね。
右に曲がると「芳賀富士」に出るみたい。
行ってみよう。
明るい杉林の坂道を10分ほど登ると、開けた頂上に着きました。
芳賀富士山頂です。
何と写真入り看板!
これも今までに見たことがない種類の案内板です。
低い山ですが、眺望はよかったです。
さすが富士山!
筑波山も見えました。
あそこから、はるばる来たんだよなぁ・・・
しばし、これまでの道を思い返しました。
SLは大迫力! 七井駅
芳賀富士を下り、再びトレイルに戻ります。
いい気持ちです。
すぐに里に出て、トレイルは再び舗装道に変わりました。
振り返ると芳賀富士が覗いています。
低いけど、確かに富士山の形かな。
かわいい山でした。
芳賀富士を後にすると、開けた田園風景に変わります。
七井駅はもうすぐ。
住宅地に出ると、通りの向こうに駅舎らしき建物が。
しかし、その上には黒い煙がモクモクと立ち昇っているではありませんか!
((((;゚Д゚))))))) ええっ?
まさか、火事!?
思わず、駅に向かって走り出しました。
しかし、火事にしては、どうも街が静かです。
駅前には、人影すらありません。
駅のホームに入って、ようやく分かりました。
なんと、SLが止まっていたのです!
\(^o^)/ うわー!
ちょうどギリギリのタイミングでした。
と言うのも、SLはすぐに動き出したからです。
肩をすくめるほどの大きな音で汽笛が響き、重そうな車輪が回ります。
すごい迫力!
知らぬうちに興奮していました。
列車の窓からは、同じく興奮した子供や大人の顔が覗いています。
ぼくは思わず、大きく手を振っていました。
やがてSLは轟音を響かせながら、去って行きました。
さて、ぼくもふれあいの道に戻ります。
まだまだ先は遠い!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は七井駅からの続きの旅を書きますね。
それではまた
(^ω^)ノ バイバイ
続きの旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
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