春の訪れ 妙義のふもとで
(写真:妙義山と春の訪れ)
みなさん、こんにちは。
(*´ω`*)ノ
群馬の旅も、いよいよ終わりに近づいてきました。
上毛三山のうち、赤城、榛名を越え、ついに妙義のふもとへ到達。
前回の旅はコチラ⤵trailtravel8hureai.hatenablog.jp
全体像はこんな感じです。
細部のルートはこのとおり。
西松井田駅からは連結区間を挟み、土塩という部落から「小根山森林公園へのみち」にはいります。
その後、千ヶ滝、小根山森林公園を経て横川駅へ。
短いですが、今回はここで終了。
その後、碓氷峠鉄道文化むらに行くつもりです。
ということで、2018年3月4日に旅しました。
里にも春がきた
今日のスタート地点、西松井田駅です。
すぐそばに、妙義山の荒々しい山塊が。
この線路の先に今日の目的地、横川駅があります。
横川は、群馬の高崎から新潟を結ぶ信越本線の駅で、碓氷峠を越えるための重要な地点にある駅でした。
しかし、北陸新幹線の開通に伴い、信越本線は軽井沢―横川の間が廃止になります。
横川駅は、行き止まりの終着駅となってしまいました。
今では、交通の要衝として栄えた当時をしのび、駅の近くに博物館(碓氷峠鉄道文化むら)が建てられています。
「小根山森林公園へのみち」までは連結区間なのでルート設定がされていません。
なので、地図を見てルートの起点、土塩の部落まで移動します。
10時すぎに出発。
今日もいい天気。
風は少し肌寒いけど、日差しは暖かくて、冬の終わりを感じます。
線路沿いを離れ、山のほうに歩いていくと、小さな集落がありました。
そろそろ、畑仕事がはじまる季節です。
至る所で、ロウバイの花が咲いていました。
ピンク色のロウバイも。
冬には見られなかった色彩です。
春の訪れを感じますね。
いたる所で、たくさんの花が。
道ばたの道祖神も、冬の終わりを喜んでいるように見えました。
(*´ω`*) 春だねぇ・・・
1時間半ほど歩くと、「小根山森林公園へのみち」の起点、土塩の部落に到着。
これはまた、子供のころにあった売店そのまま。
「塩」の看板、あったなぁ。
「お仙」は幸が薄い?
ここからは、ふれあいの道に入ります。
まずは、千ヶ滝を目指して歩きだそう。
ちょうど、昼時には到着できるでしょう。
里を後にして、山の中に入っていきます。
道は良好な舗装道で、歩きやすい。
20分ほど歩くと、道路わきに看板を見つけました。
千ヶ滝への入り口です。
この時12時05分。滝へ降りて昼ごはんにしましょう。
滝には人影はなく、静かでした。
ただ、滝つぼに落ちる水の音だけが、森の中に響いています。
滝の後ろにある石仏は、ここに伝わる伝説にちなむのかも。
むかし、松井田城が落城する際に、城主の娘の「お仙」は、もはや逃げられないことを知り、この滝に身を投げたそうです。
そういえば、千葉の「おせんころがし」も、「お仙」にまつわる悲しい伝説があったなぁ。
「おせんころがし」の記事はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
なんだか全国的に幸が薄いぞ「お仙」・・・。
ともあれ、お昼ですので、ご飯にします。
ラーメンは、どこで食べてもおいしい。
(* ´ Д`) ウマー
滝のそばに、きれいな福寿草が咲いていました。
そしてそのそばには、こんな立札が。
「老人の夢をかなえるため、持ち去らないで下さい」
大げさともとれる文言ですが、ここまで言われて、持ち去る者は、人の顔をした鬼にちがいない。
もちろん、眺めるだけで立ち去りましたよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は横川駅までの旅の続きを書きますね。
ではまた。
(^ω^)ノ
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