京都一周トレイルの楽しみ方(京都一周トレイルの旅番外編)
(写真:大文字山から京都を望む)
みなさん、こんにちは。
(^ω^)ノ
全4回にわたり、2018年12月29日~30日にかけて行った「京都一周トレイル」の旅について書いてきました。
旅の記事はコチラ⤵
今回は、この魅力あるトレイルの楽しみ方をご紹介してみます。
京都一周トレイルの特徴
京都一周トレイルには次のような特徴があります
➀ 市街地から近く、気に入った部分のみを歩くことができる。補給も容易。
(市街を囲む環状ルートというのも大きい)
② 標識や地図が充実していて、安心して歩くことができる。
③ 山歩き、渓谷歩き、寺社旧跡めぐりとバラエティに富む。
これらの特徴を備えたトレイルは、実は少ないのです。
市街地から近いと自然が少なかったりするし、その逆だとアクセスが悪かったり、初心者では不安になるような山奥だったりする。
通常は環状ルートではないから、終点ははるか遠くの場所となり、帰路に時間を要したり、途中でエスケープが困難だったりする。
すぐに街に降りることができ、かつ整備されているというのは安心。慣れていない人にとっては、やはり道迷いが一番の不安です。さらに、街で補給できるというのは安心。大抵のトレイルは自動販売機すら見当たらない。
これはコース上に整備されている標識です。
道の形状まで表現されていてわかりやすいし、さらに言えば、整備がまめに行われていて、最新の情報も手書きで書かれていたりする。
(写真では「崩落」と追記されています)
また、この標識番号は公式マップにも記載されていて、自分がどこにいるのかすぐにわかるようになっています。
地図上の「73-1」といった数字は全て、指導標識と対応しています。
さらに、一般的なトレイルはつまり山道ですから、基本的に山ばかりです。
山好きな人はそれでいいとしても、そうでない人にとっては楽しくないかもしれない。
「京都一周トレイル」は、このような問題点をある程度クリアしています。
なので、山歩きが初めて、もしくはあまり興味がない、という人でも楽しむことができるトレイルになってる。
もちろん、全長は80kmを越えますし、それなりの山地縦走路もありますから、慣れた人にとっても楽しめるトレイルですよ。
京都一周トレイルおすすめコース
こんな特徴を持つ京都一周トレイルですから、その人の関心や興味、体力に応じてコースを選ぶことが可能です。
いくつかコースを考えてみました。
➀ 眺望を楽しみたい!
山に登る途中は山科側が、山頂からは京都市街が一望!
② 歴史・史跡と山道に興味がある!
言わずと知れた、名所旧跡をたどる旅! 山道も適度で楽しい。
ケーブルカーで一気に比叡山に登り、のんびり下れば良いとこ取り。
京都の良いところが凝縮
鞍馬寺~薬王坂往復(約2km)
裏の京都といった雰囲気で神秘的
高雄寺社巡り&清滝(約4km)
清らかな渓谷と美しい寺社を合わせて堪能!
③ やっぱり山が好き
比叡山~横高山・永井山~大原の縦走(約17km)
歴史を感じながら、しっかり楽しめる縦走路。
きつければ逆行し比叡山からケーブルカーで下山すれば安心。
夜泣峠~盗人谷
山あり谷ありの冒険コース。アクセスは少し悪いけど。
④ 涼しいトレイルが大好き
清滝渓谷往復(約8km)
高雄を起・終点として。紅葉時期もいい!
⑤ 冒険してみたい
全ルート踏破(約80km)
一気に一周してみる?
見どころが多いから、遅れがちになるので気をつけて。
ということで、少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してみてください。
京都観光の一日を、トレイルウォークにあてるのもいいかも。
とはいえ、やはり山歩き。基本的な装備(防寒具、ライト、携帯電話、電池、レインウェア、コンパスと地図、携行食と水など)は忘れないでね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これで「京都一周トレイルの旅」編は終了です。
ではまた。
(*´Д`)ノ バイバイ
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