奇岩城 第四石門を通る
(写真:「さくらの里と石門のみち」第四石門)
みなさん、こんにちは。
(^ω^)ノ
妙義山を抜ける旅の続きです。
前回は、横川駅から妙義神社を訪れ、妙義山へと続くトレイルに入ったところまでを書きました。
ルートの詳細はコチラ⤵
今回は、妙義山の中腹を通り、第四石門までの旅を書きますね。
ということで、2018年3月11日の旅の続きです。
妙義のふところへ
第二見晴という場所まで来ましたが、ここまでは歩きやすいトレイルでした。
岩稜を行く上級者ルートとは違い、このまま普通の道が続くのかな。
少し拍子抜けしつつ、先へ進みます。
「石門」とあるくらいだから、岩の下をくぐるのでしょうか。
ちょっと期待。
そして、このあたりから道の雰囲気が変わってきました。
岩が目立つようになり、巨石が道に覆いかぶさるような場所が増えてきます。
ここは、かなり低い!
圧迫感があります。
かと思うと、こんな箇所もある。
道が崩れているので、迂回します。
荒々しい岩ばかりではありませんよ。
こんな可愛らしい岩も。
「本読みの僧」!
(^ω^) たしかに!
本に熱中している姿が、なんともユーモラス 。
しばらく進むと下りとなり、東屋のある開けた尾根に出ました。
関東ふれあいの道の石碑も建ってる。
振り返ると、やはり圧倒的な存在感を示す稜線がそこに。
いよいよ、妙義のふところに入り込みました。
岩壁のみちをたどる
東屋のある開けた尾根を下っていくと、再び登りが始まりました。
今度は、急角度の階段です。
階段が設置されている場所は、かなりの細尾根。
ここ以外には、ルートがないという感じ。
ようやく階段を登りきると、次は断崖の下に作られた桟道。
Σ( ゚ Д ゚) うわっ!
岩がでかい!
そして、低い! 足場が脆そう!
もう、押しつぶされそうな感じ。
腰を屈めなければ通れません。
岩壁に、か細く取り付くような道は続く。
道がついているので安全に通ることができるのですが、そびえる岩塊の重さが頭にひしひしと伝わってくる。
山が本気になれば、人間なんか一瞬でペチャンコ。
「通らせていただいている」という感じでした。
まさに奇岩城
岩壁の道を通り抜けると、ゴツゴツとした岩の一群が見えてきました。
案内板の脇に、何か張ってある。
見てみると・・・
(;゚Д゚) ゴクリ・・・
確かに、あの奇妙な形の岩が並ぶ地帯は、ここから見ても危険な香りが。
こんな感じで、奇岩が密集しているらしい。
とりあえずこの先には、「天狗の標定」や「胎内くぐり」があるらしいです。
このまま右に下れば、目指す第四石門。
ちょっと悩んだものの、この不思議なネーミングに好奇心があらがうことは難しい。
行けるところまで行こう、ということで、先へ進みます。
まずはクサリ場を登る。
(^ω^) ほいほい!
そしてまた、クサリ場を登る。
(; ´ Д`) ううっ・・・
ちょっと、足を置く場所が少ない崖になってます。
このあたりから、イヤな予感が。
ここを登りきると、見えました、「天狗の標定」
写真だと、すぐそこのように見えるけど、実はここから結構な崖を降りた向こうにある。
しかも降りたところがかなり細い尾根になっていて、なおかつ尾根を外すと深い断崖。
もう無理はよそう、ということで、引き返すことに。
とは言っても、ここから見える巨石の群れは、いくら見ていても飽きません。
垂直にそびえる岩肌
塔のようにそそり立つ怪石
不思議な形の岩塊
まさに、自然が作った壮大な城
『奇岩城』という名の推理小説があったけど、まさにこの地こそ、奇岩城と呼ぶにふさわしい。
(読んだことはないけれど・・・)
奇岩城の巨大な門
ふたたび山道に戻り、下っていくと、突然不思議なものが目に入ってきました。
アーチのような巨大な岩!
Σ( ゚ Д゚) すごい!
これこそが「第四石門」!
奇岩城を守る、壮大な門です。
近くで見ると、その迫力に圧倒!
岩は見事なアーチを描いていますが、どうやって作られたのでしょう。
自然の偉大さを実感できた旅でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、妙義を後にして里へと下り、秩父を一望する大桁山へ登る旅のことを書きますね。
次回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
ではまた。
(= ´ ω`)ノ バイバイ
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