ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

見えた! 県境、神流湖   

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(写真:「渓流を下るみち」から望む神流湖)

どうぞ読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

(^ω^)ノ

埼玉県境を目指す旅の続きです。

前回は、上鹿島バス停から、温石峠を越える連結区間を経て、「渓流を下るみち」の起点となる妹ヶ谷バス停に到着したところまでを書きました。

前回の旅はコチラ⤵


ちょっと赤面しちゃうような石像もありましたね。

まだ見ていない人はぜひ、一見の価値ありです。

今回は、「渓流を下るみち」に入り、いよいよ群馬と埼玉の県境に横たわる神流(かんな)湖を望みます。

妹ヶ谷不動尊から石神峠をくだって保美濃山バス停までの旅のことを書きますね。

ルートの細部はコチラ⤵f:id:trailtravel:20190423012518j:plain

このルートはだいたい13km少々。

ということで、2018年9月23日の旅の続きです。

 

そして県境深部へ

「渓流を下るみち」の入り口に立ったのは11時50分。

何となく不気味な雰囲気。

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森の奥が暗いのも気になるけど、案内板もなんか怖い。

文字のフォント、明朝体じゃなく、ポップ体とかにならないかな。

クマの目撃情報も出ていて緊張します。

妹ヶ谷不動尊は、この橋を渡るとすぐ、森の中にありました。

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ちょっとお参りしてこよう。

 

まずは、明るめの木立の中を進みます。

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左の斜面の下には、渓流が。

こんな感じで道が続いているといいんだけど・・・

 

と願うもむなしく、すぐに道は川のほとりに下ってゆき、荒れた感じに。

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まだ、ほんの入り口なのですが、早くも秘境感が漂ってきました。

渓流沿いの道は、高く、低く、時に危うげに続いています。

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そして何度も川を渡る。

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あんまり道らしく見えないから、標識が取り付けられているのは助かる。

ここは、大雨の後に渡るのは危険かもしれないなぁ。

 

そしてまた渡渉。

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こうして次第に県境の最深部へと道は続きます。

 

渓流奥部を越える

この「渓流を下るみち」ですが、関東ふれあいの道は基本的に時計回りにルートが設定されているので、群馬から埼玉へと向かっているぼくは、逆に渓流を遡っていることになります。

なので、しばらく進めば山に登り、沢から出ると思ったのですが、意外にこれが長い。

湿気の多い道が続きます。

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こういう水辺に近い道は、マムシがいたり、獣が集まったりするので、早く出たい。

特にクマが気になります。

と、思っていても、なかなか都合よくいかないのが山道。

倒木をくぐり、また渡る。

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渓流というのは基本的に気持ちがいい場所なんですが、当然谷間にあるわけで、基本薄暗い。

で、その薄暗さと湿っぽさが合わさると、独特の雰囲気が醸し出されます。

単独行では、それがすごく気味悪く感じたりする。

道迷い遭難も、たいてい沢に入り込んでのことだし。

(;´・ω・) ドキドキ

と、少し不安になり始めたころ、ようやく道が明瞭になり始めました。

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ちょっと心強い。

さらに、登り始めました。ますます心強い!

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ようやく谷底から脱出のようです。

と思ったら、昨日の雨のせいで、トレイルが川のようになってる。

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勢いよく水が流れています。

足を濡らすと、不快だし、疲労が増大します。

できるだけ、よけながら登りましょう。

 

こんな場所もあった。

砂防堤の上のようですが、おもいきり水が流れています。

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これは見た目以上に水量があって、濡れないというわけにはいきませんでした。

(;´Д`) くっ・・・

 

そしてまだまだ続く山道。

県境の最奥部は、かなりの秘境です。

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ふたたび渓流と合流しました。

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まあ、道の細いこと。片足の幅がやっとです。

川に落ちないように気をつけよう。

そしてまた渓流を越える。

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流れが急になってきたので、もうすぐ尾根に出るでしょう。

石神峠も、もう近いはず。

 

見えた! 県境の湖!

と思っていると、突然、急な登りが出現。

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階段はかなり崩れています。

ここを登り、しばらく行くと、いよいよ稜線らしきものが。

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なんだか人工物っぽいものも見える。

これはもう、林道に到達したでしょう。

 

登り切ってみると、やはり。

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林道が伸びています。

御荷鉾林道、その名もスーパー林道

全長は不明ですが、ここから神流湖までは約8kmほど。

この石神峠で13時10分でした。先は長いけど、このまま舗装道が続くなら、のんびり行っても大丈夫かな。

ということで、林道を下っていきます。

 

・・・長いっ!

1時間ほど下りましたが、ほとんど景色に変化なし。

ただ、トンネルが出現したときは少し緊張。

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まあ、出口が見えているからいいんですけどね。

これが意外と、中に入ると長く感じるんです。

トンネルは苦手・・・

 

ダッシュでトンネルを通過し、さらに進む。

標識がありました。神流湖は近いようです。

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しかし、この標識、ちょっとどうかな・・・

(;^ω^) やりすぎ・・・

何度も言うようだが、標識のフォントはポップ体がいいと思う!

 

とにかく、神流湖が近いということは伝わった。

どうでもいいんですが、面白いキノコ生えてましたよ。f:id:trailtravel:20190430112806j:plain

(;゚Д゚) おっ!

見事な相似形!

 

さらに20分ほど進むと、

ようやく、

見えてきましたっ!

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神流湖です!

そして、湖の向こうの山々は、埼玉県!

栃木・群馬県境を越えたのが、2017年7月31日

それから約1年と2ヶ月

長かった・・・

ようやく、目と鼻の先に県境がある。

もう感無量です。

林道を下る足が思わず速くなる。

さあ、行くぞ埼玉へ!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回はいよいよ、県境を越えます!

次回の記事はコチラ⤵

 

それではまた。

(= ^ ω^)ノ バイバイ

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