ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

いざ伊豆ヶ岳

 

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どうか読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

(^ω^)b

混沌の秩父、前回は白石の集落から七つの峠を越え、正丸駅で終了しましたね。

前回の旅はコチラ⤵


なんと、早くも埼玉の旅も残すところ、あと半分ほどになってしまいました。

もう、一山越えればそこは東京との県境。

全体図はコチラ⤵

 

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群馬や千葉の、あの果てしもない長さに比べれば、まるで嘘のような進捗のスピード。

やはり、東西に長い県を南北に縦断していますからね。そこは短い。

ともあれ、旅も終わりが着々と近づいてきた。

嬉しいような、寂しいような・・・。

 

さて、今回の旅の細部ルートです。

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正丸駅を出発し、前回下った谷沿いを逆に登って正丸峠まで。

正丸峠からは南へ伸びる尾根線沿いに伊豆ヶ岳へと登る。

その後、高畑山から天目指峠(あまめさすとうげ)を経て、子の権現(ねのごんげん)へ。

子の権現からは、山を下り吾野(あがの)駅でゴール。

全長14.5kmの「伊豆ヶ岳を越えるみち」です。

 

今回は珍しく、1ルートのみの旅。

そしてなんと、奥さんと娘ちゃんが一緒に旅してくれることに!!

Σ(;゚Д゚) ウオォォォ!!

これは嬉しいっ!!

初めて家族が、ふれあいの道一周に興味を持ってくれた!

ということで、10連休GWのど真ん中、2019年5月1日に旅しましたよ。

 

正丸峠ふたたび

せっかく奥さんと娘が一緒に旅してくれるにもかかわらず、GW前半は見事に雨模様。

5月1日も、かなり怪しい天気です。

ここはやはり、アレに頼るしかない!

ということで、

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てるてる坊主!

心を込めて作りました・・・

そのおかげなのか、電車での移動中、ぐんぐん天候が回復!f:id:trailtravel:20190925232447j:plain

青空が見えてきました!

(*´Д`) ヨシッ!

元気よく正丸駅を出発します。

前回は気付かなかったけど、駅のホームには、ふれあいの道の大きな案内板が。

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ということで、9時20分に元気よく正丸駅を出発。

まずはガードをくぐり、正丸の集落へと入っていきます。

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せせらぎに沿って続く道を登り、正丸峠を目指します。 

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集落のはずれに小さな祠がありました。

ここから、山道に入っていきます。

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杉の森の中を流れる沢に沿って、山道を登る。

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前回も見た、倒木のアーチ。

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しかし、何度見ても絶妙な位置でアーチができていますよね。

ほらほら! と自分の手柄のように自慢げに、奥さんにアーチを見せます。

奥さんは、感心したのか、しなかったのか、「ほぅ・・」という返事。

 

次第に谷が深くなり、登り傾斜がきつくなってきました。

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今日は、奥さんと娘ちゃんがいるので、ゆっくりペースで登ります。

すこし二人が疲れ始めたころ、峠の茶屋の下の階段に出ました。

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これもまた、かなり急。

よいしょ、よいしょと登り、ようやく正丸峠に到着。

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再びの展望記念碑です。

10時30分でした。

 

いざ伊豆ヶ岳

正丸峠からは、南へ伸びる尾根沿いに伊豆ヶ岳へと向かいましょう。

茶屋の裏に登山道の入り口があります。

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ここを登っていくんだ。

しばらく進むと、面白い光景が。

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どうです、尾根を挟んで、左が針葉樹、右が広葉樹。

植生の違いで、森の雰囲気ってこんなに異なるんですね。

ぼくはどちらかと言うと、優しい感じのする広葉樹が好きかな。

針葉樹の森は、樹高も高く暗いので、魔女の森みたい。

 

とはいっても、針葉樹のシャープな感じも捨てがたいんですけどね。

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二つの森を楽しめる、いい尾根道です。

ゆっくり歩いて1時間、小高山の山頂に到着。

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頂上はベンチもあり、一休みするにはピッタリ。
小高山というつつましい名前ですが、見晴らしもなかなか。

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雨が止んでよかった。

奥さんも娘ちゃんも、結構楽しんでくれているようです。

 

さて、この調子で伊豆ヶ岳まで一気に行っちゃいましょう。

小高山から、下ってー

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そして、登ってー

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また、下ってー

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登ってー

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(*´Д`);つД`) ハアハア

いかん!

奥さんと娘ちゃんが疲れ始めている!

たった10分弱の道のりですが・・・・

 

しかし実は、ここからが伊豆ヶ岳への登りになるのです。

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トラロープの先は、男坂といって、急な岩登り。

しかし、落石注意とのこと。

立ち入り禁止ではないですが、男坂を避け、女坂から伊豆ヶ岳へ向かうことにします。

しかし、女坂は崩落しているらしい。

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なので、新女坂?から伊豆ヶ岳へ。

しかし、新女坂もなかなかの難路

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よいしょっ!

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よいしょ、よいしょっ!

そしてようやく、ロープの補助を得ながら、山頂部に到着。

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やっと奥さんと娘ちゃんの顔に笑顔が戻ってきました。

 

伊豆ヶ岳山頂にて

山頂のあたりは、桜の花びらが落ちて、一面のピンク色

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たしかに、葉桜になっていますが、桜の木がたくさん。

もしかすると、隠れた花見スポットなのかも。

 

山頂は、意外に広くなっています。

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この先が、真の山頂らしい。

途中、伊豆ヶ岳の由来を説明してくれる看板が。

たしかに、「秩父なのになんで伊豆?」と不思議に思っていました。

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それによると、アイヌ語で尖った山頂を意味する「イズ」説や、

遠く伊豆まで望めるので「伊豆」

ゆずの木が多く生えていたので「ゆず」

ふもとに温泉が湧いていたので「湯づ」説、などなど。

もっともらしいような、眉唾なような。

 

個人的には、アイヌ語説が一番ピッタリくるかな。

ということは、この辺りまでアイヌの人が住んでいたんですよね。

遠い遠い、昔の話です。

 

11時45分、伊豆ヶ岳山頂に到着。

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標高は851mなれど、ここもまた低山の名山。

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充分な見晴らしです。

さて、ここでお昼にしましょう。

 

ということで、次回は伊豆ヶ岳から子の権現へ向かう旅の続きを書きますね。

次回の旅はコチラ⤵

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

(= ´ ω `)ノ バイバイ

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