奥多摩の美しい水源 白谷沢を登って
(写真:「水源のみち」白谷沢の巨石)
どうぞ読者に!
みなさん、こんにちは。
(^ω^)ノ
関東ふれあいの道一周「混沌の埼玉編」もいよいよ大詰め。
前回は竹寺から入間川に下り、そこで水遊びをしたところまで書きましたね。
前回の記事はコチラ⤵
埼玉・東京県境の棒ノ折山はもう目の前。
今回は、その棒ノ折山を越え、とうとう東京都に入る旅です。
旅の全体図はコチラ⤵
どうです!(ドヤ顔)
とうとう関東一周も、最終段階ですよ!
(* ´ Д`) おぉー
東京・神奈川県境を出発して4年、とうとう東京に戻ってきました!
抑えきれない気持ちをぐっと抑えて、今回のコースを説明します。
埼玉県最後のルート「水源のみち」は、名栗川又バス停から名栗湖を経て白谷沢に入ります。
白谷沢を登るとゴンジリ峠、そこから棒ノ折山に。
棒ノ折~ゴンジリの稜線は埼玉と東京の県境になっていて、ここで埼玉県にお別れ。
いよいよ東京都に入りますっ!
東京の最初のルート「山草のみち」は一部「水源のみち」と重複しています。
棒ノ折山から再びゴンジリ峠に下り、そこから南に転じて岩茸石山、惣岳山を縦走してJR御岳駅へ。
さらにここから次のルート「杉の木陰のみち」に入り、御岳山を登ってケーブルカーの御岳山駅で終了。
ということで、2019年9月2日に出発。
ちなみにこの日は、ぼくの誕生日。
いい旅になるといいなぁ・・・
可愛い道祖神みつけた
飯能駅からバスに乗り、「水源のみち」の起点、名栗川又バス停へ。
バス停の近くに、何とも愛らしい道祖神が。
道祖神はいつ見ても、仲睦まじくて微笑ましい。
心が和んだところで、8時40分にバス停を出発。
15分ほど歩くと、名栗湖に到着しました。
名栗湖は別名が有馬ダム。
ダム堤の上を歩いて湖を渡り、湖面に沿った道を進みます。
名栗湖の最奥部に橋があり、ここを渡ると白谷沢への登山道です。
工事の看板の脇に入り口が。
それでは、埼玉県最後のルート、楽しんでいきましょう!
さあ行こう! 埼玉最後のみち!
美しい水源のみち
さて、この白谷沢は、名栗湖周辺で最も美しいと言われる沢です。
(と、案内板に書いてありました・・・)
どんな風景に出会えるのか楽しみ!
ワクワクしながら進みます。
まずは、シダの下草が茂る森を登っていく。
緩やかな斜面はやがて渓谷沿いの細い道に変わる。
大きな岩もチラホラ出現。
足もとに気をつけながら進みましょう。
水音が聞こえてきます。
しばらくすると、崖の下に渓流を発見!
段々になった滝を、清水がしぶきをあげて流れている。
どうやら渓谷の核心部に入ったようです。
それとともに道は渓谷へと降りてゆき、沢歩きの様相に。
清らかな水が、白いしぶきを上げて足元を流れています。
9月に入ったとはいえ、まだまだ上旬。涼しげな渓流の響きが心地いい。
しかし、豊かな水の流れだなぁ。
それでもまだ、渓谷の入り口です。
これからどんな道に変わるのか楽しみ。
進むうちに谷の幅が狭くなり、周囲の岩が巨大になってきました。
両側から岩がそそり立って、門のようになってる。
ワクワクしてきた!
巨岩の廊下を抜けて
さて、冒険心が掻き立てられてきましたよ。
左右を見上げながら、岩の門をくぐります。
まるで岩の廊下だ!
いつも思うんですが、岩は不思議な威厳を持っていますよね。
恐らく、何万年も存在しているという重みかな。
時間の流れがそのまま凍り付いて、形を持った永遠のよう。
こんな巨石の間を通り抜けるとき、自分がとてもちっぽけに感じます。
それはそうだよね。
ほんの数十年のぼくと、ほぼ永遠の岩石とでは、比べ物にならない。
ということで、身を任せる気持ちで巨岩の中を進んでいきます
水の流れが岩に磨かれ、水が岩を削っていく。
谷間にはごうごうと響く水音。
渓流に沿って、沢を登っていきます。
そして現れたのが、さらに巨大な岩の門!
(;゚Д゚) うわー!
両側にそびえる巨岩の門!
この両巨岩の幅が数メートルと狭いので、その迫力がすごい。
まるで、上から押しつぶされそう。
圧倒的な重量感。
門をくぐると、さらに岩の廊下が続いています。
両側からは引き続き、巨岩が覆いかぶさるように迫ってくる。
岩を覆う植生が、ジャングル風で冒険心を刺激します。
何と楽しい道でしょう。
もうワクワクが止まりません。
やがて、沢から出る急斜面に到着。
もっと岩の廊下を歩きたかったのですが、気をつけて登っていきましょう。
名残惜しいので、上から振り返ってみました。
こんな感じです。
見降ろしてみると、ほんとに岩の廊下ですね。
渓谷を後にして
ここからは、ふたたび緩やかに沢を登っていきます。
深い谷が徐々に浅くなり、陽の光が差し込んできました。
少し気が緩みがちになりますが、良いところにこんな看板が。
「すべるから」という言葉遣いに、なんとなく親しみを感じる。
こんな看板も。
水辺はマムシもいますからね。
気をつけて進みましょう。
やがて、右手に階段が見えてきました。
どうやら、沢歩きの終わりは近いようです。
いくつか階段がつけられた場所を過ぎ、これまでとは雰囲気の違う階段が出現。
ここが渓谷の出口でしょう。
やはりそうでした。
階段を上ると、林道に出ます。
楽しかった渓谷歩きもここで終了。
ここからは、いよいよ県境に向かって棒ノ折山に登りましょう。
白谷沢、本当に美しい渓谷でした!
ぜひ一度、訪れてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はいよいよ「混沌の埼玉編」最後の道ですよ!
;つД`)ノ バイバイ
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