鋸山(のこぎりやま)から海を見る② 千葉編積み残し
(写真:日本寺の大仏)
みなさん、こんにちは。
(= ´ ω`)ノ
千葉県積み残しルートの「東京湾を望むみち」の続きです。
前回は、JR保田駅から鋸山(のこぎりやま)山頂までの旅を書きました。
今回ははその続きです。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
詳細ルートです。
保田駅から林道と登山道を登り鋸山山頂へ。
途中、海の見える場所でお昼ご飯を食べました。
で、今回の記事は、鋸山山頂から日本寺に入り、大仏と地獄覗きを見た後、ふれあいの道に復帰して浜金谷駅までの旅を書きます。
自分ルールとしてふれあいの道一周は途中でルートを飛ばしたりせずに一周すると決めているのですが、この「東京湾を望むみち」は家族と行きたいと思って残しておいた例外でした。
ということで、結婚記念日に奥さんと旅したのです。
でかいぞ千葉の大仏
鋸山山頂に登った後、展望台があったのでそちらに向かいます。
山頂からしばし急に下り、再び登り返します。
登ったその先に開けていたのは、
思わず声をあげるような絶景でした。
東京湾が一望です。
海面が金のうろこのように、細かく輝いていました。
水平線の向こうには、対岸の三浦半島が見えます。
山のふもとには、出発してきた保田の町が小さくなっていました。
本当に素晴らしい景色でしたよ!
さて、ここを下ると、いったんふれあいの道から離れ、日本寺の中に入ります。
寺の敷地は広大で、迷路のようになっており、岩をくりぬいた急な階段が縦横に巡らされていました。
こういった道をどんどん下っていくと、大仏のある広場に到着しました。
(;゚Д゚) でかい!
じつは10年以上前に見たことがあるのですが、やはり驚きの大きさです。
しかも、奈良や鎌倉の大仏とは異なり、岩壁を削って作った摩崖仏です。
なんだか日本離れした雰囲気でした。
大仏の足元には、花がいっぱい咲いていましたよ。
地獄覗きと百尺観音
大仏の大きさにびっくりしたのち、地獄覗きへ向かうため再び登ります。
なかなか急です。
それでも、途中にいろんな見どころがあるので、楽しみながら登れます。
羅漢像がいっぱいありました。
さらに登ると、
出ました。
地獄覗きです。
みんな、おっかなびっくり柵のところまで行って写真を撮っていました。
下から見ると、こんな感じです。
すごく高い。
そして、今日一番驚いたのがこれ。
百尺観音!
Σ(゚Д゚) でかっ!
圧巻の大きさです。
もう、日本じゃなくてインドとか中国の仏像みたい。
しかし、これを彫り上げるのって、すごいエネルギーだなぁ・・・
夕暮れの海が見える
さて、そろそろ日暮れが近づいてきました。
浜金谷の駅に向かって下山することにします。
岩を削った急な階段が続いていました。
ここだけじゃなく、ずーっと岩を削ったような感じの道が続きます。
こんな階段とか、
こんな坂道もある。
岩の表面は数多くの足に踏まれてへこみ、滑らかになっていました。
昨夜降った雨のために、滑りやすくなっています。
気を付けて下りましょう。
振り返ると、鋸山の稜線が見えます。
採石のために切り削られて、まるで巨大な城塞のように見えました。
下りの途中にもこんな風景が。
ほんとうに、城のようでした。
やがて、 道の向こうに金谷の町並みと、その向こうに海が見えてきました。
そして、ここを下ればもう金谷の町です。
夕暮れが近づいてきました。
海の輝きが、昼間の明るい金色から、抒情的な赤みを帯びた光に変わります。
貨物船がゆっくり通り過ぎていきます。
町は夜を待つように、静かに息をひそめているようでした。
最後の急な階段を下ります。
10分ほど下り、登山道の入り口に出ました。
後は駅まで歩くだけです。
もう海はすぐそばにあります。
やはり、町中が静かでした。
16時55分、浜金谷駅に到着しました。
いい旅でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ここから先の千葉の旅はコチラ⤵
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