雪のトレイルを行く 赤城を後に
(写真:「カラマツと熊笹のみち」で見つけた「山」?の標識)
みなさん、こんにちは。
( ^ ω ^ )ノ
前回は、赤城公園キャンプ場でビバークをしたところまで書きました。
水炊きを食べ、ホットウイスキーを飲んで、楽しい夜でした。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
今回は、赤城山を後にし、西に向かって人気のないトレイルを進み、榛名山を目指す旅のことを書きますね。
ルート図です。
赤城公園キャンプ場を出発して「カラマツと熊笹のみち」に入り、赤城キャンプ場を経て深山(みやま)バス停までの雪のトレイルの旅です。
凍てつく朝に
7時に赤城公園キャンプ場を出発するために、まだ暗い時間からツェルトをたたみます。
刺すように冷たい朝。
普段なら、ぼくは山の朝は総菜パンで済ませてしまうのですが、今回はOさんが立派な朝食を作ってくれました。
ソーセージとキャベツを炒めて、
美味しそうなサンドイッチの出来上がり!
(*´ω`*) 美味しかった!
Oさんのおかげで、豊かな朝になりました!
次第にあたりが明るくなってきます。
湖面はやはり、ガチガチに凍っているようです。
どのくらい厚く張っているのかな。
こぶし大の石を、投げ入れてみました。
すると、「ゴツン!」という音を立て、そのままスイーっつと滑っていきました。
どうやら、相当頑丈な氷のようです。
向こう岸まで、歩いて渡れそう。
あたりはすっかり明るくなりました。
さあ、出発です。
雪のトレイルをゆく
大沼を後にし、西へと向かい榛名を目指します。
湖畔から5分ほど歩くと、トレイルの入り口でした。
さあ、どんな道が待っているんでしょう。
まずは、緩やかで歩きやすいトレイルが続きます。
雪は積もっていたり、積もっていなかったり。
徐々に山深く、登り下りが大きくなっていきます。
人の気配は全くありません。
見つかるのは、雪の上にしるされた動物の足跡だけ。
おっと、これは・・・
クマの足跡だ!
進むにつれて、道は荒れた感じに。
動物たちの領域に、お邪魔させていただいているといった感じ。
下り続けていくと、やがて人工物が見えてきました。
橋だ!
ふれあいの道の道標も発見。
深山バス停までは、まだ遠い。
雪の中を縫うようにして、沢が流れていました。
冷たそうだなあ。
沢を離れ、再び登り返します。
面白いものを見つけました。
( ´・ω・)? 「やま?」
どういうことだろう、「山」としか書いてない。
ここが山ってことは、別に言われなくても分かるんだけど?
何か意味があるのかな?
誰か知ってる人教えてください。
(じつは、ほかの場所でも同じ標識を見たことがあります)
道はやがて、緩やかな下りに変わります。
そして程なく、林道に出てトレイルは終わりました。
人里へと下る
9時10分、赤城キャンプ場に到着。
冬季は休業中なので、誰もいません。
ここからは、積雪もなく、舗装された林道をひたすら西へと進んでいきます。
30分ほど歩くと、民家らしきものが見えてきました。
どうやら、深山(みやま)の集落に到着したようです。
ぼくは、山から下りてきて里に出る、この瞬間も大好きです。
やはり山は、人間にとっては「お邪魔させていただいている」場所なんですね。
本能的に山を神聖視し、あるいは異界として見るような感情が、ぼくの心にもあるようです。
それゆえに、人里に降りてくると、人間の領分に戻ってきたという安堵を感じる。
この緊張と弛緩の組み合わせが、山の醍醐味であり、旅の魅力ではないかと思います。
集落は静まり返っていました。
しかし、その静けさは、山の中で感じる静けさとは全く違う種類のものでした。
集落を進んでいくと、その中心部に、深山バス停はありました。
ここで、「カラマツと熊笹のみち」は終了。
10時10分でした。
次回は、ここからさらに西に進み、榛名山を臨む敷島駅までの旅を書きますね。
次回の旅はコチラ↴ trailtravel8hureai.hatenablog.jp
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
(^ω^)ノ バイバイ
よろしければ、ポチリとお願いします⤵