ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

雪のトレイルを行く 赤城を後に

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(写真:「カラマツと熊笹のみち」で見つけた「山」?の標識)

 

みなさん、こんにちは。

(   ^ ω ^ )ノ

前回は、赤城公園キャンプ場ビバークをしたところまで書きました。

水炊きを食べ、ホットウイスキーを飲んで、楽しい夜でした。

前回の旅はコチラ⤵ 

trailtravel8hureai.hatenablog.jp

 

今回は、赤城山を後にし、西に向かって人気のないトレイルを進み、榛名山を目指す旅のことを書きますね。

ルート図です。 

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赤城公園キャンプ場を出発して「カラマツと熊笹のみち」に入り、赤城キャンプ場を経て深山(みやま)バス停までの雪のトレイルの旅です。

 

凍てつく朝に

7時に赤城公園キャンプ場を出発するために、まだ暗い時間からツェルトをたたみます。

刺すように冷たい朝。

普段なら、ぼくは山の朝は総菜パンで済ませてしまうのですが、今回はOさんが立派な朝食を作ってくれました。

ソーセージとキャベツを炒めて、

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美味しそうなサンドイッチの出来上がり!

f:id:trailtravel:20180630131333j:plain(*´ω`*) 美味しかった!

Oさんのおかげで、豊かな朝になりました! 

 

次第にあたりが明るくなってきます。

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湖面はやはり、ガチガチに凍っているようです。

どのくらい厚く張っているのかな。

こぶし大の石を、投げ入れてみました。

すると、「ゴツン!」という音を立て、そのままスイーっつと滑っていきました。

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どうやら、相当頑丈な氷のようです。

 

向こう岸まで、歩いて渡れそう。

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あたりはすっかり明るくなりました。

さあ、出発です。

 

雪のトレイルをゆく

 

大沼を後にし、西へと向かい榛名を目指します。

湖畔から5分ほど歩くと、トレイルの入り口でした。

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さあ、どんな道が待っているんでしょう。

 

まずは、緩やかで歩きやすいトレイルが続きます。

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雪は積もっていたり、積もっていなかったり。

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徐々に山深く、登り下りが大きくなっていきます。

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人の気配は全くありません。

見つかるのは、雪の上にしるされた動物の足跡だけ。

 

おっと、これは・・・

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クマの足跡だ!

 

進むにつれて、道は荒れた感じに。

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動物たちの領域に、お邪魔させていただいているといった感じ。

 

下り続けていくと、やがて人工物が見えてきました。

橋だ!

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ふれあいの道の道標も発見。

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深山バス停までは、まだ遠い。

 

雪の中を縫うようにして、沢が流れていました。

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冷たそうだなあ。

 

沢を離れ、再び登り返します。

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面白いものを見つけました。

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( ´・ω・)? 「やま?」

どういうことだろう、「山」としか書いてない。

ここが山ってことは、別に言われなくても分かるんだけど?

何か意味があるのかな?

誰か知ってる人教えてください。

(じつは、ほかの場所でも同じ標識を見たことがあります)

 

道はやがて、緩やかな下りに変わります。

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そして程なく、林道に出てトレイルは終わりました。

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人里へと下る

 

9時10分、赤城キャンプ場に到着。

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冬季は休業中なので、誰もいません。

ここからは、積雪もなく、舗装された林道をひたすら西へと進んでいきます。

30分ほど歩くと、民家らしきものが見えてきました。

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どうやら、深山(みやま)の集落に到着したようです。 

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ぼくは、山から下りてきて里に出る、この瞬間も大好きです。

やはり山は、人間にとっては「お邪魔させていただいている」場所なんですね。

本能的に山を神聖視し、あるいは異界として見るような感情が、ぼくの心にもあるようです。

それゆえに、人里に降りてくると、人間の領分に戻ってきたという安堵を感じる。

この緊張と弛緩の組み合わせが、山の醍醐味であり、旅の魅力ではないかと思います。

 

集落は静まり返っていました。

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しかし、その静けさは、山の中で感じる静けさとは全く違う種類のものでした。

 

集落を進んでいくと、その中心部に、深山バス停はありました。

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 ここで、「カラマツと熊笹のみち」は終了。

10時10分でした。

 

次回は、ここからさらに西に進み、榛名山を臨む敷島駅までの旅を書きますね。

次回の旅はコチラ↴ trailtravel8hureai.hatenablog.jp

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

(^ω^)ノ バイバイ

 

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