温泉の夜 伊香保の夜
(写真:「榛名から水沢のみち」:伊香保温泉の石段街)
みなさん、こんにちは。
(= ´ ω `)ノ
2018年1月6日~7日の旅の続きです。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
今回の旅のルート図です。
敷島駅から伊香保を経て榛名を越え、妙義山を臨む松井田駅までの約70kmの旅です。
今回は何と、いつものツェルト野営ではなく、温泉に宿泊する計画です!
(*´ω`*) わくわく
まずは露天風呂
さて、伊香保に到着したので、まずは街の中心部へ。
有名な石段街の入り口です。
この石段を登ると、頂上には伊香保神社があります。
その途中に、幾つもの飲食店や旅館、土産物屋が軒を連ねている。
この華やかさは、一日一人で旅をしてきた身には心地よく感じます。
砂漠を越えてきた旅人が、オアシス都市に入るとこんな気持ちになるのかも。
夕方の喧騒にもまれながら、そんなことを考えました。
多くの文人墨客が、この石段街を愛したということです。
与謝野晶子の詩が刻まれていました。
「ローマ時代の、野外劇場のごとく」と石段街を歌っています。
ちょっと大げさなような気もしますが、詩人ならずとも歌ってみたくなるような風情のある町並みです。
石段は365段。
登りきると、伊香保神社です。
ぼくも、今日の旅の無事を感謝してお参り。
鳥居の向こうには、越えてきた赤城の山並みが見えました。
今回の旅で楽しみにしていたことの一つは、伊香保の公衆露天風呂に入ることでした。
地図によれば、神社の先、少し山側にあるはずです。
神社の裏に回ると、たしかに道が続いていました。
川には、温泉水が流れているんでしょうか。
色がもう、すっかり温泉です。
道の途中に、温泉が飲める場所がありました。
さすが、温泉街だなぁ。
この道を、行き止まりまで歩くと、ありました。
公衆露天風呂です。
なかなか、情緒たっぷり。
湯の中では写真は取れませんでしたが、なかなかいいお風呂でした。
みんな旅館の湯に入るんでしょうか、人は少なかったです。
でも、こんなにいい風呂に入らないのはもったいない!
しかもたった450円だし、皆さんも伊香保を訪れたならぜひ。
石段街を歩く
露天風呂を出ると、街は人気がなくなっていました。
ほんの一時間前までは、あんなに賑やかだった石段街が、すっかり静かに。
ぼくは石段を下りながら、ゆっくりと店を眺めて歩きました。
灯りが暖かい。
かわいい下駄が並んでいます。
欲しくなりました。
たまにはお土産でも買って帰ろうか。
それとも、射的でもして、遊んでみようか。
いつものふれあいの道の旅とは異なり、そんな気持ちにもなりました。
街の中心部から離れるにしたがい、自分の足音が響いて聞こえます。
さて、今夜の宿営地(?)へ向かいましょう。
もうツェルトには戻れない?
ここが本日の宿営地、「黄金の湯館」です。
(この写真は翌朝撮ったものです)
日帰り温泉で、通常は1000~2400の営業ですが、深夜特別営業日というのがあって、その日は翌朝0800まで利用できます。
今回は、その日を利用して、ここで一晩過ごすことにしました。
まずは夕食です。
食堂へ行きましょう。
今日は11時過ぎに敷島駅を出発して以来、ほとんど何も食べていなかったので、腹ペコです。
迷いましたが、カレーを食べることに。
食べ終わると、ようやく落ち着きました。
そして大浴場へ。
先ほど露天風呂に入ったばかりですが、何度でも入る!
風呂から上がると、大広間でくつろぐことにします。
さいわい、人があまりおらず、ゆっくり過ごせそうです。
風呂上がりの一杯は、大好物の唐揚げと一緒に。
(*´ω`*) 最高!
一杯やりながら、地図を見る。
地図を見ていると、いくらでも酒が進む。
(*´Д`) プハー
ツェルトなら今頃、震えて寝袋に入っているころだな。
こりゃ、もうビバークには戻れない!
と、いい気分になっていると、どやどやと20名以上の団体がやってきた。
あっという間に大広間が占領されました。
そのうるさいこと、うるさいこと。
ぼくは追い出される形で、大広間を後にしました。
やっぱり、ツェルト野営もいいとこあるかもね。
まだ眠るにはもったいなかったので、少し館内をウロウロ。
卓球台もあります。
その向こうに見える部屋は、読書ルーム。
ソファとマンガ本や雑誌が置いてあります。
でっかいプーさんが座っていました。
なんだか、不満げな表情だな。
キミも大広間がうるさくて困ってるのか。
そうこうしているうちに、眠くなったので、シアタールームに移動。
壁の向こうからは、まだ大広間の騒ぎ声が聞こえてくる。
( ;´Д`) ハァ・・・
いつまでやっているのか、と思いつつ、いつしか眠ってしまいました。
まあ、こういう騒音系のストレスは野営にはないかな。
とはいえ、それを除けば大いに満足しつつ、ぐっすりと休んだのでした。
とはいっても、ツェルトの旅はやっぱりいいよ⤵
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はこの翌日の旅、黄金の湯を出発し、榛名へと向かう旅を書きますね。
次回の旅はコチラ⤵
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それでは、また。
(= ´ ω ` )ノ バイバイ
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