ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

時の流れと鉄道ぶんか村

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みなさん、こんにちは。

(*´Д`)ノ

前回は、西松井田駅から出発し、横川駅までの旅の後半部分を書きました。

前回の記事はコチラ⤵

trailtravel8hureai.hatenablog.jp

 この旅は碓氷峠鉄道文化むらが大きな見どころでした。

なので、今回はそこだけを特集してご紹介しますね。

 

碓氷峠鉄道文化むらは、横川駅のすぐそばにある鉄道テーマパークです。

かつて横川駅は、碓氷峠を越えて関東と信越を結ぶ交通の要衝でした。

しかし、北陸新幹線の開通に伴って軽井沢―横川の区間が廃止されたために、終着駅になってしまったのです。

鉄道文化村では、碓氷峠越えに活躍した列車などが展示されていて、往時の繁栄をしのぶことができます。

 

鉄道ぶんか村に入る!

ぶんか村の外から、すでに居並ぶ列車たちが姿を見せています。

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鉄道マニアではないけれど、乗り物が並んでいると男の子の血がさわぎます。

はやる気持ちを押さえ、ゲートに急ぐ。

 

ゲートの脇には、こんな標示がありました。

「アプトの道 ウォーキングトレイル」

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どうやら、廃線になった線路跡をたどるトレイルらしい。

いつか行ってみよう!

 

ここがゲートです。

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ゲートをくぐると、子供の遊具の向こうに、格納庫らしい建物がみえる。

どうやらあそこが、施設の中心部らしい。

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格納庫の前には、かつて碓氷峠を越えて走っていた「あさま」が展示されていて、その前にアプト式線路が引かれています。

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アプト式とは、山岳鉄道などに使われている鉄道のタイプです。

線路の真ん中に歯状のギザギザがついていて、これが列車の下にある歯車とかみ合い、急登を登ることができます。

碓氷峠は勾配が急なので、このアプト式が採用されていたのでした。

 

格納庫の中へ

格納庫の中には、機関車が置いてありました。

これが、客車を引いて碓氷峠を登ったのです。

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この装飾のない外見、いかにも「力持ち」って感じ。

運転席も、無骨です。

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冬はきっと、寒かっただろうなぁ。

 

いろんな標識やマークが置いてありました。

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どれも、なかなか味がありますね。

個人的には「はくたか」のヘタウマ感が好き。

 

これも面白かった。

国鉄からJRに変わった一年目の標識です。

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何とも憎めないこの顔!

 

このマークを見れば、誰もが旅に出たくなると思う。

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デザインも秀逸だし、車名の「日本海」もいいなぁ・・・。

 

野外展示も楽しい!

お次はお待ちかねの野外展示エリアです。

まずはSLが、ドーン!

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男の子は誰しも、鉄の塊に憧れるものです。

やっぱりこの重々しさ、迷路のような配管、複雑な部品類。

いかにも「機械」ってところが、何とも言えない!

 

重々しさでは、除雪車も負けていません。

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まるで装甲車の風格ですね。

 

左側の列車は、最後尾なんでしょうか。

デッキがついてます。

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何でこういうデッキを今ではつけないんだろう。

これがあるとないでは、旅情が全く違うと思うんだけど。

 

こういうのも、すっかりなくなってしまったなぁ。

お座敷列車

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こんな列車に乗って、ビールを飲みながら旅してみたい。

子供がバタバタ走り回るのを聞きながら、

隣に座ったおじさんと、つまみを交換したりして。

そういえば、昔のフェリーも3等は座敷形式だったなぁ。

 

こんなことを考えながら、何度も列車の周りや内部をウロウロしているうちに、帰る時間になってしまいました。

その時、本当に驚きだったのですが、もう15年以上も会っていない友人と、この場所で出会ったのです。

彼はなんと、お孫さんを連れていました。

ぼくより10歳近く年上なので、決して不思議ではないのですが、流れた年月のギャップに戸惑いを隠せません。

 

それは向こうも同じだったようです。

「お互い歳を取ったねぇ~」と、再会を喜び合いました。

人づきあいが悪く、とんがっていた彼は、優しいおじいちゃんとなり、

仕事人間だったぼくは、関東を一周している。

人間って、わからないものですね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回はいよいよ妙義を越える旅です。

ではまた。

(= ´ ω `)ノ バイバイ

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