時の流れと鉄道ぶんか村
みなさん、こんにちは。
(*´Д`)ノ
前回は、西松井田駅から出発し、横川駅までの旅の後半部分を書きました。
前回の記事はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
この旅は「碓氷峠鉄道文化むら」が大きな見どころでした。
なので、今回はそこだけを特集してご紹介しますね。
碓氷峠鉄道文化むらは、横川駅のすぐそばにある鉄道テーマパークです。
かつて横川駅は、碓氷峠を越えて関東と信越を結ぶ交通の要衝でした。
しかし、北陸新幹線の開通に伴って軽井沢―横川の区間が廃止されたために、終着駅になってしまったのです。
鉄道文化村では、碓氷峠越えに活躍した列車などが展示されていて、往時の繁栄をしのぶことができます。
鉄道ぶんか村に入る!
ぶんか村の外から、すでに居並ぶ列車たちが姿を見せています。
鉄道マニアではないけれど、乗り物が並んでいると男の子の血がさわぎます。
はやる気持ちを押さえ、ゲートに急ぐ。
ゲートの脇には、こんな標示がありました。
「アプトの道 ウォーキングトレイル」
どうやら、廃線になった線路跡をたどるトレイルらしい。
いつか行ってみよう!
ここがゲートです。
ゲートをくぐると、子供の遊具の向こうに、格納庫らしい建物がみえる。
どうやらあそこが、施設の中心部らしい。
格納庫の前には、かつて碓氷峠を越えて走っていた「あさま」が展示されていて、その前にアプト式線路が引かれています。
線路の真ん中に歯状のギザギザがついていて、これが列車の下にある歯車とかみ合い、急登を登ることができます。
碓氷峠は勾配が急なので、このアプト式が採用されていたのでした。
格納庫の中へ
格納庫の中には、機関車が置いてありました。
これが、客車を引いて碓氷峠を登ったのです。
この装飾のない外見、いかにも「力持ち」って感じ。
運転席も、無骨です。
冬はきっと、寒かっただろうなぁ。
いろんな標識やマークが置いてありました。
どれも、なかなか味がありますね。
個人的には「はくたか」のヘタウマ感が好き。
これも面白かった。
国鉄からJRに変わった一年目の標識です。
何とも憎めないこの顔!
このマークを見れば、誰もが旅に出たくなると思う。
デザインも秀逸だし、車名の「日本海」もいいなぁ・・・。
野外展示も楽しい!
お次はお待ちかねの野外展示エリアです。
まずはSLが、ドーン!
男の子は誰しも、鉄の塊に憧れるものです。
やっぱりこの重々しさ、迷路のような配管、複雑な部品類。
いかにも「機械」ってところが、何とも言えない!
重々しさでは、除雪車も負けていません。
まるで装甲車の風格ですね。
左側の列車は、最後尾なんでしょうか。
デッキがついてます。
何でこういうデッキを今ではつけないんだろう。
これがあるとないでは、旅情が全く違うと思うんだけど。
こういうのも、すっかりなくなってしまったなぁ。
こんな列車に乗って、ビールを飲みながら旅してみたい。
子供がバタバタ走り回るのを聞きながら、
隣に座ったおじさんと、つまみを交換したりして。
そういえば、昔のフェリーも3等は座敷形式だったなぁ。
こんなことを考えながら、何度も列車の周りや内部をウロウロしているうちに、帰る時間になってしまいました。
その時、本当に驚きだったのですが、もう15年以上も会っていない友人と、この場所で出会ったのです。
彼はなんと、お孫さんを連れていました。
ぼくより10歳近く年上なので、決して不思議ではないのですが、流れた年月のギャップに戸惑いを隠せません。
それは向こうも同じだったようです。
「お互い歳を取ったねぇ~」と、再会を喜び合いました。
人づきあいが悪く、とんがっていた彼は、優しいおじいちゃんとなり、
仕事人間だったぼくは、関東を一周している。
人間って、わからないものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はいよいよ妙義を越える旅です。
ではまた。
(= ´ ω `)ノ バイバイ
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