圧倒! 白衣観音を仰ぎ見る
みなさん、こんにちは。
Σ (;゚Д゚)
前回は上州一ノ宮駅を出発し、富岡の北側に伸びる里山を東に進み、長学寺から中高尾バス停までの旅を書きました。
前回の旅はコチラ⤵
旅の詳細図はコチラ⤵
今回は、中高尾バス停から連結区間を経て、すみれ保育園バス停~千人隠れ~白衣観音~高風園前バス停までの「白衣観音めぐりのみち」約19km、そして高崎での夜のことを書きますね。
燃える初夏の日
中高尾バス停近くで、アイスを食べて一休み。
この日は2018年5月20日ですが、5月とは思えないほどの暑さ!
時刻は13時15分。
すでに朝の涼しさは失われ、照り付ける太陽が帽子越しに頭を焦がします。
アイスがどんどん溶けていく!
ここから2kmほどの連結区間を挟み、次の「白衣観音をめぐるみち」の起点となるすみれ保育園バス停に到着しました。
ここです。
錆びついた看板が、かわいい名前とは裏腹の、いい味を醸し出してる。
しばらく、こんな感じの道を通ります。
アスファルトが熱い・・・
早く山に入りたい。
14時05分に小桑観音に到着。
村の鎮守様といった感じの、素朴なお堂でした。
小桑観音から集落を見降ろしてみる。
みんな暑くて家で休んでるんだろうか?
そう思うほど静まり返っていました。
誰もいない集落を横切ります。
田地を抜けると、ようやく道は山に入っていく。
とは言っても、やはり里山。
一向に涼しくはならない。
むしろ、植物の吐く湿気で、よけいに息苦しく感じたりする。
と思っていると、山道は終わり、再び舗装道に。
やっぱり、暑い!
高台に出ても、やっぱり暑い!
暑いのはさておき、のどかな田舎風景が続きます。
山道も大好きだけど、こういう里歩きも好きだなぁ。
千人隠れを見る
なおも日の照り付けるアスファルトの道を進みますが、やがて雰囲気が変わります。
草木が多くなり、人の気配がなくなってきました。
このあたりから、「高崎自然歩道」の標識が目立つように。
ふれあいの道の標識がちゃっかり便乗してる。
このあたりは、ふれあいの道の標識が、結構おざなりな感じでつけられていました。
こんなふうに。
こりゃ、見落とすぞ。
カーブミラーに取り付けられている。
これも相当てきとう感がある。
標識の設置は地元の自治体が行っているようです。
なので、地域によって違いが激しく、観察していると結構おもしろいです。
まっすぐ進んでいくと、「千人隠れ」の標識が立っていました。
これも「関東ふれあいの道」と「高崎自然歩道」のコラボですね。
千人隠れへと下る道は、山道になっています。
一度、再び道路に出ますが、道の脇に下り口があり、そこをさらに谷に降りていくと、千人隠れに15時50分に到着しました。
写真の撮りようがうまくなくて、あまり良く分かりませんが、谷底沿って崖が長く伸びています。
結構大きい。
いわれでは、戦いで敗れた武士が身を隠したり、浅間山が噴火した時には村人が避難したとのこと。
確かに、千人隠れても十分収まりそう。
千人隠れを後にすると、一旦は元の道路に戻りますが、すぐにまた山道に。
ここも道標が木の根っこに取り付けられていて、いい加減な気がしますが、一応目立つところに下がっているから良しとしましょう。
日陰なので、ちょっと落ち着きます。
しかしそれもつかの間、すぐにまた舗装道に戻ります。
Σ(゚Д゚) あれっ!
木の向こうに、なんだか白いものが見える!
もしかして、あれが白衣観音では?
だとすると、かなりの巨大観音像です。
はやる気持ちを抑えきれず、走り出します。
圧倒! 白衣観音
やはりそうでした。
枝の間から姿を見せる白い巨像。
白衣観音です。
まさかこんな巨大観音とは、想像もしていませんでした。
観音像を見上げながら進むと、お寺の境内に入ります。
時間は16時40分でした。
そして、左手の階段を上ると、そこには・・・・
天にそびえる、大白衣観音像!
ドーン!
Σ(゚Д゚) 大きいっ!
もっと近寄ってみます。
ドドーン!
何という威容!
圧倒的迫力!
それもそのはず、高さは41.1mです。
たっぷり20分は見上げていましたよ。
白衣観音の迫力冷めやらぬまま、高崎を目指し山をくだる。
この2件の土産物屋さんの間の道をまっすぐ進みます。
「洞窟観音」かぁ・・・。
行こうと思ったけど、すごく急な階段が、薄暗い森の中に続いていたのでやめました。
このまま山を下ります。
15分ほどで市街地に出て、それから程なく高風園前バス停に到着。
17時25分でした。
ここで「歴史を尋ねるみち」11.5kmと「白衣観音めぐりのみち」17.5kmは終了。
今日はこれで旅を切り上げて、ここから5kmほど離れた高崎の町で一夜を過ごすことにします。
高崎の夜は更けて
地図を頼りに歩いていくと、街が見えてきました。
大きな川を渡ります。碓氷川です。
上流のほうには、前回の旅で越えた妙義の山並みが。
ずいぶん遠くなったなぁ。
さて、橋を渡って街に入ろう。
いつも思うけど、トレイルを終えて街に入る時って、すごくワクワクする。
砂漠を旅するキャラバンも、オアシス都市に入るときはこんな気持ちだったのかな。
この街で、旅装を解き、冷たい水を飲み、食べ物を買って、足を休める。
街の人と会話をし、ほかの旅人と情報を交換し、そしてまた旅を続ける。
何かが待ってる、というワクワク感が、街に入る時にはある。
そして、高崎駅前に到着。
時刻は6時55分。
駅ビルの上に月が出ています。
ちょっと風が強くなってきて、肌寒くなってきました。
お腹も減っていたけれど、まずはお風呂にしよう。
ということで、高崎駅から2kmほど南にある「さくらの湯」という温泉に行きました。
古民家のような建物で、すごく落ち着く温泉でしたよ。
そしてもちろん、風呂上りには・・・
(*´Д`) プハー!
うまい!
最高です!
ほろ酔い加減で、ご機嫌のまま高崎駅に戻り、夕食に。
駅前にイオンがあったので、入ってみます。
中には、買った食材を食べられるスペースもありました。
で、コレ。
寿司にトンカツっ!
(子供かよ・・・)
そして、
刺身っ!
なんと、どちらも100円っつ!
そのおかげで、ビールがグレードアップしております。
たいへん豊かな夕食でした。
(*´ω`*) まんぞく・・・
その後、人生初のネットカフェへ。
「群馬レジャーランド」
いかにも旅人が集まりそうな? 場所で一夜の宿を求めます。
ネカフェの感想?
すぐに寝てしまったので、何ともはや・・・
次回は高崎を出発し、上野(こうずけ)三碑を巡りながら埼玉県境に向かう旅を書きますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた、
(* ´ з `)ノ バイバイ
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