ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

まるで昔ばなしの花咲き村

f:id:trailtravel:20190826222418j:plain

(写真:「峠の歴史をしのぶみち」白石の集落)

どうぞ読者に!⤵ 

( ^ ω ^ )ノ

みなさん、こんにちは。

さて、「混沌の埼玉編」第3回目の旅です。

全体の進捗はコチラ⤵

f:id:trailtravel:20190826224557j:plain

前回は、親鼻駅から出発し、大霧山を経て白石峠、そして白石車庫バス停まで旅しましたね。

前回までの旅はコチラ⤵




今回は再び白石車庫バス停から出発し、西武秩父線正丸駅までの「峠の歴史をしのぶみち」15.6kmの旅です。

旅の詳細図はコチラ⤵

f:id:trailtravel:20190826224624j:plain

秩父の山並みを北から南へ。

白石峠高篠(たかしの)峠大野峠刈場坂峠虚空蔵峠旧正丸(しょうまる)そして正丸峠と7つの峠を縦走する日帰りの旅です。

ということで、前回から1週間後の2019年4月13日に旅しました。

 

夢のような花咲き村

白石車庫バス停は前回の旅の終点でしたが、その時も白石の集落は花がたくさん咲いていて、まるで桃源郷のようでした。

しかし、あれから1週間・・・

白石の集落は、さらなる満開を迎えていたのです!

もう、バスを降りた瞬間から、満開の桜がっ!

f:id:trailtravel:20190827224332j:plain

(;゚Д゚) うおおー

 青空にピンクが映える!

何だか嬉しくなってきました。

ウキウキして集落の中へと進みます。

ピンクに、白に、黄色の花ばながいっぱい。

f:id:trailtravel:20190827222205j:plain

これはすごい!

すごいぞっ!

 

旧家の庭に石造りの蔵がありました。

その白壁に、白い花がまたピッタリ合う!

f:id:trailtravel:20190827222812j:plain

(*´Д`) ハァ・・・

なんだか、現実のものとは思えないような村です。

そう、まるで、昔ばなしの「花咲き村」のよう!

 

少し高台から見降ろしてみましょう。

f:id:trailtravel:20190827223403j:plain

もう、どこから見ても花咲き村!

そして、不思議なことに、村に入ると人の姿を全く見ないのです。

なんだか夢でも見ているような気になってきた。

f:id:trailtravel:20190827224830j:plain

建物はあれど、人影は見えず。

物音もしない・・・

もしかして、狐に化かされているのでは?

それとも、本当に物語の中に入ってしまった?

f:id:trailtravel:20190827225245j:plain

だとしても、きれいだ・・・

このまま、この村に残ってもいいような気になってきました。

 

Σ( ゚ Д ゚) ハッ・・・!

これはもしかして、昔ばなしでよくある「気づくと100年経っていました」のパターンでは?

いかん、いかん。

旅を続けなくては。

と、我に返り、再び山へ向かう道を歩き出します。

f:id:trailtravel:20190827231526j:plain

進むに従い、徐々に花は少なくなってきました。

それとともに、何やら夢から覚めたような気持ちに。

それが何だか寂しいような気もして、振り返ってみる。

f:id:trailtravel:20190827231847j:plain

村の出口には、やっぱり花が咲き誇っています。

振り返ると枯れ野原が広がっていたりはしませんでした。

やっぱり夢じゃなかったんだ。

じゃあ、またいつか訪れることができるでしょう。

そう思いながら、花咲き村を後にしたのでした。

 

白石峠ふたたび

 

花咲き村を後にすると、道は急に鮮やかな色彩を失います。

f:id:trailtravel:20190827233059j:plain

4月とはいえ、山の中はまだ冬。

明るい色は少ない。

f:id:trailtravel:20190827233745j:plain

とはいえ、葉が落ちているので樹間から日が差して、冬の森の中は明るいのです。

一週間前に下った道を、今日はどんどん登っていきます。

f:id:trailtravel:20190827234025j:plain

 

途中、土に埋もれかけた、ふれあいの道の道標がありました。

f:id:trailtravel:20190827234152j:plain

ちょっと傾いていて、それもまた切ない。

 

木に咲く花にはまだ早いですが、地面にはイカリソウが咲いていました。

f:id:trailtravel:20190827234847j:plain

これもまた、小さな春の訪れです。

 

かと思えば、僅かですが、まだ雪も残っていました。

f:id:trailtravel:20190827235132j:plain

1週間前、ここを下ってきたときには雪はなかったと記憶しますが、あれからまた降ったのかな。

 

徐々に空が開けてきました。

峠が近づいてきた気がします。

f:id:trailtravel:20190827235521j:plain

あともう少し。

と思ったら、前方に峠の休憩所が見えてきました。

f:id:trailtravel:20190827235651j:plain

白石峠に到着。

時間は10時ちょうど。

バイクの人たちが数人、峠で休憩していました。

f:id:trailtravel:20190828000011j:plain

みな元気そうです。

彼らはどこまで行くんでしょうか。

 

ぼくはこれから、幾つもの峠を越えますよ。

次の大野峠は、こちらです。

f:id:trailtravel:20190828000403j:plain

右手の階段は、前回旅した大霧山へ向かう登山道の入り口

舗装道をまっすぐ進めば、大野峠です。

それでは、行きましょうか。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、7つの峠を越える旅を書きますね。

それでは、また。

(*´ω`*)ノ バイバイ

どうぞポチリとお願いします⤵

にほんブログ村 旅行ブログ 関東旅行へにほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

関東旅行ランキング

徒歩の旅ランキング

 

陽の当たる尾根を越え、桃源郷

f:id:trailtravel:20190806223952j:plain

(写真:「大霧山に登るみち」の尾根)

どうぞ読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

(= ´ ω`)ノ

前回は、二十三夜寺から大霧山に登ったところまで書きましたね。

前回の旅はコチラ⤵

 

今回はその続き、大霧山を後にして今回の旅の終点、白石車庫バス停までの旅です。

ルートの詳細図はコチラ⤵

f:id:trailtravel:20190723213038j:plain

大霧山からは、旧常峯峠常峯峠そして白石峠と3つの峠を越えます。

ということで、2019年4月6日の旅の続きです。

 

獅子に見える? 獅子岩

大霧山の山頂は、広々としていてベンチもあります。

f:id:trailtravel:20190804174336j:plain

低山ながら見事な眺望。

ここですこし遅い昼ご飯を食べた後、出発したのは13時20分でした。

大霧山からは南の尾根線を下り、常峯峠へと下ります。

まずは、明るくて穏やかな尾根歩きが続く。

f:id:trailtravel:20190807002202j:plain

思わず鼻歌が出てしまうような、のんびりしたトレイルが伸びています。

日当たりも良好。

 

と思っていると、時々は急な登りも出現。

f:id:trailtravel:20190807002433j:plain

急な登りがあれば、当然その後には急な下りが。

おっとっと。

f:id:trailtravel:20190807002606j:plain

手書きで「気をつけて歩いてください」と書いてあるのが何だか嬉しい。

 

時には、広々とした高原のような場所もあり、

f:id:trailtravel:20190807003021j:plain

 

時には杉林の中を進む。

f:id:trailtravel:20190807003205j:plain

杉の中の急坂をこのまま下っていく。

そして、程なく定峰峠に到着。13時45分です。

f:id:trailtravel:20190808002602j:plain

 

峠には、小さな祠がありました。

f:id:trailtravel:20190808002924j:plain

薄い岩板で周囲が覆われ、素朴な感じですが、どことなく威厳のある佇まい。

祠自体はそれほど古くはないようでしたが、きっと作り替えを繰り返して信仰が守られているのでしょう。

ぼくもここで、旅の無事を願って一礼

 

峠を過ぎると、「新」定峰峠へと通じる舗装道を横目に見ながら、尾根を進みます。

f:id:trailtravel:20190808004600j:plain

舗装道から離れ、再び登りとなったところで、なにやら標識が立っていました。

その名も獅子岩

f:id:trailtravel:20190808004819j:plain

うーん、どこが獅子なんだ?

(;´・ω・)

と、しばし岩を凝視。

すると、何となく動物の横顔が見えてきました。

これだな!

f:id:trailtravel:20190814160414j:plain

ちょっと、しわくちゃだけど、左を向いた獅子に見えないこともない! かな?

口元が、入れ歯を取った後のフガフガっぽい・・・

ちょっとユーモラスな獅子でした。

 

常峯峠そして白石峠

獅子岩を過ぎても、急な登りは続く。

f:id:trailtravel:20190808010253j:plain

短いですが、この辺りは岩っぽい場所で、ちょっと雰囲気が変化します。

ここを登りきると、再び道は穏やかな尾根道に。

f:id:trailtravel:20190814162032j:plain
そして、杉の森を下っていくと、人の雰囲気が。

車のエンジン音も聞こえてくる。

舗装道が見えました。

どうやら、定峰峠に着いたようです。

14時20分でした。

f:id:trailtravel:20190814162908j:plain

定峰峠には売店があり、オートバイでツーリングを楽しむ人や、ロードバイクで峠を登ってきた人たちなどが、たくさん休んでいます。

f:id:trailtravel:20190814163259j:plain

休もうかな、と思いましたが、ちょっと場違いなような気がして、先を急ぐことに。

今日最後の峠、白石峠はもうすぐのはず。

 

登山道の入り口に入ります。

ずいぶんガタガタな階段だ・・・

f:id:trailtravel:20190814164208j:plain

そして再び山道を登っていく。

f:id:trailtravel:20190814164457j:plain

 

やがて山道は、長い手すりのつけられた急坂へと出ました。

f:id:trailtravel:20190815111232j:plain

山道にしては珍しく、きれいな手すりが、延々と伸びています。

そして対照的に、階段はかなり崩れていて歩きにくい。

けっこう斜度があります。

 

階段を登り切り、やれやれと思っていたら、まだ登りが続く。

f:id:trailtravel:20190815120303j:plain

 

さらに、この先もまだ登りが続く。

f:id:trailtravel:20190815120941j:plain

峠と峠の間の、緩やかな尾根と思っていただけに、ちょっと意外でした。

時間もあるし、ゆっくり登っていきましょう。

木々はまだ葉が茂っておらず、尾根には明るく日が差しています。

山歩きを楽しむには、ちょうどいい感じ。

(*´ω`*) てくてく

 

その後もアップダウンを繰り返しつつ、やがて道は下り基調へと変わっていきます。

f:id:trailtravel:20190815145043j:plain

そろそろ白石峠かな。

そう思っていたら、ながーい階段が出現

f:id:trailtravel:20190815145306j:plain

旅の終わりを意識しつつ、階段を下っていく。

予想通り、階段の終わりには舗装道が見えてきました。

f:id:trailtravel:20190815145816j:plain

白石峠に到着。

15時20分でした。

f:id:trailtravel:20190815150013j:plain

常峯峠とは異なり、売店もなく静かな峠でしたが、やはり人気のあるツーリングコースなのでしょう。2人ほどロードバイクで坂道を登ってくる人に会いました。

峠には休憩所があり、バイクのラックも置いてあります。

 

旅の終わりに桃源郷

再び山道に入り、今回の旅の終点、白石車庫バス停へと下りましょう。

f:id:trailtravel:20190815151454j:plain

最後まで、日当たり良好で、気持ちのいい山道だ。

木々の間から、今日登った大霧山が見えました。

f:id:trailtravel:20190815152223j:plain

20分ほど下っていくと、集落に出ました。

いきなり春のいろどりが復活!

f:id:trailtravel:20190815152615j:plain

(*´ω`) おおー

そうそう、里は春だったんだよね。

f:id:trailtravel:20190815152842j:plain

きれいだなー。

まるで桃源郷のよう。

春は特に、山と里との植生の差が大きくて、あたかも別世界に感じます。

山ではまだ枯れ木ばかりなのに、里では満開だもの。

これで仙女が軒先にいて、お酒でも進めてくれたらどうしよう。

(*´Д`) いただきますウヘー!

(そして、一杯飲む間に、百年が過ぎ・・・)

 

と、昔話風の空想にふけっていると、バス停に到着。

「大霧山に登るみち」の終点、白石車庫バス停です。

f:id:trailtravel:20190815154805j:plain

時間は15時50分。

今日の最終バスが、もう停留所で待っていました。

春とはいえ、まだ夕暮れは早い。

影が長く伸び始めています。

それでは、帰りましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

( ´  з  `)ノ  バイバイ

どうぞポチリとお願いします⤵

にほんブログ村 旅行ブログ 関東旅行へにほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

関東旅行ランキング

徒歩の旅ランキング








 

大霧山で「おーい」と叫ぶ

f:id:trailtravel:20190804141015j:plain

(写真:「大霧山に登るみち」大霧山山頂)

どうぞ読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

(^ω^)ノ

前回は、2019年4月6日に親鼻駅を出発し、美の山公園を経て二十三夜寺までの旅を書きましたね。

花が至る所で咲き、秩父にも春がやってきました。

そんな秩父の春の旅の続きです。

ルートの詳細はコチラ⤵

f:id:trailtravel:20190723213038j:plain

今回は、二十三夜寺を後にし、高原牧場入口バス停から「大霧山に登るみち」に入り、仁田峠を経て大霧山までの旅のことを書きますね。

それでは、旅を続けましょう!

 

春の山里を歩く

二十三夜寺から高原牧場入口バス停への道は、参道を降りるのではなく、再び山を通ります。

f:id:trailtravel:20190804142338j:plain

大きな桜の木の下を通り、山道へと入っていく。

 

なんだ、このすごいパイプの群れは?

Σ( ゚Д゚) スゴー

f:id:trailtravel:20190804142639j:plain

 

途中、少し分かりにくい分岐がありましたが、すぐに集落に出ます。

ここです。

f:id:trailtravel:20190804143015j:plain

ここを登ると、家の裏道のような場所を抜けて、

f:id:trailtravel:20190804143603j:plain

静かな集落に出ました。

f:id:trailtravel:20190804144008j:plain

ここもまた、花盛りです。

何という名前なんだろう、白い花がいっぱい。

 

集落の中を進んでいくと、ふもとにバス通りらしき道が見えます。

このまま下りそうになりますが、おっと、道端に道標が立っていました。

f:id:trailtravel:20190804144252j:plain

どうやら、畑の中の細道に入るらしい。

こういうのが、けっこう見落としがちなんですよね。

f:id:trailtravel:20190804144650j:plain

この細道を抜けると、今度は黄色の花が咲く里に出ました。

f:id:trailtravel:20190804144834j:plain

さっきは白い花、今度は黄色の花。

里へと下る道には、赤い梅の花

f:id:trailtravel:20190804145214j:plain

どこを見ても色鮮やか。美しい山里が広がっていました。

この付近は、昔から江戸と秩父を結ぶ街道が幾本も通っていたそうです。

きっと当時の旅人も、春には咲き誇る花に目を楽しませたことでしょうね。

 

ここを下ると、高原入口バス停に到着。

11時30分でした。

ここで「花の美の山公園を訪ねるみち」8.2kmは終わり、「大霧山に登るみち」13.1kmが始まります。

f:id:trailtravel:20190804150223j:plain

 

高原牧場から粥仁田峠

集落を抜けてしばらくは、田園風景が続きます。

f:id:trailtravel:20190804161907j:plain

のどかな山里の雰囲気を楽しみながら、ゆっくり歩きましょう。

やがて道は小川に沿って伸びていきます。

f:id:trailtravel:20190804162221j:plain

そして次第に、山の中へ。

f:id:trailtravel:20190804163005j:plain

「クマ注意」の看板だ。

冬眠から覚めて、お腹を減らしたクマがいるかもしれない。

気をつけて行きましょう。

f:id:trailtravel:20190804163333j:plain

手をパンパンと叩き、熊鈴をはじいてチリンチリンと鳴らします。

 

人気のない山道を緩やかに登り、沢を渡ったり、

ゆっくり上っていると、突然道の横に開けた場所が。

f:id:trailtravel:20190804163759j:plain

ここが高原牧場かな?

振り返ると、広々とした草原が広がっています。

f:id:trailtravel:20190804163959j:plain横になって、ゴロゴロゴローと転がってみたい。

柵があって入れなかったのは残念でした。

 

牧場を過ぎるとすぐに分岐に出ます。

右は大霧山、左は粥仁田峠

仁田峠は分岐からほんの数十メートルの位置です。

f:id:trailtravel:20190804165602j:plain

仁田峠というのは面白い名前ですね。

言い伝えによると 、昔、武蔵野に大太坊(ダイダラボッチという巨人がいて、羽黒山に向かう途中、常峯峠に腰を下ろし、この峠で粥を煮て食べたとのことです。

付近の地名はこの伝説にちなむものが多く、常峯峠で腰を下ろしたのが休石、箸を置いたのは二本木峠、笠を置いたのは笠山、食べ終わった釜を置いたのが釜伏山。

 大霧山は、粥を食べ終わった後、荒川の水を含んで吹き付けたのでその名がついたらしいです。

 

大霧山で「おーい」と叫ぶ

12時40分に仁田峠に到着しましたが、大霧山はすぐそこなので、休まず山頂に向かうことにします。

昼食は山の上で食べましょう。

ということで、再び分岐に戻り登山道に入ります。

f:id:trailtravel:20190804171721j:plain

手書きの指導標識に親しみがわく。

 

春とはいえ山の木々はまだ芽吹いたばかり。

葉はまだ茂っておらず、明るい尾根道です。

f:id:trailtravel:20190804173308j:plain

 

この標識は、手書きで「オススメ」が書いてありました。

f:id:trailtravel:20190804173624j:plain

ここは素直に、「オススメ」に従いましょう。

なるほど、緩やかな尾根が続き、歩きやすい。

f:id:trailtravel:20190804174224j:plain

最後は少し急な登りに変わります。

ここを登ると、きっと大霧山の山頂でしょう。

f:id:trailtravel:20190804174053j:plain

 

予想通り、登りきると、そこは山頂でした。

f:id:trailtravel:20190804174336j:plain

広々として、見晴らし最高!

(*´Д`) おおー

前回の旅の破風山もそうでしたが、秩父盆地周辺の山は、低山とはいえ雄大な見晴らしがあってどれも素晴らしい!

大霧山も800mに満たない低山ですが、山頂の景色は絶景です。

破風山の旅はコチラ⤵

山頂の到着は13時10分。

ちょっと遅いですが、景色を見ながら昼食にしましょう。

東側には、関東平野が一望。

f:id:trailtravel:20190804175051j:plain

うわー、いい景色だ!

頭を巡らせると、奥秩父から日光方向まで見渡せる。

f:id:trailtravel:20190804175415j:plain

遠く正面に見える山は、榛名か赤城ではないかな?

きっと群馬で旅した山々だぞ。

 

一度でも旅したことのある山は、その姿を見ると、まるで旧友にでも会ったような気がする。

ましてや、あの遠くから幾つもの山を越えて旅してきたなら、なおさら。

見渡す風景全部に、すごく親しみを感じます。

 

誰もいないので、「おーい、元気か―」と叫んでみる。

すると、「気をつけて行けよー」と答えてくた気がした。

うん、そんな気がした!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、常峯峠白石峠を通り、終点の白石車庫バス停までの旅を書きますね。

次回の旅はコチラ⤵

 

ではまた。

(= ^ω^)ノ  バイバーイ

どうぞポチリとお願いします⤵

 

にほんブログ村 旅行ブログ 関東旅行へにほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

関東旅行ランキング

徒歩の旅ランキング












 

 

秩父にも春 花咲く美の山公園へ

f:id:trailtravel:20190723210048j:plain(写真:「花の美の山公園を訪ねる道」桜と武甲山

どうか読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

「混沌の埼玉編」長瀞渓谷まで進んだところです。

前回の旅はコチラ⤵関東ふれあいの道一周は、現在こんな感じ。

f:id:trailtravel:20190723211013j:plain

ホントに、一周まであと少しになってきました!

がんばるぞっ!

 

さて、今回のルートの詳細です。

f:id:trailtravel:20190723213038j:plain

長瀞渓谷沿いの親鼻駅からスタート

親鼻は前回終了した上長瀞駅の隣の駅です。

ここから「花の美の山公園を訪ねるみち」に入ります。

このルートは美の山公園を越え、二十三夜寺に下り、高原牧場入口バス停で終了する8.2kmの道。

高原牧場バス停からは「大霧山に登るみち」13.1kmに入ります。

大霧山に登った後は、3つの峠を越えて、白石車庫バス停まで下り、今回の旅は終了。

全部で20km少々の道のり。

今回はツェルト野営はなし。日帰りの旅です。

ということで、前回の旅から約2ヶ月後の2019年4月6日に旅しました。

 

秩父にも春がきた

さて、今回の旅は4月6日ですから、もう春の気配が漂っています。

乗り換えで降りた御花畑駅が、すでに春満開。

f:id:trailtravel:20190724215123j:plain

何と、かわいらしい看板!

御花畑駅は別名「芝桜駅」といい、近くの羊山公園の芝桜が有名です。

 

8時30分に親鼻駅を出発

f:id:trailtravel:20190724221705j:plain

今日もいい天気!

駅を後にし、太い道路を渡って住宅地を抜けたのち、美の山公園への入り口に。

裏山への入り口のようで目立ちませんが、しっかり道標があるので迷いません。

f:id:trailtravel:20190724231403j:plain

それでは登っていきましょう。

山道に入りますが、緩やかで明るい登りです。

ハイキングにぴったりですね。

f:id:trailtravel:20190724232800j:plain

林の中は、まだ少し春には遠いかな。

一度、舗装道を横切りますが、こんな感じの登りが続きます。

f:id:trailtravel:20190724233129j:plain

やがて道は舗装された遊歩道に変わります。

向こうに展望台らしき場所が見えてきました。

f:id:trailtravel:20190724234811j:plain

展望台から望む景色には、どことなく春の霞が漂っている。

f:id:trailtravel:20190725202323j:plain

夏の鮮やかな色彩とも、冬の澄んだ空気感とも違う、春独特の穏やかな雰囲気。

旅をしていると、生き生きとした季節の移り変わりを感じます。

 

展望台を過ぎると、整備された園地に入りました。

09時45分、美の山公園に到着です。

f:id:trailtravel:20190725210926j:plain

まだ満開には早いですが、桜の花が!

秩父にも春がきた!

 

花の美の山公園

なにしろこのルートは「花の美の山公園を訪ねるみち」と名付けられています。

やはり、花の季節に訪れるのがおすすめ。

公園の中心部には、大きな桜の木が。

f:id:trailtravel:20190725202801j:plain

 

美の山公園では春はもちろん、ほぼ一年を通じて花が楽しめるようです。

f:id:trailtravel:20190725204139j:plain

春はシャガ、アヤメ、ショウブ。

夏にはユリ、スイセン

秋、ヒガンバナ。冬にリンドウ。

 

そして、燃え上がるように桜が咲いている。

f:id:trailtravel:20190725205938j:plain

桜の後ろには、これから旅する山並みが。

その山なみの向こうには、関東一周の終点、東京都が待ってる。

 

公園からは、真正面に武甲山が見えます。

f:id:trailtravel:20190725211439j:plain

桜と、青空と、武甲山

もう、今にも走り出したい!

 

二十三夜寺へと下る

春の陽気のせいか、なんだか気分が高揚してきました。

この勢いで、一気に山を下り、二十三夜寺まで行っちゃいましょう。

公園を出ると、再び雑木林の道が続きます。

f:id:trailtravel:20190725214431j:plain

途中、何度か舗装道を横切りますが、すぐに山道に入ります。

 

こういう箇所は見落としやすい。

道を間違えないように行きましょう。

f:id:trailtravel:20190725214743j:plain

勢いがついてると、そのまま舗装道を進んでしまいますからね。

 

このまま下っていくと、静かな集落に出ました。

f:id:trailtravel:20190725215024j:plain

ここにも、大きな桜の木が。

やはり、花をつけた桜の木は、存在感が違いますね。

一気に周囲が明るくなる気がします。

 

左側の道を勢いよく下っていくと、再び森へと入る道が正面に。

f:id:trailtravel:20190725215458j:plain

 

よーし、道もしっかり続いてるぞ。

f:id:trailtravel:20190725220256j:plain

しかし、どうも違和感を感じる。

あまり理由はないのですが、何となく。

ちょっと気になったので、戻って道を確認してみると、道路わきに鋭角に折れ曲がる道標を発見。

f:id:trailtravel:20190725221227j:plain

坂道を勢いよく下ってくると、つい正面に目が行ってしまいますね。

危ないところでした。

 

で、道標のほうに進みますが、これも怪しいなぁ。

f:id:trailtravel:20190725221700j:plain

家の裏庭みたいだけど・・・

まぁ、道標が指しているので進んでみよう。

 

しばらく、判然としない道が続きます。

f:id:trailtravel:20190725232352j:plain

分岐らしい分岐もないので、このまま進みます。

しばらく行くと、こんな標識が。

f:id:trailtravel:20190725233023j:plain

しかし、あたりは茶色い枯草ばかり。

季節が少し早かったのかな。

それでも探してみると、小さな花がちらほら見つかりました。

f:id:trailtravel:20190725233259j:plain

これかな?

季節が合えば、もっと咲いているのかもしれませんね。

ちょっと残念。

 

イカリソウを後にして、さらに進んでいきます。

f:id:trailtravel:20190725235035j:plain

すると、再び集落に出ました。

f:id:trailtravel:20190725235151j:plain

山道はまだ冬の気配ですが、集落に入ると花が咲いていて急に雰囲気が変わります。

 

おっと、また真っ直ぐ行くところだった。

よく見ると、林縁に道標が。

f:id:trailtravel:20190725235823j:plain

舗装道になると、そのまま進みがちになってしまいますね。

ここは結構目立つ場所に道標が立っていたので、見落としはしませんでしたが。

 

道標に従って林に入ると、程なく木々の向こうに寺院の屋根が見えてきました。

f:id:trailtravel:20190726000635j:plain

二十三夜寺です。

時刻はちょうど11時でした。

 

二十三夜寺も花盛り

二十三夜寺は、聖徳太子がこの地を訪れた際に、自ら薬師如来像を彫り、草ぶきの家に安置したのが始まりとのことです。

f:id:trailtravel:20190726001212j:plain

華やかな彩りの本堂。

そして、さらに彩りを添えていたのが、咲き誇る桜でした。

f:id:trailtravel:20190804123119j:plain

山門の向こうには、桜の花がいっぱい。

暗がりから覗く、春の色の鮮やかさ。

境内の静けさと、にぎやかな色彩の対照が印象的でした。

 

門を下ると、満開の桜!

f:id:trailtravel:20190804125844j:plain

日本のお寺は、どこも独特のよさがあるけど、やっぱり山寺がいい。

自然と一体化していて、とても心地よさを感じます。

 

手水のカエル像も可愛らしかった。

(*´ω`*) ラブリー

f:id:trailtravel:20190804132805j:plain

これもまた、のんきな風情で良きかな。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は二十三夜寺を後にし、大霧山に登りますね。

ではまた。

(^ω^)ノ バイバイ

どうぞポチリとお願いします⤵

にほんブログ村 旅行ブログ 関東旅行へにほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

関東旅行ランキング

徒歩の旅ランキング

『ドキュメント 道迷い遭難』が語るもの

f:id:trailtravel:20190718224850j:plain

(写真:羽根田治『ドキュメント道迷い遭難』山と渓谷社、2006年、表紙)

どうぞ読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

今回は「山の本、旅の本」シリーズです。

前回『一日の王』を紹介したのが3月。

その前の『世界最悪の旅』を紹介したのが1月ですから、このシリーズはご無沙汰でしたね。

前回の「山の本、旅の本」はコチラ⤵

さて、今回紹介する『ドキュメント 道迷い遭難』ですが、山を歩く人なら誰でも、このタイトルにドキッとすることでしょう。

低山・高山問わず道迷いは起こりうるし、さらに言えば、初心者・ベテラン問わず誰でも一度は程度の差こそあれ、山で道を間違えたり、迷ったりした経験があるでしょう。

つまり、誰にでも起こりうる遭難

そんな身近な遭難がドキュメント形式で生々しく記述されているので、読んでいるうちに自分が遭難しているような気持ちになってきます。

ぜひ読んでもらいたい一冊です。

 

なぜ下ってしまうのか?

この本には7つの事例が紹介されています。

そのうち数例は十分に余力を残して下山していますが、その他の死の寸前まで追い詰められた事例にはいくつかの共通点があります。

それは、

➀ 道を間違えたことに気づいていながら、引き返していない。

② 下った結果、沢に入り込んでいる。

➀については、あとで触れるとして、まずは②について。

この本では、死の寸前までいった事例の全てが、山を下って沢に入り込んでいます。

 

そもそも、なぜ下るのか?

その大きな理由の一つは、山を下りたいという強い衝動です。

下れば集落があり、助かるという、このわかりやすい理屈。

 

特に、見下ろす先に集落や、町の明かりが見えた時には、このまま下れば大丈夫と信じてしまう。

つまりこういうことです⤵

f:id:trailtravel:20190719232018j:plain

彼の目には、真下に見える集落しか見えていませんが、実はその間には深い深い沢が存在している。

f:id:trailtravel:20190721003245j:plain

こんな感じでしょう。

しかし、ここを町の灯り目指してそのまま下って行けばどうなるか?

恐らく、彼は沢に入り込み、二度と出ることができなくなるでしょう。 

この写真のように夜で、遠くに町の明かりが見えたらどうでしょうか?

まっすぐ降りていきたいとは思いませんか?

 

なぜ引き返さないのか?

この本の7つの事例では、全員が途中で道迷いに気付いています。

しかし、一例を除き引き返した人はいませんでした

なぜでしょう?

引き返さなかった理由は人それぞれですし、なかには理性的に思えるものもある。

しかし、どんな理由があろうと、彼らは気付いた時点で戻るべきだったのです。

その理由について、著者の羽根田さんはこう書いています。

「それはたぶん、道迷い遭難が人の本能と願望の葛藤に起因するからだと思う」

それはどういうことなのでしょう?

 

「今たどっているルートが正しいものであって欲しい、という願望(略)。その結果、願望が勝ってしまう。かくして道迷い遭難が起きる」

これは説得力のある言葉。

危機に陥った時、最も人の心を支配するのは願望だと思います。

この事例でも、

「このまま行っても目的地に出るだろう」

「ここを引き返すよりは近道だろう」

「このまま行った方が確実だろう」

「この先に建物が見えているんだから大丈夫だろう」

これらは全て、その時の当事者には合理的な判断に思えていたものですが、全て願望にすぎませんでした。

その結果、彼らは沢に入り込み死の淵をさまようことになるのです。

 

「目的地に出るだろう」は願望にすぎません。

このように、危機に直面しながら、それを認めようとしない心理状態は「正常性バイアス」と呼ばれます。

羽根田さんはこう言います。

「道迷い遭難には、このように人の心の一番弱いところに原因を成すものがあるからではないか。そうでなければ、毎年多くの道迷い遭難が起きている説明のつけようがない」

そしてもし、道迷い遭難が羽根田さんの言うように「人の心」に原因があるのならば、それは低山・高山を問わず起こる可能性がある。

さらにいえば、山の経験を問わず、誰にでも起こりうる可能性があるのです。

人の心が原因ならば、道迷い遭難はどんな山であれ起こりうる可能性があるということでしょう。 

むしろ、低山のほうが、こんな楽観的な願望が生じるスキが多いかもしれませんね。

低山での遭難についての記事はコチラ⤵

沢はなぜ危険か?

なぜ沢に入ってはいけないのか?

登山を始める前、ぼくはこれが一番疑問でした。

沢は必ず下へと下り、合流して川となり、川はやがて人のいる集落へと流れつくようになっている。

だとすれば、沢の存在そのものが、山から脱出する道なのではないかと思うわけです。

 

なぜこれをたどってはいけない?

その理由は、この本の全ての事例が沢に入り込み、そのうち2例を除いて沢から無事に脱出できなかったという事実が物語っています。

たいていの場合、沢はやがて両岸が切り立った崖となり、いつか滝となる。

それが例え数メートルの滝であっても、これを下ることは困難。

結果、進むことも、戻ることも、左右に逃げることもできず、袋小路に入り込んで死を迎えることとなります。

こんな袋小路では、ヘリで発見してもらうことすら難しい。

だから、 沢には入ってはいけないのです。

 

ならば、尾根を下れば大丈夫か?

これも違う。

尾根は下るにしたがって、数限りない分岐を繰り返し、やがて沢へと下っていきます。

下の図は皆がよくご存じの雲取山の尾根線です。

いかがでしょう。

少し東に登山道を逸れただけで、無数の尾根の分岐に遭遇してしまう。

f:id:trailtravel:20190720233331j:plain

このどれか一つでも、下り続けて無事に帰ることができるとは思いません。

これらの終点は全て沢です。

なら、下らずにもと来た道を登り返すことがベストだと分かるでしょう。

逆に言えば、尾根を登り返すなら、頂上に行くに従って道が集約し、迷うリスクは急速に減少していくということです。

沢を下ってしまった遭難事例⤵

 

最後に

この本は恐ろしい本です。

しかし、読み方によっては、恐ろしくない本ともいえる。

というのも、当然ながら、ここで扱われている事例は、みな生還者の事例だからです。

読み方によっては、迷いはするかもしれないが、結局は助かるようにも見える。

しかし、著者の羽根田さんも書いていますが、あくまで彼らは「運が良かっただけ」。

 

道を間違えたとき、

いかに人は戻ろうとしないか、

いかに楽観的な願望にすがるか、

いかに通常ではしないような判断をするか、

そして、いかに沢に入り込み、逃れられなくなるか。

ぜひ、そのプロセスを読んでほしい本です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

(´・ω・`) バイバイ

どうぞポチリとお願いします⤵

にほんブログ村 旅行ブログ 関東旅行へにほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

関東旅行ランキング

徒歩の旅ランキング

 

 

 

 

 

宝登山、そして長瀞渓谷へ

f:id:trailtravel:20190629223031j:plain

(写真:「長瀞の自然と歴史を学ぶみち」:長瀞渓谷)

どうぞ読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

(* ´ ω`)ノ

前回は、水潜寺から破風山に登り、風戸の集落までの旅を書きましたね。

前回の旅はコチラ⤵ 

今回は、風戸入口バス停から、次の長瀞の自然と歴史を学ぶみち」起点となる根古谷橋バス停までの連結区間を経て、宝登山に登り、長瀞(ながとろ)渓谷までの旅です。

ルートの詳細はコチラ⤵

f:id:trailtravel:20190616095023j:plain

それでは、旅を続けましょう。

 

長いなぁ、舗装道

さて、風戸入口バス停に到着したのは11時40分でした。

f:id:trailtravel:20190707132124j:plain

ここから長瀞の自然と歴史を学ぶみち」の起点となる根古屋橋バス停までは、1kmほどの 連絡区間になります。

ということは、こういう感じの車道脇を通るということか。

けっこう車の通行が多いです。

f:id:trailtravel:20190709224441j:plain

ただでさえ狭い路側帯が枯葉で隠れてしまっているし、崖が近いのでスペースに余裕がないよ。 

気をつけて行きましょう。

 

20分ほど進むと、大きな交差点が見えてきた。

f:id:trailtravel:20190709225832j:plain

この右手の橋を渡ったところに根古屋バス停がありました。

f:id:trailtravel:20190709230022j:plain

ちょうど時間は12時です。

一休みにはうってつけのバス停なので、ちょっと休憩。

舗装道を歩くと、路面が固いせいか、なんだか疲れが早い気がする。

;つД`) 足の裏が痛い・・・

 

ここからは「長瀞の自然と歴史を学ぶみち」に入るのですが、宝登山の入り口となる山形バス停までの2kmほどは舗装道のようです。

ううっ・・・

 

そして再び、舗装道の旅が始まる。

f:id:trailtravel:20190709233531j:plain

あと2kmぐらいとはいえ、長いなぁ。

ちょっと疲れてきた。

 

うーん、長い・・・

f:id:trailtravel:20190709234453j:plain

橋のたもとの文字が「しゅん坊」に見えた。

疲れてるんだな・・・

 

20分ほど歩くと、「山形」と書いてあるバスの停留所を発見

ここが山形バス停だな。

f:id:trailtravel:20190709234333j:plain

でも、山へ入るような道が見当たらない。

もう少し歩いてみる。

すると、道路の右手に小さな橋が架かってました。

ここが宝登山への入り口のようです。f:id:trailtravel:20190710001128j:plain

やれやれ。

ようやく山道だ!

 

宝登山は楽しい 

宝登山への道は、のどかな畑の中の道から始まります。

f:id:trailtravel:20190710001805j:plain

子供のころは、こんな場所でよく遊んだよ。

畑の中で野球したり、畔を崩したりしてたけど、よく怒られなかったなぁ。

なんでだろう?

 

畑を抜けると、次第に登りがきつくなってきます。

f:id:trailtravel:20190710002415j:plain

かと思うと、突然、開けた原っぱに出たりする。

f:id:trailtravel:20190710002538j:plain

さらに進むと、どうやら本格的に宝登山の取り付きに入ったらしく、斜度が急になってきました。

長い階段だー

f:id:trailtravel:20190710003413j:plain

でも、舗装道よりははるかにいいや。

階段が終わっても、急な登りは続きます。

f:id:trailtravel:20190710003532j:plain

このあたりから、遠くで子供の声が聞こえてきます。

どうやら、宝登山の頂上が近いのでしょう。

宝登山は頂上までケーブルカーが通じていて、小さな子供でも登って来れるのです。

その通り、このあと長い階段を登りきると、山頂に到着。

13時05分でした。

f:id:trailtravel:20190710003858j:plain

たくさんの人が腰を下ろし、お弁当を食べたり、おしゃべりをしたり。

みんな楽しそうです。

宝登山も標高こそ高くありませんが、見晴らしがいいのです。

ほら。

f:id:trailtravel:20190710004114j:plain

写真がうまく撮れていませんが、正面に見える三角形の山は武甲山です。

そして、足元に広がる街並みが秩父市の中心部。

見晴らしばかりじゃない。

山頂には蝋梅園もあって、黄色い花がきれいに咲いてましたよ。

f:id:trailtravel:20190710010152j:plain

もう、春はすぐそこだ。

 

山頂を少し下ると、宝登山神社があります。

f:id:trailtravel:20190710005106j:plain

素朴な社殿ですね。

小さな境内にはお茶屋があって、休む場所があります。

f:id:trailtravel:20190710005332j:plain

石鳥居の向こうには秩父の山並みが広がっていました。

 

鳥居をくぐり下っていくと、園地が広がっています。

つつじ園もある。

f:id:trailtravel:20190710005603j:plain

2月だったので花は見ることができませんでしたが、春にはつつじの花で山が覆われてキレイだろうな。

どうやら、他にも小動物園などがあるようです。

ケーブルカー乗り場の近くには売店が並んでいました。

f:id:trailtravel:20190710010037j:plain

お腹もすいたので、秩父名物「みそポテト」を食べますよ。

f:id:trailtravel:20190710010327j:plain

ほくほくして美味しかった!

(*´ω`*) ウマー

 

長瀞へと下る

ずっと遊んでいたくなるような楽しい山頂でしたが、そろそろ行きましょうか。

長瀞駅には、売店の脇にある小道から下ります。 

f:id:trailtravel:20190710011120j:plain

下ること20分少々で、ふもとの宝登山神社に到着

f:id:trailtravel:20190710011411j:plain

立派な鳥居だ。

ここの鳥居は赤ではなく白なんだ。

白もなかなか神々しくていいですね。

 

宝登山神社から長瀞駅までは、まっすぐに参道が伸びています。

参道の先には、再び大きな鳥居が立ってる。

f:id:trailtravel:20190710011837j:plain

すごく良い雰囲気の町だなぁ。

歩いているだけで、すごく楽しい!

 

長瀞駅は、レトロな感じのステキな駅舎です。

これもまた、いい雰囲気!

f:id:trailtravel:20190710012315j:plain

うん、いい街だ!

 

そして長瀞渓谷へ

駅の脇には踏切があり、その向こうには土産物屋の並ぶ小路が。

f:id:trailtravel:20190710231655j:plain

キョロキョロしながら歩いていくと、すぐに長瀞の渓谷に到着。

川下りの船着き場が。

f:id:trailtravel:20190710232045j:plain

実はこの川、荒川なんですね。

都心を流れる荒川とは全然違う川に見える。

この水は、どれだけ長い旅をして海まで行くんだろう。

そう考えると思わず「おおーぃ。元気でなーっ」と呼びかけたくなる。

だって、同じ旅する身だもの。

 

流れる水とは逆に、ぼくは上流に向かいます。

f:id:trailtravel:20190710233754j:plain

船着き場のなだらかな河川敷とはうって変わって、奇岩・巨石が列をなします。

そして次第に、両岸は切り立った岩壁に。

f:id:trailtravel:20190710235338j:plain

船着き場にはたくさん人がいたのですが、このあたりになると人影はありません。

道標はこの辺りにはないのですが、この方向ですから岩の上を歩いていきましょう。

f:id:trailtravel:20190711003257j:plain

この辺りの岩は、不思議な模様をしています。

細かい縞が入っていて、まるで生き物の皮膚のよう。

f:id:trailtravel:20190711003643j:plain

この面白い模様の岩は、虎の模様に似ていることから「虎岩」と呼ばれるそうです。

宮沢賢治もこの地を訪れて、虎岩の歌を詠んでいます。

つくづくと

 「粋な模様の博多帯」

   荒川岸の片岩のいろ

なるほど、たしかに粋な模様に見える!

 

岩の上の道は、やがて笹薮の道に変わり、

f:id:trailtravel:20190711004634j:plain

そして、明るく開けた林に変わります。

f:id:trailtravel:20190711004753j:plain

そろそろ、旅の終わりの雰囲気です。

群馬県境の登仙狭から始まり、長瀞の渓谷で終わる旅。

渓谷で始まり、渓谷で終わった旅。

でもその間には、将門伝説の残る城峰山があり、秩父華厳の滝があり、結願時の水潜寺があり、巡礼道があり、皆で楽しめる宝登山がありました。

この短い距離の中に、なんと豊かな多様性が含まれているのでしょう。

埼玉の奥深さを感じた気がします。

 

そんなことを思いながら歩いていると、やがて駅に着きました。

上長瀞駅です。

f:id:trailtravel:20190711010124j:plain

時間は15時10分でした。

2月の日の暮れは早い。

こんな時間でも、すでにもう夕方の気配です。

さあ、帰ろう。

 

次の旅は、どんな景色が待っているんだろう。

もう、すぐにでも旅に出たい!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、さらに秩父の山地を南へと進みますね。

次回の旅はコチラ⤵ 

ではまた

(^ω^)ノ バイバイ

どうぞポチリとお願いします⤵

 

にほんブログ村 旅行ブログ 関東旅行へにほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

関東旅行ランキング

徒歩の旅ランキング

 

 

破風山は低山の名山

f:id:trailtravel:20190703211123j:plain

(写真:「秩父盆地を眺めるみち」破風山頂上)

どうぞ読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

(^ω^)ノ

前回は城峯山で野営をし、次の日、山を下って秩父華厳の滝から水潜寺の入り口までの旅を書きましたね。

前回の旅はコチラ⤵ 

 

今回は、水潜寺から秩父盆地を眺めるみち」に入って、破風山(はっぷさん)に登る旅のことを書きますね。

細部のルートはコチラ⤵

f:id:trailtravel:20190616095023j:plain

 ということで、2019年2月17日の旅の続きです。

 

クマが出ますよ、とお坊さん

水潜寺に到着したのが9時40分。

本堂へ至る坂道には、ずらりと石仏が並んでいます。

f:id:trailtravel:20190629122329j:plain

日本百観音、と石に刻んである。

本堂前の解説板で知ったのですが、水潜寺は日本百観音霊秩父、坂東、西国)の結願寺(最後のお寺)という、由緒あるお寺なのです。

f:id:trailtravel:20190703214956j:plain

決して広くはない境内ですが、結願寺らしく立派なお堂です。

しかも、住職さんがすごく親切でした。

ぼくの姿を見て、「これから山ですかー?」と気さくに話しかけてくれます。

はい、と答えると、引き続きさわやかな笑顔で、

(^O^)/「クマが出ますからねー。 この前も出ましたからねー」

とのこと。

まるで妖精でも見つけたかと言わんばかり。

その爽やかさに、思わずこちらもニッコリ笑顔に。

(^ω^) あれっ?

 

境内の奥がそのまま破風山への登山道につながっています。

f:id:trailtravel:20190703222647j:plain

「クマ注意」かぁ・・・。

やっぱり冗談じゃなかったんだ。

注意して行こう。

飲みかけのペットボトルをギュっ、ギュっと握ると、バリバリという音がします。

あと、時々手のひらをパン、パンと打つ。

こういった音は自然界にはないために、動物にとっては「目立つ」音らしいです。

できるだけ遠くで避けてもらえるよう、こういった音をたてながら進みます。

 

巨石に囲まれた道を登っていきましょう。

f:id:trailtravel:20190703224544j:plain

 

振り返ると、水潜寺が谷の向こうに。

f:id:trailtravel:20190703225144j:plain

森の中の寺、という感じで風情がありますね。

深山を越えてたどり着いたお寺には、昔の巡礼者もさぞ感慨深かったことでしょう。

 

登っていくとまた、「熊出没」の標識

f:id:trailtravel:20190705212911j:plain

もう一度、手を大きく叩き、熊鈴を揺すり、ペットボトルを握ります。

パン、パン! 

チリン、チリン!

バリバリ、バリバリ!

クマさん、ちゃんと聞こえてるよね?  

 

巡礼のみち、歴史のある峠

岩がゴロゴロところがる道を登っていきます。

f:id:trailtravel:20190705213804j:plain

殺風景な登山道に見えますが、ここは歴史のある巡礼道。

f:id:trailtravel:20190705214659j:plain

夏なら、緑豊かな谷間なんだろうな。

残念ながら2月の山なので、木々は葉が落ちて枯れ枝の森になっている。

それでも、谷底を抜け登るにしたがって、道は明るい雰囲気になっていきます。

f:id:trailtravel:20190705224612j:plain

峠が近いのでしょう、空が見えてきました。

さらに登ると、どうやら尾根線らしき地形が。

f:id:trailtravel:20190705225002j:plain

よしっ!

あと少しです。頑張って登ろう。

よいしょ、よいしょっ!

そしてようやく、破風山水潜寺を結ぶ立札峠(たてふだとうげ)に到着

f:id:trailtravel:20190705225547j:plain

昔、秩父をめぐる巡礼は、全長約100kmの道のりを5夜ほどかけて巡ったらしい。

水潜寺は最後の札所だから、この峠は巡礼の越えた最後の峠だったわけです。

歴史のある峠らしく、古い道標石が置かれていました。

f:id:trailtravel:20190707111811j:plain

巡礼たちはこの道標を見て、旅の終わりが近いことを感じたことでしょう。

その気持ち、よく分かるなぁ。

 

破風山から秩父盆地を望む

さて、立札峠から破風山へは、陽当りのいい、明るい登り道です。

20分ほど登れば、もう山頂が見えてきました。

f:id:trailtravel:20190707112136j:plain

開けていて、眺望がよさそうな山頂だ。

(=^ω^) わくわく

自然と、足どりが速くなります。

 

で、破風山の山頂に到着!

f:id:trailtravel:20190707112941j:plain

(  ^ Д^) おおー!

秩父盆地が一望!

f:id:trailtravel:20190707113804j:plain

標高こそ625mの低山ですが、見晴らしは抜群!

f:id:trailtravel:20190707115718j:plain

時計は10時55分。

お昼にはちょっと早いですが、この景色を見ながら食事をしましょう。

ザックを下ろし、とっておいたパンを頬張る。

うーん、最高!

 

破風山は、別のルートから登れば鎖場などもあり、いろいろと楽しめるルートがそろっています。

歴史あり、見晴らしあり、歩きごたえのあるルートありで、まさに低山の名山!

ぜひ、みなさんに訪れて欲しい山です。

 

風戸集落への下り

パンも食べ終わり、しばらく休憩もしたので、名残惜しいですが山を下り、このルートの終点、風戸入口バス停へと向かうことにしましょう。

しばらくは、秩父盆地を眺めながら、気持ちの良い尾根歩き。

f:id:trailtravel:20190707114712j:plain

 

稜線上には岩も多く、細尾根もところどころ。

f:id:trailtravel:20190707115329j:plain

正面に見える大きな岩は、「猿岩」という岩です。

猿岩を過ぎると、道は下り尾根に変わる。

尾根の鞍部に、道標が立っています。わかるかな。

f:id:trailtravel:20190707120125j:plain

風戸の集落へはこの左手の谷へと降りていきます。

どんどん下っていきましょう。

f:id:trailtravel:20190707125348j:plain

谷間に入ると、やはり日陰となるので少し寒い。

こんな感じの道を下って行くと、突然開けた場所に出ました。

f:id:trailtravel:20190707125802j:plain

家の庭先のようですが、廃屋になっています。

しかし、どうやら風戸は近いようだ。

さらに進むと、集落が見えてきました。

f:id:trailtravel:20190707130148j:plain

風戸の集落です。

とても静かでした。

f:id:trailtravel:20190707130410j:plain

猫の子一匹、見当たりません。

なんだか別世界に来たようだ。

誰一人気配のない畑の脇に道がある。

f:id:trailtravel:20190707131000j:plain

林の中を通り抜けると、今度は人の気配のする集落が見えてきました。

トタン板で仕切られた裏山風の道を下ります。

f:id:trailtravel:20190707131317j:plain

この道を、出口側から見てみるとこんな感じ。

道標が立っているとはいえ、あまり道に見えないので見落としてしまいそう。

f:id:trailtravel:20190707132002j:plain

このすぐ先に、大きな舗装道があり、そこが秩父盆地を眺めるみち」の終点、風戸入口バス停でした。

f:id:trailtravel:20190707132124j:plain

この近くには、満願の湯という温泉がありました。

f:id:trailtravel:20190707132252j:plain

破風山の登山なら、ここで終えるのもいいかもしれませんね。

この時、11時40分。

実を言うと、今日はここで終わって、温泉に入ってビールを飲もうかと、すこし心が揺らぎました・・・

(*´ω`*) エヘヘ・・・

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、ここから宝登山をへて長瀞渓谷でゴールです。

ではまた。

どうぞポチリとお願いします⤵ 

にほんブログ村 旅行ブログ 関東旅行へにほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

関東旅行ランキング

徒歩の旅ランキング