渓谷の旅そして嵐山(京都一周トレイルの旅 おわり)
(写真:清滝川沿いのトレイル)
みなさん、こんにちは。
(* ´ω`)ノ
京都一周トレイルの旅の最終回です。
前回は、薬王坂から鞍馬、盗人谷、沢ノ池を経て高尾に到着したところまでを書きました。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
旅のルートはコチラ⤵
今回は、高雄から西明寺を経て清滝川の渓流沿いの道に入り、清滝、落合とたどって嵐山にゴールするまでの記録です。
高雄に到着したのが14時25分。
嵐山には17時までに到着したいと思いますが、どうなるでしょうか。
高雄から清滝までの道
高雄もまた、歴史ある寺社が集まる由緒ある土地です。
鳥獣戯画で名高い高山寺や、紅葉の名所として知られる神護寺、西明寺など、見どころがたっぷり。
少し西明寺に立ち寄ってみました。
やっぱり、お寺は心を落ち着かせる独特の雰囲気がありますね。
神護寺には立ち入らず参詣道の前を通過。
なので、正面に見える石段ではなく、川沿いの道を進みます。
いよいよ、渓流沿いの旅の始まり。
水がきれい!
川辺に沿って、進んでいきます。
途中には、美しい杉並木の道も。
どうですか、この道。
(^ω^) 歩いてみたいでしょ。
途中、潜没橋と呼ばれる橋がありました。
その名の通り、増水すると沈んでしまう橋です。
なかなか、変化のある道で楽しい!
清滝川沿いにも、台風の傷跡は残っています。
倒木でトンネルのようになっているところも。
流水などで洗われるためでしょうか、倒木は樹皮がはがれ白くなっています。
1時間ほど歩くと、一旦渓谷から出て、清滝の集落に到着。
ちょっと薄暗くなってきました。
時間は15時50分です。嵐山に17時到着は難しくなってきたかな。
落合までは、再び渓谷沿いを歩きます。
渓谷の最深部を行く
ここからの道はさらに深い渓谷に入っていきます。
まずは川辺へと下りましょう。
ということで、先ほど渡った橋の下へ。
そして再び渓谷歩きが始まります。
高雄~清滝間よりも、道と川の距離近い感じがしますね。
岩場も多いです。
今日は雪上がりなので、岩が濡れて結構滑りやすい。
渓谷が全体的に岩っぽくなってきました。
川幅が狭まり、両岸には巨石が目立つように。
岩の上を歩いていきます。
同じ京都一周でも、初日に旅した比叡山や横高山・永井山の縦走といった「山の京都」とは正反対の「川の京都」ですね。
いろいろな顔を持った魅力あるトレイルだなぁ。
やがて渓谷の幅が広くなり、河原が出現しました。
この橋を渡ると、落合です。
16時25分でした。
そして嵐山へ 旅の終わり
歩きごたえのある清滝渓谷の旅でした。
ここからは一路、嵐山に向かって下るだけ。
そう思って歩き出すと、なんだか急な登りが・・・
写真では伝わりにくいですが、なかなかの急坂です。
自動車も通りますが、エンジンをウンウン唸らせて登っていく。
しかもこの登りがかなり長い!
頂上の六丁峠まで、20分ぐらいかかってしまい、到着した時には暗くなり始めていました。
この先は山道はなく安心ですが、ここはあまり気持ちの良いところではありません。
実は、この付近で昔、非常に気味の悪い経験をしたことがあるのです。
(その話は、いずれまた)
とにかく、急いで街に降りましょう。
車が時々通りますが、ヘッドライトをつけています。
一目散に駆け下りて、ようやく集落に到着。16時55分でした。
このあたりは化野(あだしの)といって、昔は死者を野ざらしにしていた場所で、無縁仏も多かったらしい。
そのせいか、いつ訪れても独特の雰囲気があるような気がします。
ともあれ、これで一安心。
昔のいわれはともかく、街並みはとても美しいです。
ここを過ぎると、いよいよ嵐山の市街に入っていきます。
しかしこの頃には、すっかり夜の気配。
山の向こうに、日が沈んでいく・・・。
冬の日暮れは早い。
桂川の川辺に到着した時には真っ暗に。
まあ、これも風情のある風景なのですが。
川辺から渡月橋を望んでも、あまり良く見えなくて残念。
いよいよ、渡月橋をわたります。
17時45分でした。
ここから終点の阪急嵐山駅まではすぐそこ。
(= ´ ω`)ノ とうちゃくー!
2日間にわたった京都一周トレイルの旅もこれで終わり。
そしてこれで、2018年のトレイルの旅も終わりです。
2019年は、どんな旅が待っているでしょうか。
人生は楽しい!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、京都一周トレイルの楽しみ方をご紹介しますね。
行ってみたい!と思った人は読んでみて⤵
ではまた。
(* ´Д`)ノ バイバイ
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