ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

日の出山から奥多摩の谷へ

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(写真:「杉の木陰のみち」日の出山 山頂)

どうぞ読者に!⤵ 

みなさん、こんにちは。

(^ω^)ノ

前回は御岳神社で、カッパやあまのじゃく、イヌ、おっぱい(?)などを発見したところまで書きましたね。

前回の旅はコチラ⤵今回は東京が一望できる日の出山に登ったあと、上養沢(かみようさわ)の谷に降りるまでの旅です。

ルートの詳細はコチラ⤵

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ということで、2019年9月7日の旅の続きです。
 

日の出山から東京を一望

御岳神社周辺は宿坊の並ぶ集落になっていますが、それもこの辺りで終わり。

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ここから先は、日の出山へと続く山道です。

時刻は8時50分でした。

緩やかで明るい尾根道が続くので、とても歩きやすい。

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15分ほど楽しく進むと、前方に鳥居が見えました。

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鳥居周辺がスポットライトのように日光に照らし出されて神々しい。

ここで御岳神社の神域は終わり。

鳥居をくぐり、ここから日の出山に入っていきます。

しばらくはなだらかな道が続きますが、山頂近くなると登り階段が。

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岩の上に小さなケルンが積まれていましたよ。

さて、登っていきましょう。

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日差しがたっぷり差し込んで、気持ちいい!

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ここはまるで、緑のトンネル!

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ここを抜けると、山頂すぐの肩に出ますが、そこにはトイレもありますよ。

肩から山頂までは石段が続きます。

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石段を登りきると空が開けてきて、日の出山山頂に到着。

時間は9時20分でした。

真っ青な空に、白い雲!

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9月に入ったとはいえ、まだ上旬。

まだまだ夏の空です。

日の出山からは、東京方面が一望!

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ヽ(^o^)/ ヤッホー!

日の出山奥多摩山系の東端にあるため、東京から埼玉まで一望できます。

標高は902mと低山ですが、とても景色のいい山なんですよ。

これは別の日の写真ですが、山頂から望む東京の夜景

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この写真ではわかりませんが、スカイツリーもハッキリ見えます。

これはまた別の日の写真で、日の出山から見る日の出

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 サイズが小さくてすいません・・・

これでは美しさが伝わらないと思うので、ぜひ一度登ってみてください。

振り返ると、御岳山の方向もよく見える。

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山頂に御岳神社が見えますね。

その右手を下ったところには、御岳の集落も見えます。

ひとしきり景色を楽しんだ後は、山頂で少し休憩。

山頂には四阿もあるし、ベンチもいっぱいあって、ゆっくりするには最適です。

皇太子殿下(現天皇陛下)の登頂記念碑もあります。

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ふれあいの道の道標もバッチリ建っていますよ。

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ということで、ザックからパンを取り出し、景色を楽しみながらおいしく食べました。

 

養沢鍾乳洞へ下る

さて、10分ほど休み、9時30分に日の出山を後にします。

 

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山頂からは、新しく整備された木の階段が続いています。f:id:trailtravel:20200118183040j:plain

階段が終わると、金毘羅尾根という奥多摩駅へとつながる尾根線に出ます。

ふれあいの道はこの尾根から外れて、上養沢(かみようさわ)のほうへと降りていく。

左の真っ直ぐな道が金毘羅尾根、右の草深い下りが上養沢の谷へ降りる道です

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両脇に草が茂る細道を下っていきますよ。

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谷に向かって下っていきます。

金毘羅尾根が、どんどん上のほうに遠ざかっていく。

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やがて道は岩がちの谷奥に入っていきます。

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見上げればゴツゴツした岩の壁。

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岩壁に作られた階段に沿って進む。f:id:trailtravel:20200118220631j:plain

冒険心を掻き立てられる道ですね。

金毘羅尾根とは違い、上養沢に降りるこの道は人通りも少なく、秘境の雰囲気。

 

ここを過ぎると、なにやら朽ちたベンチのある場所に到着

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なんだろう、ちょっと不気味な空気です。

廃墟のような感じ。

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工事現場の柵があり、その奥は廃材や瓦礫が打ち捨てられている。

傾いた柱には消えかけた文字で「養沢鍾乳洞入口」と書かれていました。

どうやら、もう入ることはできないようです。

いや、立ち入り禁止じゃなくても、ちょっと入りたくない雰囲気でした。

 

沢に沿って上養沢へ

養沢鍾乳洞から先は、これまでの岩っぽさとは打って変わって、草に覆われた湿っぽい道になります。

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これは沢が近づいてきた証拠。

案の定、道に交差して細い沢が流れていました。

靴を濡らさないように渡りましょう。

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しかし、しばらく行くと、道=沢のようになってきました。

足場を選ぼうにも、道の上を水が流れていて、なかなか大変です。

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大きな石はほとんど浮石になっているし、気をつけないと。

 

ようやく沢から離れました。

標識が朽ちかけていて、湿気の強さを物語っています。

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歩きやすくなりました。

道を下っていくと、開けた場所が見えてきた。

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どうやら林道に出たようです。

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ここからは、舗装された道を下っていく。

道の脇からは、水量を増した沢から、涼しげなせせらぎの音が。

なかなかきれいな流れです。

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水音を聞いていると、心が落ち着きますね。

山の中では道の上を濡らす程度だった沢は、今では川となって流れていきます。

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川の流れに沿って歩いていくと、民家が見えてきました。

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まるで樹木に埋もれているみたい。

さらに下っていくと、集落らしくなってきました。

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なんだか、昭和時代の風景のようだ。

でもここは、現代の東京ですからね。

なんだか不思議な感じ。

 

集落の入り口に、上養沢バス停がありました。

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時刻は10時30分。

日の出山山頂を出発してから、ちょうど1時間で到着しました。

ここで「杉の木陰のみち」は終了。

次の「鍾乳洞と滝のみち」は、ここから少し行った大岳鍾乳洞入口バス停から始まります。

 

ということで、このまま進むと、何人かの人影が道路の向こうに見えてきました。

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そう、ここが大岳鍾乳洞入口バス停

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道路を挟んだ向こうに、再び山へと続く道が伸びています。

それでは「鍾乳洞と滝のみち」に入っていきましょう。

どんな風景が待っているのか、ワクワクしますね!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、奥多摩の隠された滝をめぐる旅のことを書きますね。

次回の旅はコチラ⤵

 

それでは、また。

(*´ω`*)ノ バイバイ

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