ジャングルからビーチへの道
どうぞ読者に!⤵
みなさん、こんにちは。
(^ω^)ノ
新型コロナウイルスの影響で、トレイルの旅も我慢の時期です。
閉塞感のある毎日が続きますが、一日も早い終息を願って。
ということで、せめて過去の旅でもご一緒に。
2019年6月の父島の旅の続きです。
前回は、父島の最高峰 中央山に登ったところまで書きましたね。
前回の記事はコチラ⤵
中央山は標高319m。
その名の通り、ちょうど父島の中央に位置しています。
ここでもう一度、コースの詳細を。
今回の縦走でも、中央山はちょうど中間地点に位置します。
ここからは一旦山を下り扇浦へ。
その後は島の西側に沿ってジョンビーチまで。
今回の記事は中央山から扇浦までの旅の記録です。
ジャングルの森
中央山は標高319mの低山
とはいえ、四周を開けた太洋に囲まれているため、雄大な景色が望めます。
時刻は8時50分
大村海岸を出発したのが5時15分だったから、ここまで3時間半ほど。
だいたい計画通りの進み具合かな。
ただし、早朝とは違い次第に日差しが強くなり、気温が高くなってきました。
この先はもう少し時間がかかるかもしれませんね。
10分ほど山頂で景色を楽しんだ後、登山道を逆に下ります。
登ってきた道を下り、再び夜明道路に出ました。
なんだか道路わきの植生が密になってきたような気が。
夜明道路は扇浦まで続いているので、このままこの舗装道を下るつもりでした。
しかし、しばらく下ると道路の脇に何やら案内板があり、森に入る道が。
案内板を見ると、どうやら扇浦まで抜けるトレイルのよう。
奥を覗いてみると、意外としっかりした山道が。
舗装道にも疲れてきたところなので、予定を変更して山道を下ることにしよう。
確かに舗装道は歩きやすいのですが、固くて足が疲れるんですよね。
山道を進んでいくと、次第に木々が荒々しく枝を伸ばし始めてきました。
枝というよりは、まるで絡み合った壁のよう。
やはり南国の気候が植物の成長を促すのでしょうか、すごい勢いです。
植生に押されて、次第に道が不明瞭になってきました。
途中、道標がありましたが、何と書いてあるのかよく分からない。
まあ、だいたいの方向はわかるので迷うことはありません。
しかし、ますます、森はジャングルになってきました。
緑の葉が無数の手のひらのように広がって、行く手を遮る。
その大きな葉をかき分けて前に進みます。
;つД`) っ ガサガサ・・・
無数の手のひらを潜り抜けると、次はタコのような形を形をした木々の群れ。
まさにジャングル。
本土のトレイルにはない雰囲気です。
そして海へ
深いジャングルでしたが、広さはそれほどではありません。
20分ほど草木をかき分けて進むと、再び道が明瞭になってきます。
どうやら、この辺りには人もよく来るようです。
可愛らしい道標もある。
扇浦海岸と書いてあります。
ここばかりではなく、分岐にはこの道標が並ぶようになりました。
道幅も広くなり、森の様子も穏やかな感じに。
きっともう、人里は近い。
そう思いながら下っていくと、やがて茂みの向こうに道路が見えました。
どうやら、扇浦の集落に出たようです。
神社がありました。
小笠原神社です。
この神社は、小笠原諸島を発見したと伝えられる小笠原貞頼を祭ったものです。
熱帯風の樹木に囲まれた参道が、いかにも南国風ですね。
神社の先には、海岸に沿った通りが伸びていました。
扇浦に到着、時刻は9時50分でした。
ジャングルからビーチへ。
目くるめくような変化の激しさです。
前回も書きましたが、これこそが島のトレイルの醍醐味!
ガリガリ君とコーラの思い出
扇浦海岸は道路から徒歩0分の距離にある美しい砂浜です。
歩道の脇にはカヤックや漁具などが 並べられている。
どことなく華やかな雰囲気がありますね。
これまで通ってきた二つの海岸、宮之浜と鉤浜のいずれとも違う空気。
海水浴やマリンレジャーを楽しむ人の姿も多く、賑やかです。
朝5時過ぎに大村海岸を出発して約5時間、
それまで誰一人として人間を見ていなかったので、人心地がついてホッとします。
気持ちが緩むと、急に疲れを感じました。
あと、太陽の暑さも。
さすが東京の南1000kmの島、6月の10時というのに灼熱の暑さです。
ともあれ、ここを過ぎると、地図を見るかぎり集落はなさそう。
この付近で少し休憩を取ることにしましょう。
先はまだ長いですからね。
浜から少し離れた場所に、こんな店がありました。
小さな店ですが、冷たいものが売っていそう。
入ってみると、なんと、ぼくの大好きなガリガリ君がある!
しかも「梨味」だ!
迷うことなく買い、ついでにコーラも!
(*´Д`) ハァ生き返る・・・
ちなみに、このガリガリ君とコーラを同時に口にするということは、ぼくにとって相当な贅沢を意味します。
これを同時に行ったのは、これまでに数度。
そのうちの一度は、以前にふれあいの道の記事で書きましたね。
その時の記事はコチラ⤵
あの時は、日影の全くない霞ケ浦の湖畔を一日中旅したんだった。
あの日も暑かったなぁ・・・
そう言えば、あの旅は2016年の5月だった。
なんだ本土も暑かったのか・・・
そんなことを考えながら、冷たいアイスを口に含みます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回も父島縦走の旅を続けますよ。
次回の旅はコチラ⤵
それでは、また。
(*´Д`) バイバイ!
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