ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

ジャングルからビーチへの道

f:id:trailtravel:20200416223835j:plain

どうぞ読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

(^ω^)ノ

新型コロナウイルスの影響で、トレイルの旅も我慢の時期です。

閉塞感のある毎日が続きますが、一日も早い終息を願って。

ということで、せめて過去の旅でもご一緒に。

2019年6月の父島の旅の続きです

前回は、父島の最高峰 中央山に登ったところまで書きましたね。

前回の記事はコチラ⤵
中央山は標高319m。

その名の通り、ちょうど父島の中央に位置しています。

ここでもう一度、コースの詳細を。

f:id:trailtravel:20200329175656j:plain

今回の縦走でも、中央山はちょうど中間地点に位置します。

ここからは一旦山を下り扇浦へ。

その後は島の西側に沿ってジョンビーチまで。

今回の記事は中央山から扇浦までの旅の記録です。

 

ジャングルの森

中央山は標高319mの低山

とはいえ、四周を開けた太洋に囲まれているため、雄大な景色が望めます。

f:id:trailtravel:20200416235518j:plain

時刻は8時50分

大村海岸を出発したのが5時15分だったから、ここまで3時間半ほど。

だいたい計画通りの進み具合かな。

ただし、早朝とは違い次第に日差しが強くなり、気温が高くなってきました。

この先はもう少し時間がかかるかもしれませんね。

10分ほど山頂で景色を楽しんだ後、登山道を逆に下ります。

f:id:trailtravel:20200418142332j:plain

登ってきた道を下り、再び夜明道路に出ました。

なんだか道路わきの植生が密になってきたような気が。

f:id:trailtravel:20200418142514j:plain

夜明道路は扇浦まで続いているので、このままこの舗装道を下るつもりでした。

しかし、しばらく下ると道路の脇に何やら案内板があり、森に入る道が。

f:id:trailtravel:20200418143245j:plain

案内板を見ると、どうやら扇浦まで抜けるトレイルのよう。

奥を覗いてみると、意外としっかりした山道が。

f:id:trailtravel:20200418144214j:plain

舗装道にも疲れてきたところなので、予定を変更して山道を下ることにしよう。

確かに舗装道は歩きやすいのですが、固くて足が疲れるんですよね。

 

山道を進んでいくと、次第に木々が荒々しく枝を伸ばし始めてきました。

f:id:trailtravel:20200418150535j:plain

枝というよりは、まるで絡み合った壁のよう。

やはり南国の気候が植物の成長を促すのでしょうか、すごい勢いです。

植生に押されて、次第に道が不明瞭になってきました。

f:id:trailtravel:20200418152047j:plain

途中、道標がありましたが、何と書いてあるのかよく分からない。

f:id:trailtravel:20200418152426j:plain

まあ、だいたいの方向はわかるので迷うことはありません。

しかし、ますます、森はジャングルになってきました。

f:id:trailtravel:20200418154000j:plain

緑の葉が無数の手のひらのように広がって、行く手を遮る。

その大きな葉をかき分けて前に進みます。

f:id:trailtravel:20200418160630j:plain

;つД`) っ ガサガサ・・・

無数の手のひらを潜り抜けると、次はタコのような形を形をした木々の群れ。

f:id:trailtravel:20200418165509j:plain

まさにジャングル。

本土のトレイルにはない雰囲気です。

 

そして海へ

深いジャングルでしたが、広さはそれほどではありません。

20分ほど草木をかき分けて進むと、再び道が明瞭になってきます。

f:id:trailtravel:20200418172739j:plain

どうやら、この辺りには人もよく来るようです。

可愛らしい道標もある。

f:id:trailtravel:20200418173650j:plain

扇浦海岸と書いてあります。

ここばかりではなく、分岐にはこの道標が並ぶようになりました。

f:id:trailtravel:20200418174043j:plain

道幅も広くなり、森の様子も穏やかな感じに。

きっともう、人里は近い。

そう思いながら下っていくと、やがて茂みの向こうに道路が見えました。

f:id:trailtravel:20200418174620j:plain

どうやら、扇浦の集落に出たようです。

神社がありました。

f:id:trailtravel:20200418174828j:plain

小笠原神社です。

この神社は、小笠原諸島を発見したと伝えられる小笠原貞頼を祭ったものです。

熱帯風の樹木に囲まれた参道が、いかにも南国風ですね。

神社の先には、海岸に沿った通りが伸びていました。

扇浦に到着、時刻は9時50分でした。

f:id:trailtravel:20200418175928j:plain

ジャングルからビーチへ。

目くるめくような変化の激しさです。

前回も書きましたが、これこそが島のトレイルの醍醐味!

 

ガリガリ君とコーラの思い出

扇浦海岸は道路から徒歩0分の距離にある美しい砂浜です。

f:id:trailtravel:20200418223745j:plain

歩道の脇にはカヤックや漁具などが 並べられている。

f:id:trailtravel:20200418222759j:plain

どことなく華やかな雰囲気がありますね。

これまで通ってきた二つの海岸、宮之浜鉤浜のいずれとも違う空気。

f:id:trailtravel:20200418223201j:plain

海水浴やマリンレジャーを楽しむ人の姿も多く、賑やかです。

朝5時過ぎに大村海岸を出発して約5時間、

それまで誰一人として人間を見ていなかったので、人心地がついてホッとします。

気持ちが緩むと、急に疲れを感じました。

あと、太陽の暑さも。

さすが東京の南1000kmの島、6月の10時というのに灼熱の暑さです。

ともあれ、ここを過ぎると、地図を見るかぎり集落はなさそう。

この付近で少し休憩を取ることにしましょう。

先はまだ長いですからね。

浜から少し離れた場所に、こんな店がありました。

f:id:trailtravel:20200418224713j:plain

小さな店ですが、冷たいものが売っていそう。

入ってみると、なんと、ぼくの大好きなガリガリ君がある!

しかも「梨味」だ!

迷うことなく買い、ついでにコーラも!

f:id:trailtravel:20200418225316j:plain

(*´Д`) ハァ生き返る・・・

ちなみに、このガリガリ君とコーラを同時に口にするということは、ぼくにとって相当な贅沢を意味します。

これを同時に行ったのは、これまでに数度。

そのうちの一度は、以前にふれあいの道の記事で書きましたね。

その時の記事はコチラ⤵
あの時は、日影の全くない霞ケ浦の湖畔を一日中旅したんだった。

あの日も暑かったなぁ・・・

そう言えば、あの旅は2016年の5月だった。

なんだ本土も暑かったのか・・・

そんなことを考えながら、冷たいアイスを口に含みます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回も父島縦走の旅を続けますよ。

次回の旅はコチラ⤵

それでは、また。

(*´Д`) バイバイ!

どうぞポチリとお願いします⤵ 

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へにほんブログ村

徒歩の旅ランキング