ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

砂浜を追って 父島の南へ

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(写真:コペペ海岸)

どうぞ読者に!⤵

みなさん、お久しぶりです。

;つД`)

前回の記事より3週間が過ぎ、何の記事だか分からなくなってきましたが、2019年6月の父島の旅の続きです。

コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が延長されており、引き続き外出を自粛する毎日が続いていますね。

いつかまた、再び旅を続けられることを願い、今は過去の旅を振り返りましょう。

どうぞ一緒に旅していただければ!

 

前回は島の中央に位置する中央山を下り、ジャングルのような山道を抜け、扇浦海岸まで到達し、ガリガリ君(梨)を食べたところまで書きましたね。

前回の旅はコチラ⤵

www.trailtravel.net

今回は、扇浦海岸を後にし、コペペ海岸小湊海岸と、ビーチを巡る旅のことを書きますね。

ルートの全体像はコチラ⤵

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国土地理院HP地図をもとに作成)

扇浦からはいよいよ父島南部に突入します。

それでは、旅を続けましょう。

 

コペペ海岸を目指して

扇浦海岸に到着したのは9時50分

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まだまだ時間的には朝ですが、すでに灼熱の暑さ。

6月というのにさすが父島、日差しの勢いが違います。

出発して以来、5時間ほど進んできたので、ちょっと疲れが・・・

ということで、海岸近くの売店ガリガリ君(梨)コーラを買って少し休憩

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扇浦から先はいよいよ父島の南部に突入。

地図を見るかぎり、まとまった集落は見当たらない。

ここが最後の補給地点となるかもしれないので、水も買っておきましょう。

 

10分ほど休憩すると体力が復活してきました。

さすがにガリガリ君&コーラの効果は絶大

ということで、コペペ海岸に向かって出発です。

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まずは、よく整備された道路を進みます。

道路上の標識には「コペペ海岸」の文字が。

それにしても、コペペって変わった地名ですね。

この名の由来は、日本人の定住以前に、太平洋のギルバート諸島から父島に移住していたギルバート・コペペさんにちなむそうです。

父島の無国籍性がここにも。

大洋を通じたダイナミックな人の交流を象徴する地名ですね。

 

やがて道路が少し細くなってきましたが、時々車も通ります。

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ここから先は下りになっていて、すぐに海辺に到着しました。

時間は10時30分

コペペ海岸の入り口です。

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秘密のビーチ

小さな橋を渡り、砂浜へと入っていきましょう。

そこには、美しいビーチが広がっていました。

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(*´ω`) おおぉー!

とにかく砂浜が真っ白です!

振り向いても白い砂!

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海も青い! 

いや、青いというより、グリーンがかかった不思議な色。

キレイだなぁ・・・

しかもこの砂浜は森がすぐ近くまで迫っていて、木陰もたっぷり。

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木々のシルエット越しに見るビーチがまた美しい!

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人里から離れているせいか、とても静かです。

まさに秘密の砂浜。

今回の縦走ではすでに、宮之浜鉤浜扇浦海岸そしてこのコペペ海岸と4つのビーチを巡りましたが、どれも異なる雰囲気でした。

宮之浜、鉤浜のビーチの記事はコチラ⤵

この小さな島に、こんなに個性的なビーチがあることに驚き。

この先にもまだ、小港海岸ブタ海岸ジョンビーチと3つのビーチが待っている。

どんな雰囲気の海岸なのか、ますます楽しみになってきました。

 

コペペ海岸の南端に、「小港園地」と記された標識が立っていました。

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次に目指すは「小港海岸」ですが、恐らくこの方向なのでしょう。

念のため他の道がないか探してみましたが、どうやらこの一本のようです。

茂みの中には、急な階段が待っていました。

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名残惜しいですが、ここでコペペ海岸とはお別れ。

時間があれば、一日中のんびりと過ごしてみたいビーチでした。

 

登って下って小港海岸

急な階段をせっせと登ると、海を見下ろす崖の上に出ました。

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崖の上はちょっとした台地になっていて、平坦な道が伸びています。

うねうねと枝を広げる南洋風の木々の中を進む。

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階段登りで少し疲れたので、このまましばらく平地が続くといいな。

と思いきや、すぐに下りに。

しかも、かなりの角度です。

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まるで崖を逆落としに下るような急斜面。 

階段がつけられていますが、足元がおぼつかない。

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崖を降り切ると、そこには古びた橋が。

橋の向こうは、再び登りになっているようです。

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橋の上から河口側を見ると、タコノキの向こうに海が見える。

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どうやら河口のあたりも崖になっているようだ。

浜と浜の間は、こういった険しい地形で連接されていて、距離以上に遠く感じます。

コペペ海岸小港海岸は直線距離なら700mほどですが、なかなか着かない。

 

橋を渡ると、予想通り急な階段が出現。

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(;´Д`)ハアハア・・・

息を切らせて登っていくと、ようやく開けた崖の上に。

眼下に広がるのは、小港海岸に違いない。

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あとは下るだけ!

 

広い砂浜の小港海岸 

登りが終わりと分かったので、意気揚々と小港海岸へ急ぎます。

気持ち良く開けた道を下っていく。

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さらに下ると再び森に入ります。

どうやら、道の向こうに平地が見えてきました。

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トンネルのような森を抜けると、砂浜が見えてきた・・・f:id:trailtravel:20200510162001j:plain

そして・・・

一気に視界が開けます!

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(∩´∀`)∩ 広い!

小港海岸に到着!

時刻は11時でした。

真っ白な砂浜はコペペ海岸と同じですが、その広さは2倍以上ありそう。

雰囲気も、コペペが秘密のビーチなら、小港はオープンな感じ。

ビーチに沿って広がる林は、公園のようになっています。

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散策にピッタリの木陰ですね。

まるで外国の公園みたい。

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海岸を抜けると、バス停がありました。

小港海岸バス停です。

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東京最南端のバス停と書いてある。

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たしかに、この先で人が住んでいる島は母島だけですからね。

この後、さらに南へ下ってジョンビーチへ向かいますが、最後はここに戻りバスで大村海岸に帰る予定です。

時間を確かめておかなければ。

3時10分か、4時10分のバスには乗れそうだ。

最終は6時30分。

よほどのことがあっても、これまでには帰ってこれるでしょう。

ということで、さらにジョンビーチを目指して旅を続けます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回はいよいよ父島の旅も最終回。

縦走の最南端ジョンビーチへの旅のことを書きますね。

次回の旅はコチラ⤵


それでは、また。

(^ω^)ノ バイバイ

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