縦走しました筑波連山 ②
(写真:「観音様をたずねるみち」から夕焼けの筑波山を見る)
みなさん、こんにちは。
(*´ω`)
平成28年12月10日に旅した筑波連山縦走の旅の続きです。
前回は、筑波山頂から「筑波連山縦走のみち(1)」を走り、きのこ山でパラグライダーの離陸場を見て驚いたところまで書きました。
前回の旅はコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
今回は、きのこ山から「筑波連山縦走のみち(2)」と「観音様をたずねるみち」を旅します。
ちなみにルート図です。
きのこ山からは、加波山神社、燕山、雨引山と縦走してJR岩瀬駅でゴールする予定です。
残り20kmぐらい。この時点で13時20分ぐらいでした。
暗くなるのは17時ぐらいです。
とすると、あと4時間以内でゴールしたいですね。
まあ大丈夫でしょう。
でも、風は冷たいし、少し急いで行くことにします。
いい調子で進みます
きのこ山から足尾山へと向かう道は、しっかりした舗装道です。
冒険心は掻き立てられませんが、急いでいる時はこんな道の方がありがたい。
ジョギング程度の速さですが、走ることができるので20分程度で3km離れた足尾山に到着しました。
これは順調です。
このままでいけば、明るいうちに岩瀬駅にゴールできそう。
ヽ(^o^) いい調子なんだ!
ここから緩やかな下りを走り、これまた20分ほどで一本杉峠につきました。
14時5分です。
さらに心に余裕が生まれてきました。
この峠は、幾つもの道が交差していてちょっと複雑です。
なかなかわかりにくい道標ですね。
でも、しっかりと「加波山」方面を指しているので、迷わず進む。
舗装道は、ここから登りに変わります。
稜線上に大きな風車が見えてきました。
ここからでも、ブンブンと風車の回る音が聞こえてきます。
真下に行ってみると、強風に吹かれてかなりのスピードで回っていました。
大迫力です!
(* ´∀`) うわー
見とれたり、写真を撮ったりして、なんだかんだで時間を使ってしまいました。
加波山神社はどこ?
ここから、さらに舗装道を進むと、かなり長い距離を下ります。
そのうち、採石場が現れました。
この積み上げられた石ですが、一辺が2~3mぐらいの大きさがある巨石です。
ちょっと不安になってきました。
というのも、写真でもわかる通り、この採石場はかなり山の稜線から下ったところにあるのです。
が、地図では風車のあった場所から、引き続き尾根線をたどるようなルートで加波山神社に行くようになってる。
つまり、こんなに山を下りたりしないはずなのです。
でも、途中、道が分岐しているような箇所は見つけることができませんでした。
このとき、時間的には14時半ぐらい。
少し迷いましたが、もう少し進んでみることにします。
すると、採石場の事務所らしきプレハブがあり、そこから黒ネコが近づいてきました。
めっちゃ人懐っこいです。
ちょっと怒ったような顔で写っていますが、怒っていませんホントです。
見ると、顔に何か白いものがくっついている。
どうやらガムのようでした。
かわいそうなので、取ってあげます。
粘っこいので、ずいぶん毛を引っ張りましたが、全然逃げようとしませんでした。
さらに、ふと気づくと、ほかにもネコが!
しかも、他にも3匹ぐらいいて、こっちを見ている。
前に記事で書いたサバトラたちです。
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
(*´ω`*) ほのぼの
ちょっと興奮して、なでたりお腹をくすぐったりしてしまいます。
で、ふと我に返ると、相当時間を使っていることに気づきました。
イカン!
ということで、ニャーニャー追いすがるネコたちを振り切り、再び進みます。
しかし、道はさらに下り続ける。
さらに、集落らしきものまで遠くに見え始めてきた。
もう明らかに道を間違えています。
うわー参ったなと思っていると、なんと、道の脇に「加波山神社」の看板を発見!
どうやらここからも加波山神社に行けるみたいです。
ということで、いそいで登ること約15分、何とか加波山神社にたどり着くことができました。
とうとう夜のトレイル
加波山神社からは再び尾根沿いの道となりますが、舗装路ではなくトレイルになります。
意外と急です。
加波山神社から燕山は1kmほどしか離れておらず、15分ほどで到着しました。
山頂です。
なんだか道の途中のような山頂でした。
時計を見ると15時半、距離は31km少々と出ています。
そうすると、日没までにゴールするには残り10kmを1時間少々です。
うーん。普通のマラソンなら大丈夫なんですけどね、何しろトレイルの登り下りだから最後は暗くなるかもしれない。
時間を忘れてネコと戯れてしまったことが効いてきます・・・
(*´Д`) くっ・・・
ともかく、次の雨引山に向かって、先を急ぎましょう。
思ったより、平坦で走りやすいトレイルが続きます。
夕暮れが迫ってなければ、もっと楽しめたのに。
次第に下りが多くなってきます。
快調ですよ ♬
とおもったら、急な登りが現れました。
登りが多くなって、スピードが落ちてきます。しばらく上ったり下ったりしていると、小さなピークに出ました。
もしかして雨引山かな?
と期待しましたが、違いました。
だんだん日が沈んできて、暗くなってきます。
せっかく登ったのですが、また下ります。
向かいの山が夕日を浴びて赤く染まってきれいでした。
あれが雨引山かな・・・
そして、ようやく、
雨引山に到着しました。
山頂は広くて、東屋まであります。
富士山も見えました。
時間の余裕があれば、ここで一休みすると気持ちいいんだろうな。
しかし、もはやこの夕日の残光も、あと10分というところでしょうか。
時計は16時35分を指していました。
ここで、ザックを下ろし、ヘッドライトを取り出して夜の準備をします。
残り5km程度で、なおかつ人里も近い山ですが、
それでもやはり夜を迎えるこの瞬間は、いつも心が引き締まります。
そして、いよいよ空が深い青色に染まり始め、夜がやってきました。
JR岩瀬駅までは残り5km、下り基調です。
( ;´Д`) まっくら・・・
里山と言っても侮れません。
むしろ、こういう所のほうが道が判然としなかったり、道でもない方向に踏み跡がついていたりと、間違えやすい。
ここで道を間違えると、かなりダメージが大きいので、慎重に進みます。
木々の間に、目指す岩瀬の街の明かりが見えました。
心強いです。
夜の山から見ると、どんなに小さな町の灯りでも、とても輝いて見えますよ。
通勤の時にみる都会の灯りなんか、これに比べたら霞んで見えます。
そしてとうとう下山。
岩瀬駅はもうすぐそこです。
この踏切を渡って、右に曲がると、
到着しました。岩瀬駅です。
(*´∀`)ノ ついたー!
17時30分でした。
もっと余裕をもってゴールできる予定だったんですがね、最後は結構大変でした。
そう言えば、こんな感じで、最後夜になった旅が前にもあったなあ。
コレです⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
まあ、道を間違えたり、ネコと遊んだりするのも、旅の醍醐味です。
ともかく、無事に帰れてよかった。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
茨城も残り100kmを切りました。
次回は一気に栃木県境まで行ってみたいと思うのでした。
この続きはコチラ⤵
trailtravel8hureai.hatenablog.jp
ではまた。
(= ´ω`)ノ バイバイ
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